※シリーズ第1作目の概要についてはこちらを参照。⇒初代キングダムハーツ
概要
ウォルト・ディズニー社とスクウェア・エニックスのコラボレーション作品。略称はKH、キンハ、王国心など。
本作オリジナルキャラがディズニーの世界を駆け回るという、これまでに無かった形容の作品である。ディズニーキャラに加えて、FFやすばらしきこのせかいといったスクエニ作品からのゲストキャラが登場する。
この異色のコラボレーションや「心」をテーマとした物語から大きな反響を呼んだ。
主題歌はシリーズ全体を通して宇多田ヒカルが担当している。
ジャンルはRPGだが、アクションゲームの性格もかなり強く、正確にはアクションRPGに近い。
操作は分かりやすく単純であり、難易度設定がある他、隠しボスやシークレットムービーなどのやりこみ要素もあるため、ゲーム初心者から上級者まで楽しめるよう配慮された設計となっている。普段ゲームを触らないような女性にも支持されているのも特徴。
なお、KHシリーズの著作権はディズニーが持つので、ソラやカイリなどの本作のオリジナルキャラクターは全てディズニーが著作権を管理するディズニーキャラクターである。
シリーズ作品
キングダムハーツシリーズを参照。
登場キャラクター
キングダムハーツのキャラクターを参照。
登場作品
{}内はキャラクターのみ登場した作品
()内はワールドとして登場した作品
ディズニー作品
- 101匹わんちゃん{1}
- アナと雪の女王(3)
- アラジン(1・COM・2・Days・coded・χ)
- 王様の剣{1・2・3}
- くまのプーさん(1・COM・2・3)
- 蒸気船ウィリー(2)
- シュガー・ラッシュ{3}(Uχ)
- 白雪姫{1}(Bbs・χ)
- シンデレラ{1}(Bbs・Uχ)
- ターザン(1)
- ダンボ{1}
- チキン・リトル{2}
- 塔の上のラプンツェル(3)
- トロン(2)
- トロン:レガシー(3D)
- ナイトメア・ビフォア・クリスマス(1・COM・2・Days)
- 眠れる森の美女{1・COM・2・coded・3}(Bbs・Uχ)
- パイレーツ・オブ・カリビアン(2・3)
- バンビ{1}
- ピーターパン{2}(1・COM・Days・Bbs)
- 美女と野獣{1}(2・Days・χ)
- ピノキオ{2・coded・3}(1・COM・3D)
- ファンタジア{1}(3D)
- 不思議の国のアリス(1・COM・Days・coded・χ)
- ベイマックス(3)
- ヘラクレス(1・COM・2・Days・coded・Bbs・χ・3)
- ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士(3D)
- ムーラン{1}(2)
- ライオン・キング{1・3}(2)
- リトル・マーメイド{3}(1・COM・2)
- リロ・アンド・スティッチ{2・3}(Bbs)
- わんわん物語{1・3D}…ただしキャラとしてではなく銅像で登場
ピクサー作品
- トイ・ストーリー(3)
- モンスターズ・インク(3)
- レミーのおいしいレストラン{3}
スクウェア・エニックス作品
※全てキャラクターのみ登場
- ファイナルファンタジー6{2}
- ファイナルファンタジー7{1・COM・2・coded・Bbs・χ}
- ファイナルファンタジー8{1・COM・2・coded・Bbs}
- ファイナルファンタジー9{2}
- ファイナルファンタジー10{1・COM・2・coded}
- ファイナルファンタジー10-2{2}
- すばらしきこのせかい{3D}
漫画・小説版
漫画
天野シロが作者であるキングダムハーツのコミカライズ版。
「KH1」の頃はゲーム雑誌『ファミ通PS2』で連載。スクウェア・エニックスに合併してからは自社の漫画雑誌『月刊少年ガンガン』にて連載された。
現在は「358/2Days」を挟んで「KH2」の物語まで連載終了。
BbS・Coded・3D・0.2を飛ばして、「KH3」が2019年4月29日よりガンガンONLINEで連載開始した
大筋は原作通りだが、立ち寄っていないワールドがあったり展開が多少簡略化されている等コミカライズ故の宿命が見られる。
"ディズニー作品とのコラボ"であるキングダムハーツ本編と異なり、"キングダムハーツのコミカライズ"であるため、キングダムハーツという大筋の話に関わらないワールド(Iの敵組織であるディズニーヴィランズや、ⅡやIIIのXIII機関が現れない、或いは現れても話に関わる収穫や損害がないワールド)はスルーされているのだと思われる
とはいえ必要な場面等はちゃんと描かれているのでゲーム未プレイの方でも特に問題はない。
メタ発言などゲームよりもギャグシーンが多めで、漫画独自のキャラ付けや設定があるなどアレンジが加えられている。
- キングダム ハーツ(ファミ通PS2連載、全4巻。エンターブレイン刊、現在は絶版)
- キングダム ハーツ FINAL MIX(スクウェア・エニックス刊の上記の新装版、全3巻)
- キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ(月刊少年ガンガン連載、全2巻)
- キングダム ハーツ2(月刊少年ガンガン連載、全10巻)
- キングダム ハーツ 358/2 Days(月刊少年ガンガン連載、全5巻)
- キングダムハーツ3(ガンガンONLINE連載)
小説
金巻ともこを著者とするキングダムハーツの小説版。
挿絵や表紙は、漫画版作者の天野シロ。
こちらもカットされるワールドがあるなど展開の簡略化がみられるが、ゲームであまり語られなかったキャラの心理描写や他キャラの暗躍などが描かれている。
因みに、著者の金巻ともこは、358/2 Daysのシナリオを担当しており、シオンの名付け親でもある。
- キングダム ハーツ(上下巻)
- キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ(ソラ編上下巻、リク編1巻)
- キングダム ハーツ2(全4巻、短編全2巻)
- キングダム ハーツ 358/2 Days(全3巻)
- キングダム ハーツ バース バイ スリープ(全3巻)
- キングダム ハーツ Re:コーデッド(全1巻)
- キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス](全2巻)
- キングダム ハーツ キー キミとキーブレードの物語
- キングダム ハーツ3 (全3巻)
著作権について
FFや「すばらしきこのせかい」のキャラ以外は全てディズニー側に著作権があるので、イラストを投稿する際はその辺を考慮する必要がある。
ただ動画サイトなどでも動画が普通にあるので、常識を逸脱しなければ寛容に見て貰える模様。
しかしディズニー社がたいへん著作権に厳しい、そして大規模な会社であるという事を忘れてはならない。関連のマナーサイトなどをよく読み、熟知の上で作品を投稿する事が望ましい。
…というのが一般論であったが、実際にはそういった風潮は都市伝説レベルの話。キングダムハーツのサークルもしっかり存在している。
上述の内容を真に受けて大騒ぎする者も多いことは事実だが、ぶっちゃけるとディズニー社自身がしっかり二次創作などを容認する発言をしている。
マナーサイトを鵜呑みにして叩く方がよろしくないだろう。
その他
- ディズニーハロウィンでコスプレ参加できるのだが、かつてはキングダムハーツのキャラは除外されていた。だが2015年より、ソラ・リク・カイリなどのキングダムハーツオリジナルキャラ(=ディズニー版権のキャラ)に限りコスプレ参加が解禁された。(キングダムハーツのFFキャラクターは仮装不可) またディズニーアンバサダーホテルではキングダムハーツルームを期間限定で2度開催しており、3度目の開催も決定している
- 2011年春より放送されていた『ユルアニ?』枠のアニメ『ほんとにあった!霊媒先生』の5話にて、『金華ハムダーツ』というキングダムハーツが元ネタらしきゲームが、数秒間ではあるが登場した。金華ハムダーツのタイトルには、キングダムハーツでもおなじみのハートマークや王冠があしらわれ、背景には、ソラ、ドナルド、グーフィ、王様と思しきシルエットがあった。しかし、ポスターには…。
- キングダムハーツモバイルのアバターは「データ」「人形」という伏線になっている。またDDFFやシアトリズムでそのデザインが登場したり、FFシリーズにも少なからず影響をあたえている。(参考:キングダムハーツ(FF用語辞典wiki))
- こういう事がある為か、大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALにソラが参戦する際に登場するファイター全員がフィギュアに戻る演出がとられた。
作中用語してのキングダム ハーツ
「世界の中心」「大いなる心」「王国の心」とも呼ばれる、心の集合体。
アンセムは「世界の心がつながり、全ての心が帰る場所」と推測しているが、その実態の多くは謎に包まれている。またその性質によって形は一定ではない。
人の心のキングダムハーツ(ハートレスをキーブレードで倒した際に飛び出る心を横取りして凝縮した物)、世界のキングダムハーツ(天然物、世界そのものの心)等、キーブレード同様種類がある模様
劇中では重要な位置を占めており、敵となる存在が何度も完成を目論んでは主人公たちに阻止されてきた。
関連イラスト
関連タグ
ディズニー ファイナルファンタジーシリーズ コラボレーション
KH キンハー キンハ 王国心 kingdomhearts kingdom_hearts:表記ゆれ
王国心100users入り 王国心500users入り 王国心1000users入り KH1000users入り
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL・・・2021年10月にソラが参戦