概要
『ファイナルファンタジーシリーズ』とは、スクウェア・エニックス(旧:スクウェア)が制作・販売するRPGのシリーズである。
ちなみに『FF』のみで検索すると膨大な量の関係イラストや無関係なイラストまでヒットする。
※元々この記事自体もそれを回避するために作成された
複数のファイナルファンタジーシリーズのキャラクター達が絡んでいるイラストに使われているタグとしては『FFシリーズ』が多い。
ちなみに『ファイナルファンタジー』というタイトルは、第一作を発売した当時スクウェアは倒産寸前であり、「これが最後の作品」という意味を込めてつけたものであるが、これが大当たりし倒産の危機を回避。現在まで続くビッグタイトルに成長することになる(なお、この『ファイナルファンタジー』という意味を逆手に取ってか、一部の作品では「(終盤の展開において)『幻想』が終焉する」という意味が込められている説もある)。
FF6以降の任天堂との絶縁状態とスクウェア・エニックスに統合されてからの和解を経ても任天堂のゲーム機にはFF7以降の作品が移植される機会は中々なかったが「7」「8」「9」「10」「10-2」「12」のHDリマスター版が2019年に相次いで任天堂ハードへ移植される事となった。
シリーズ一覧
メインであるナンバリング作品と、続編や外伝、人気サブキャラが主役を務める派生作品に分かれる。
ナンバリング作品
ナンバリングの派生作品
外伝・続編(映像作品含む)
該当作品 | 派生作品名 |
---|---|
FF4 | FF4 THE AFTER 月の帰還(FF4TA)/ファイナルファンタジー4 イージータイプ |
FF5 | ファイナルファンタジー(OVA)(FF(OVA)) |
FF7 | BEFORE CRISIS(BCFF7)/ADVENT CHILDREN(FF7AC)/LAST ORDER(LOFF7)/CRISIS CORE(CCFF7)/DIRGE of CERBERUS(FF7DC)/FINAL FANTASY VII G-BIKE/FINAL FANTASY VII REMAKE(FF7R)/THE FIRST SOLDIER(FF7FS)/EVER CRISIS(FF7EC)/FINAL FANTASY VII REBIRTH |
FF10 | ファイナルファンタジーX-2(FF10-2、FFX-2) |
FF11 | ジラートの幻影/プロマシアの呪縛 /アトルガンの秘宝 /アルタナの神兵 |
FF12 | ファイナルファンタジー12 レヴァナントウィング(FF12RW) |
FF13 | ファイナルファンタジー13-2/ライトニング リターンズ ファイナルファンタジー13(LRFF13) |
FF14 | 新生エオルゼア/蒼天のイシュガルド /紅蓮のリベレーター /漆黒のヴィランズ/暁月のフィナーレ |
FF15 | KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV /BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV /FINAL FANTASY XV POCKET EDITION /FFXV オンライン拡張パック:戦友(現・FFXV MULTIPLAYER: COMRADES) |
プロジェクト「ファブラ・ノヴァ・クリスタリス」
※以上3作品が該当するプロジェクト。開発初期はすべてFF13のシリーズ作品であった。詳しくはタグのリンクを参照。
FFT(タクティクス)シリーズ
- ファイナルファンタジータクティクス(FFT)
- ファイナルファンタジータクティクスアドバンス(FFTA)
- ファイナルファンタジータクティクスA2 封穴のグリモア(FFTA2)
- クリスタル・ガーディアンズ
FFCC(クリスタルクロニクル)シリーズ
- ファイナルファンタジークリスタルクロニクル(FFCC)
- ファイナルファンタジークリスタルクロニクル リングオブフェイト(FFCCRoF)
- 小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジークリスタルクロニクル
- ファイナルファンタジークリスタルクロニクル エコーズオブタイム(FFCCEoT)
- 光と闇の姫君と世界征服の塔 ファイナルファンタジークリスタルクロニクル
- ファイナルファンタジークリスタルクロニクル クリスタルベアラー(FFCCCB)
ディシディアシリーズ
- ディシディア ファイナルファンタジー(DFF)
- ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー(DDFF)
- ディシディア ファイナルファンタジー(アーケード)(DFFAC)
- ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア(DFFOO)
