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チョコボの不思議なダンジョン2

ちょこぼのふしぎなだんじょんつー

『チョコボの不思議なダンジョン2』とは、1998年に発売されたPlay Station用ソフトである。
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概要編集

1997年に発売された『チョコボの不思議なダンジョン』の続編。1998年12月23日に発売。


入るたびに地形が変わる不思議なダンジョンを主軸としたローグライクゲーム

前作同様デフォルメされたモンスターたちを中心とした世界観だが、シリーズおなじみのシドや後続の作品にも登場するヒロインであるシロマが初登場したりと前作よりもストーリー性が大きく重視されている。


日本限定発売だった前作と異なり、北米でも1999年11月30日に本作が発売された。北米版のタイトルは "Chocobo's Dungeon 2" と、前作が発売されていないものの「2」の数字が付けられている。北米では同年8月、本作に先駆けて "Chocobo Racing"(『チョコボレーシング ~幻界へのロード~』)が発売されており、その後続作品として本作が発売される形となっていた。


なお、2と銘打っているが、実際には無印不思議なダンジョンとはストーリー上のつながりはなく、本作の登場人物はあくまで性格と外見を引き継いだ別人という扱いになっている。


ストーリー編集

チョコボは、またモーグリといっしょに旅することを決心したようです。

いくつかの森を抜け海沿いを進んでいくうち、岬に大きなダンジョンの入り口を発見しました。

事件は、モンスターと人間との隔絶を生み、思わぬ危機がこの風光明媚な領域に迫ります。


ゲームシステム編集

TATB2(ターンアクティブタイムバトル2)

無印にも同様のシステムがあったが今作では多く変化。


敵には赤・緑・青の3色で色分けされたATBバーが表示されており、チョコボが1回行動するごとに、チョコボターンを示す緑のバーの分だけ

敵のATBバーから青い空白部分が消えて左から赤く染まっていき、

バーが全て赤色に染まると敵が1回攻撃行動を起こし、その後バーが初期状態に戻る。

バーが長いほど強力な攻撃である事が多い。


序盤はATBゲージが溜まるまでかなりの時間がかかるゲームバランスのため、戦闘より逃走が重要となる。


仲間キャラクター

前作と異なり、本作は仲間と共に2人でのダンジョン探索をメインとしている。仲間は基本的にNPC(ノンプレイヤーキャラクター)としてチョコボの後に付き、AIで勝手に行動する。また、設定を切り替えれば仲間を2Pコントローラで操作できる。

また、本作では召喚獣は魔石での一度の攻撃だけでなく、ハネを使って仲間として呼び出す事もできる。召喚獣を呼んだ場合、通常の仲間が一時的に消えて召喚獣が代わりになる。ただし召喚獣は階を移動すると消え、呼び出すたびに元気が消費される。HPが0になると魔石による攻撃を行って去り、ハネもなくなってしまう。


装備の耐久と新アイテム

装備するツメやクラに耐久度が設定されている。戦闘をするたびに数値が減りゼロになると壊れてしまう。


ただし、アイテム合成で一定値以上の+がついた装備が壊れると新アイテム『ハネ』が手に入る。

これは通常アイテムとは別カテゴリに分類され、「魔法の本の強化」「ステータスUP」「同行召喚獣を呼ぶ」と様々な効果をもたらす。

なお、一部の羽は、冒険の拠点となる村でのサブイベントでも手に入る。


主なキャラクター編集

チョコボ

主人公。好奇心旺盛で食いしん坊。ただし物忘れが激しい。言葉は話せず鳴き声しか発することしかできない。心優しい性格で村ではただ一人の人間で迫害されていたシロマの良き理解者となっていく。


なお、モーグリとは相棒の関係だが、前作とのつながりが無いため「プーレ」と言った固有の名前は無い(一応、変更可能ではある)。


モーグリ

主人公の相棒。レアアイテム入手を夢見て、チョコボと共に旅をしている。純粋なチョコボを利用する事もあるが憎めない性格でもある。


NPC時には、敵からアイテムを盗めると言う固有の能力を持つ。

前作とのつながりが無いため「アトラ」と言った固有の名前は無い(一応、変更可能ではある)。


シロマ

白魔道士の少女。最初に潜るダンジョンの側で一人暮らしをしていた少女。トラップにハマり外に放り出されたチョコボを介抱してくれた心優しき少女。ダンジョン崩壊後に自身の自宅が巻き込まれ、以前住んでいたモンスターらの村で再び住うのだが、なぜかそこの住民らとなぜが関係が良く無いようで…?


NPC時には、HPが減少すると1フロアにつき1回だけ回復魔法を使用してくれる。


シド

シドタワーに住む技師。ゴーグルをつけたヒゲオヤジ。

戦車シドタンクの他に、潜水艦シドマリナー、飛空艇シドウインドと言った様々なマシンを持つ(ただし、シドタンク以外はイベントのみの登場)。


NPC時としてダンジョン探索中に話しかけると地雷をセットしてくれる。


バハムート

シリーズおなじみの召喚獣。今作ではストーリーに大きく関わってくる。

『時の番人』であり、要所で登場し成り行きや未来を知っているような意味深な発言を寄越してくれる。

彼はこの時にあるべきでは無い今作のダンジョンを調べにきた。


当初は中立の傍観者の立ち位置にいたが、真実を知ってシドに自分の力を求めるように命令してほしいと呼びかける。


登場ダンジョン編集

岬のダンジョン

チョコボとモーグリが旅の最中に見つけた、最初に攻略することになるダンジョン。ただし1回目の探索の際にチョコボだけダンジョンから排出されるので2回は潜ることなる。

フローチャート的なダンジョンであるが、10Fにボスモンスターもいたりと気は抜けない。


最深部での事件で海に沈んでしまい、以後登場しなくなる。


シドタワー

シドの拠点である塔。15F建ての二重構造で10Fには中庭もある。

海の底に沈んでしまった岬のダンジョンを探索する方法を求め、潜水艦を借りに訪れるものの、塔はインプが占拠、不思議なダンジョンになってしまっており奪還を目指し最上階を目指す。


塔内に設置してあるロボにインプらが搭乗するとインプロボと化す。


海底遺構ダンジョン

劇中では海底のダンジョンとも呼ばれる。シドタワー奪還後、潜水艦シドマリナーで探索しようとするもうっかりチョコボが船体に穴を開けてしまい、止むえず酸素ボンベを持ったチョコボが海中に潜った結果、海底に人工物の遺跡を発見し海岸沿いに入り口を見つける。以後、シドマリナーのアームを橋代わりにして村から向かえるようになる。


序盤こそ水場が多く水生系のモンスターも多数いるが、奥に潜ると海底火山、迷路や人工的な作りのダンジョンへと変化していく。


山岳ダンジョン

さらわれたシロマを追ってシドと共に突入する。

大自然をかき分け、山岳地帯や雪山を登っていく。


道中には山小屋もある。


シドタワー(2回目)

空中に浮かぶ時空要塞の対処のため、塔の設備を利用しようとするが、塔が再びインプたちに占拠されてしまったため、奪還のために戦うこととなる。


1回目と同系統のモンスターが出現するが、皆1段回強化されている。


時空要塞ダンジョン

飛空艇シドウインドの突撃とバハムート、村人たちの攻撃で墜落した時空要塞。そこにいくまでの道のりと要塞内部がダンジョンとなっている。


本作のラストダンジョンであり、これまで登場しなかった強力な種族のモンスターが出現する。


関連タグ編集

チョコボの不思議なダンジョン スクウェア

ゲームアーカイブス…2010年に追加された。

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