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チョコボレーシング

ちょこぼれーしんぐ

正式名称は『チョコボレーシング ~幻界へのロード~』。ここでは1999年に発売されたPlayStation用ソフトについて解説する。
目次 [非表示]

「キミと出会ってチョコボは育つ!強くなれ!!」

概要

1999年に発売されたチョコボシリーズの派生作品で、同シリーズキャラによるオールスターレースゲームとなっている。

BGMの多くは歴代『FF』シリーズのアレンジ曲で、『サガ』シリーズの音楽担当である伊藤賢治が担当。


このゲームの特色としてGPモードやタイムアタックの他にストーリーモードが存在し、全9章のステージのタイムの応じて点数(最大で100点)がもらえ、クリア後にエディットキャラを1体作成出来る。


同年12月には『チョコボスタリオン』や新作『ダイスDEチョコボ』と共に『チョコボコレクション』に収録された。


ゲームシステム

アビリティ

キャラクターセレクト時にアビリティを1つだけ選ぶことができる。時間の経過により左上のゲージが溜まっていき100%になると使用できる。また、ゲージが100%まで溜まると自動的に発動するアビリティも存在する。

計10種。内2種は隠しアビリティ。


  • ダッシュ:使うと加速する。
  • はばたき:使用している間は低空飛行状態となり、路面の影響を受けない。
  • グリプル:一定時間グリップの安定度が増し、コーナリング性能が強化。名前はFFシリーズの魔法「スリプル」より。
  • ぶんどる:他のプレイヤーの持っている魔石を1つ奪い取ることができる。奪えなかった場合はランダムに魔石が手に入る。
  • 魔石アップ:最後に手に入れた魔石のレベルを1つアップさせる。魔石を持っている状態で自動的に発動する。
  • バリア:ゲージが満タンになると自動でバリアを張り、魔石やアビリティの効果を一回だけ防いでくれる。
  • 魔石あずかり:ゲージが満タンの状態で魔石による攻撃を受けると発動し、その時受けた攻撃と同じ魔石が手に入る。
  • 突進:猛スピードで突進し、ぶつかった相手をスピンさせる。ダッシュ同様に加速用に使えるが、あちらと比べるとゲージがたまる速度が速い分、加速時間が短い。
  • メガフレア:隠しアビリティ。自分以外のすべてのプレイヤーを大クラッシュさせる。魔石やアビリティなどで防御することはできないが、ゲージがたまるのが遅い。元ネタはバハムートの「メガフレア」。
  • ガンブレード:隠しアビリティ。発動させると白く透明なガンブレードを背負い、1位になるまでスピードとグリップがあがる。この間は追い越した相手を切り裂いてクラッシュ(アビリティのバリア貫通)させる。ただしゲージがたまるまで時間が最長かつ、大クラッシュさせられたら強制解除してしまう。元ネタは『FFⅧ』の武器

魔石

 コース上の特定ポイントに並んでおり、一度に最大3個まで持つことができる。使用すると魔石を消費して魔法で様々なアクションを行える。他ゲームで言うところのアイテムに該当する。また(リフレク・死の宣告を除く)同じ種類の魔石を連続で取ると合体してレベルアップし魔法がパワーアップする。ただし、1レベルアップした魔石は2個、2レベルアップした魔石は3個とカウントされる。


プレイヤーの後ろから体当たりすると、魔石を奪うことができる。


魔石レベルアップ効果
×ランダムで一個いずれかの魔石が手に入る。順位の遅い時ほど強力なものが出やすい。
ヘイスト加速する。レベルアップすればするほど加速時間が長くなる。
ファイア一直線に飛ぶ火球を飛ばし命中したプレイヤーをクラッシュさせる。レベルアップするとホーミングするファイラに、最大レベルだと前方にいる全てのプレイヤーをホーミングし順に命中するファイガになる。
ブリザド踏むとスピンする氷を後方に設置する。レベルアップすると一度に氷を7個設置するブリザラに、最大レベルだと全プレイヤーを氷漬けにしたのちクラッシュさせるブリザガになる。
サンダー前にいるプレイヤーの前に雷を落とす。1本だけなので避けられやすいが、レベルアップすると3本になるサンダラになり避けにくくなる。最大レベルだと全プレイヤーを雷でクラッシュさせるサンダガになる。
ミニマム他プレイヤーを小さくしスピードダウン。重ねがけやレベルアップも可能。3段階まで小さくなると、他のプレイヤーに踏み潰されて一定時間走行不能になる。
リフレク×使うと一定時間バリアが張られ魔石からの攻撃を防ぐことができる。一度攻撃を防ぐとバリアは消える。また、この魔石は持っているだけでも攻撃を自動で防いでくれる(その際手持ちのストックから1つ消える)。サンダー系、ブリザガ、死の宣告、アルテマ系は魔石使用者に反射する。
死の宣告使うと目の前のプレイヤー1人に10カウントが始まり、カウントが0になるとクラッシュする。カウントが0になる前に他のプレイヤーにぶつかると相手にカウントを移すことができる。
アルテマ他プレイヤーを全員スピンさせる。レベルが上がればクラッシュ、大クラッシュと威力が上がる。

登場キャラクター

キャラセレクト時には自由にアビリティが選べるものの、GPモードやストーリーモードでは所持アビリティが設定されている。


初期キャラクター

チョコボ

所持アビリティ:ダッシュ

ホームステージ:シドのテストコース

ステータスは軒並み平均的なバランスキャラ。

使用するマシンはシドの開発した「ジェット・ブレードCR」。

ストーリーモードでは台詞は「クエッ」としか喋らない。


モーグリ

所持アビリティ:はばたき

ホームステージ:モーグリフォレスト

マシンは動力付き動力付きキックボードのような外見「モグ・スルーR2」。チョコボに対抗してシドに開発を依頼したのモンスターマシン(と本人は思っているが、シドがうっかり忘れていおり1日で仕上げたと言うなんとも言えない裏事情がある)。