- ディシディア ファイナルファンタジー NT(DFFNT)
シアトリズムシリーズ
- シアトリズム ファイナルファンタジー(TFF)
- シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール(TFFCC)
- シアトリズム ファイナルファンタジー オールスターカーニバル(TFFAC)
- シアトリズム ファイナルバーライン(TFB)
チョコボシリーズ
カテゴリー名 | 作品名 |
---|---|
不思議なダンジョン | チョコボの不思議なダンジョン/チョコボの不思議なダンジョン2/チョコボの不思議なダンジョン時忘れの迷宮 |
パーティーゲーム | チョコボレーシング/チョコボスタリオン/ダイスDEチョコボ |
魔法の絵本 | チョコボと魔法の絵本/チョコボと魔法の絵本 魔女と少女と五人の勇者 |
モバイル・スマホシリーズ
- ファイナルファンタジーアギト(FFA) ※アギト+もこちらを参照。
- シアトリズムファイナルファンタジー(TFF)(iOS版)
- ファイナルファンタジーレコードキーパー(FFRK)
- メビウスファイナルファンタジー(メビウスFF)
- ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア(DFFOO)
- ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス(FFBE)
- ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス 幻影戦争(FFBE幻影戦争)
海外版外伝作品
その他のFFシリーズ
- ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエスト(FFUSA)
- 光の4戦士 ファイナルファンタジー外伝(光の4戦士)
- ファイナルファンタジーレジェンズ 光と闇の戦士
- 聖剣伝説 ファイナルファンタジー外伝(FF外伝)
- ファイナルファンタジーエクスプローラーズ(FFEX)
- ワールドオブファイナルファンタジー
- ストレンジャーオブパラダイスファイナルファンタジーオリジン
他メディア展開
- FF:U~ファイナルファンタジー:アンリミテッド~(FF:U)
- ファイナルファンタジー・劇場版(Final Fantasy:The Spirits Within)
- ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(テレビドラマ)
コラボレーション作品、イベント
- いただきストリート - ドラゴンクエストと共同で登場。「ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジーinいただきストリート」などシリーズ中、3作品でFFキャラクターが参戦している。
- キングダムハーツシリーズ - ディズニーとスクウェア・エニックスのコラボレーション作品。スクエニからは、FFキャラクターが多く登場している。魔法や一部技もFFと同じ名称を使用。
- ロードオブヴァーミリオン - FFシリーズのキャラクターやモンスターが外部参戦するほか、「ヘイスガ」など特殊技にもFF要素がみられる。
- 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ - 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』スクエニとFFシリーズを代表してクラウドがDLCとして参戦。『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』でも続投されたほか、さらに宿敵セフィロスがファイターパスVol.2のDLC参戦。
- モンスターストライク - ファイナルファンタジーシリーズ30周年の記念の一環として2017年2月16日(木)12:00~2017年3月2日(木)11:59まで期間限定コラボが実現した。シリーズの中でも主に『5』、『7』、『8』、『12』、『13』からの主人公及びメインとなる敵キャラクターが選別された。毎回コラボの際に凝った演出することに定評のあるアプリであるが、各コラボステージのBGMにはその作品ごとの戦闘曲が再現されるばかりかボス曲も個別に用意され、おまけに勝利時に流れるファンファーレもほぼ忠実に再現されている力の入れようである。これには往年のファンも賞賛している。またシリーズのメインイラストなど担当してきた天野喜孝氏によってモンストの人気キャラであるアーサーの新規イラストの書き下ろしも行った。このイラストは期間中OP画面に使用される。
- 東京オリンピック(2020年) - 入場行進の際、ドラクエやモンハン などのゲーム曲が使われ、その中に本作のメインテーマと勝利のファンファーレが使われた。
ファイナルファンタジーシリーズから要素等を採り入れた作品
明確にはシリーズに含まれない作品であるが、魔法やアイテム等を拝借したものをここでは扱う。
- Sa・Gaシリーズ - 先述のように海外では外伝扱いのGBの三部作だが、日本では別シリーズ。サガ1と2はFF2の熟練度システムを発展させた形。サガ3は概ねFFかつ一般的なRPGに近い仕様となった。この三部作以降は独自路線を歩む事となる。
- クロノトリガー - バトルにATBを採用していたり、魔法やアイテム名にファイナルファンタジーシリーズと共通する面がある。元々は幻に終わったファミコン版FF4の設定を再構成されたものとして企画するも一度は没になったものの一つで、実は聖剣伝説2もクロノトリガー同様に没になったものから生まれている。
- ブレイブリーシリーズ - 光の4戦士の後継的作品(続編ではない事に注意)でブレイブリーデフォルトを始めとした作品シリーズ。FF5までのファイナルファンタジーシリーズを意識し、物語にクリスタルが関わっている・FF5のジョブシステムやアビリティシステムを継承した形で新規作品シリーズとして世に出された。
略称「FF」について
ピクペディアにも書いてあるが、FFという略称はシリーズ初期のうちから定着していたが、公式な読み方は定まっていなかったため「エフエフ」派と「ファイファン」派で分かれていた。しかし最近になって公式に読み方が「エフエフ」であると判明。論争は落ち着いたように見られるが、「ファイファン」はファンの間で呼ばれ始めた略称なので、根強い一面もある。
ちなみにFF5には没防具アイテム「えふえふ」が存在し内部アイテムリストでは255番目に格納されているのだが、プログラムの数値すなわち番号では255=FFというネタにもなっている。
システム
戦闘面
- ATB(アクティブタイムバトル)
戦闘中はリアルタイムに時間が流れていき、ATBゲージがいっぱい(ただし、FF4においてはゲージは存在しない)になるとそのキャラクターのコマンド入力が出来るというシステム。
FF4以降このシステムを採用。FF10では採用されていない。
放っておくと全滅の危険がある為、戦闘中はポーズをかけて一時停止できる。
FF15では、仲間への指示コマンドを使用する際にのみ採用。
FF7リメイクにおいては、アイテム・魔法および特技を使用する際に使うという形で採用(『FF15』および『FF7』リメイクでは、通常攻撃時はゲージをためずとも攻撃ボタンのみで攻撃可能)。
- コマンド入力
- 魔法
- 召喚獣
詳しくはこちらを参照。
- ジョブ
- アビリティ
例)FF13→クリスタリウムを成長させるとアビリティ(能力)がアップする。
移動・アイテム
- 回復アイテム
魔法以外で体力を回復させるには「ポーション」と呼ばれるアイテムを使用する。
蘇生アイテムの「フェニックスの尾」と同じくシリーズ定番アイテムである。
- 装備
- フィールド&ダンジョン
その他
- グラフィック・演出
グラフィックは初期の頃はドット絵だったが、FF7からCGに変わる。CGのタッチはリアル風であり、キャラクター達の髪の毛の細さや乗り物等の機械も細かいところまで作り込まれている。
- パーティー
- ギル
用語関係
…Etc.
シリーズお馴染みのキャラ
チョコボ、モーグリ、シド等はシリーズを通して同じ名前の別のキャラやキャラそのものがかなり登場している。
主な記事のあるモンスター
※複数のシリーズに登場するもののみ初登場順に記載。
FF1 | オチュー マインドフレイア |
---|---|
FF2 | ベヒーモス モルボル クアール ボム アダマンタイマイ 鉄巨人 |
FF3 | アーリマン |
FF5 | トンベリ マジックポット ムーバー |
FF6 | ムー サボテンダー アルテマウェポン |
FF8 | オメガウェポン |
その他のモンスターについてはFFモンスターズを参照。
関連タグ
カテゴリー | タグ名 |
---|---|
ゲーム全般 | RPG、FF、FFシリーズ |
製作者関係 | スクウェア、スクウェア・エニックス、天野喜孝、野村哲也、渋谷員子 |
ブックマーク関係 | FF100users入り→FF500users入り→FF1000users入り→FF5000users入り→FF10000users入り→FF30000users入り |
カップリングタグ | FFNL(男×女)、FFBL(男×男)※腐向け、FFGL(女×女)※百合 |
二次創作・コラボレーション等 | 全ファイナルファンタジー大投票 ファイナルファンタジーS、FFν、FFオリキャラ、FF魔法擬人化、ファイナルファンタジー二次創作・コラボレーションタグ一覧 |
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