性能は最高速を含め、全てが平均的な性能。軽めで若干加速が良い。


ゴーレム

所持アビリティ:グリプル

ホームステージ:巨人の遺跡

マシンはゴーカートのような「ロックルーザーV8」。

グリップ性能が優れているコーナリング重視キャラ。ただし機体が重い為、最高速度が他と比べると劣る。


ゴブリン

所持アビリティ:ぶんどる

ホームステージ:ミスリル鉱山

マシンは「ゴブトロッコH4」。

最高速度こそあるがグリップ性能に難がある。


黒魔道士

所持アビリティ:魔石アップ

ホームステージ:黒の館

空を飛ぶ雲「魔雲」に乗ってレースに参戦する。

最高速がある…と言ってもチョコボと大差ない。その代わり、空中に浮かんでいるため路面の状況やブリザドで設置する氷トラップを無視して走行できる。ただしグリップ性能は低い。


白魔道士

所持アビリティ:バリア

ホームステージ:ミシディア空中庭園

名称は白魔道士だが、デザインは『チョコボ2』のシロマとほぼ同じ。

「ホーリーカーペット」という空飛ぶ絨毯に乗る。黒魔道士と同じく路面の影響を受けないが、あちらと比べると最高速が劣る代わり、グリップと加速性能に優れ、初心者でも扱いやすい。


デブチョコボ

所持アビリティ:魔石あずかり

ホームステージ:ハングリーランド

三輪車「DEV・トライシクル」に乗って登場。見かけに寄らずグリップ能力は非常に高く小回りが利き、ドリフト性能が高いコーナリング特化キャラ。その分最高速度は最低クラス。


ベヒーモス

所持アビリティ:突進

ホームステージ:グルグ火山

マシンはキャタピラ走行の「ベヒーメタル99式」。

ゴーレム同様にドリフト・グリップ性能に優れたコーナリング重視キャラ。

プレイヤーキャラとしてはストーリーモード最後の存在として立ち塞がる。


隠しキャラクター

その1

これらの解禁に合わせ隠しアビリティや隠しコースが追加される。

ストーリーモー1周クリアでバハムート、2周クリア後に挑まれるレースに勝利でスコールがそれぞれ解禁される。


バハムート

所持アビリティ:メガフレア

ホームステージ:幻界

シリーズおなじみの幻獣王。ストーリーモードでは最後の試練としてプレイヤーの前に立ち塞がる。

マシン…と言うより自身の翼「ドラゴン ウイング」で挑んでくる。

飛行キャラゆえに路面の影響を受けず最高速度も上位クラス。難点としてグリップ性能が悪目で使いこなすにはある程度の慣れがいる。


隠しキャラの中では唯一、エディットモードのベースに選択可能。


スコール

所持アビリティ:ガンブレード

ホームステージ:FF8サーキット

FFⅧ』からのゲスト参戦。搭乗機はテンペスト(アーヴァイン魔女イデアの狙撃に失敗した後、スコールが凱旋門に突入する際に乗り込んだ車)。


最高速度は固有キャラ中最速を誇るが、グリップや加速性能が低いため、なかなか扱いづらい上級者向けキャラ。

他の隠しキャラと比べて乱入イベントや専用ステージ、アビリティなどが用意されているなど演出面では本作のゲストキャラの中でも破格の扱いとなっている。


その2

キャラセレクト時にカーソルをスコールに合わせて特定のコマンドを入れると選ぶことができる。

使用キャラはストーリーモードを周回するたびに増えていく。


キャラ名必要クリア回数コマンド出典解説
シドタンク(シド)3回L1押しながら○チョコボ2最高速度こそ極めて遅いがグリップやドリフト性能が高い。
ムンバ4回L2押しながら○FFⅧチョコボと同速のオールラウンダータイプ。
クラウド5回R1押しながら○FFⅦバイク「ハーディ=デイトナ」で参戦。グリップが無いためコーナリングが不得手だが最高速度に優れる。
サボテンダー6回R2押しながら○FFⅥまさかの自分の足で走る。スタート前から肩で息をしている状態で全レーサーの中でもダントツに足が遅い。どのぐらいかと言えば、ジャンプ台で道路を飛び越えるコースで加速が付かず越せないほど。ネタキャラだがヘイストやアビリティ使用中の加速力はトップクラスなのでワンチャン力はある。
Aya7回L1+L2押しながら○パラサイト・イヴパトカーに乗っているためアヤ本人の姿は見えず。
初代チョコボ8回R1+R2押しながら○FFⅡFFⅡのドット絵チョコボ。性能は通常チョコボと全く同じ。
インビンシブル9回L1+R1押しながら○FFⅢ3に登場した飛空艇。性能は速いどころか爆速であり、他キャラがアビリティや魔石を駆使してようやく200km/hを出するとしてインビンシブルは素で240〜280km/hと言うデタラメな数値を叩き出す。その代わりあまりに速過ぎて常人には制御不能になる。
ジャック10回L2+R2押しながら○とびだせ大作戦自分の足で走るため、全レーサーの中でもダントツに足が遅く、サボテンダーといい勝負。なおサボテンダーにも言えるが、何故か、普通に走るよりもバックで走った方が速い。

関連タグ

スクウェア チョコボシリーズ

チョコボGP…続編。

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