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概要

ファイナルファンタジー4以降に登場する状態異常技。

技を掛けられた時点でカウントダウンが始まり、カウントが0になると強制的に戦闘不能にさせられてしまう。逆に言うと、カウント中ならば身体的な異常は一切無い。


このカウントダウン状態はエスナ等で解除することは出来ない為、この死の宣告のカウントが0になるまでに戦闘を終わらせるか、或いは戦闘不能を覚悟するしかない。尚、カウント0による戦闘不能は即死耐性を無視するのが普通であるため、理論的にはボスも倒せるが、ボスには死の宣告そのものが効かないことが多い。

後続の作品では「リレイズ」等、戦闘不能から自動復帰させる魔法やアビリティが登場したため、これらが一応の対策にはなる。


FF4で初登場した『アクティヴタイムバトル』における戦闘中の時間経過という仕様を活かした状態異常であり、カウントダウンのスピードはコンフィグで設定できるバトルスピード(時間の流れの速さの設定)に依存する。

このため、バトルスピードを上げるほど、カウントダウンが速くなり、下げると遅くなる。


FF4・FF4TA

初登場作。

アーリマンプレイグが使ってくる。プレイグの場合は全員に掛けてくる為、対策なしの場合カウント終了で全員戦闘不能になってしまう恐れがある。


この作品ではスタート時のカウントが10であるため、あまり余裕が無い戦いとなる。

更にアクティヴタイムバトル自体の初出作ゆえか、バトルスピードの変化による戦闘中の時間経過の速さの振れ幅が極端な嫌いがあるため、スピードが標準の時点でかなりのカウントダウンの速さを誇る上、ひとメモリだけでもスピードが上になっているだけで恐ろしいほどにスピードが速くなる。

上述の通り、バトルスピードに依存しているので、スピードを下げてしまえば楽に対処できる。


続編の4TAでは、同じくアーリマンが使用してくる。序盤にいきなり登場して使ってくるので、なおのこと焦りは禁物。終盤に暗黒騎士も使用してくるなど、出番が増えている。

また、イージータイプ版ではラスボスのゼロムスも使用してくる。イージータイプなのにやることはオリジナル版よりもえげつない。


FF5

4の時と異なり多くの敵が利用する。他にもグランドクロスの追加効果で発生することもあり、呪いの指輪というアクセサリを装備しても発生するようになった。

死の宣告の場合は発生すると、「30カウント後の死が約束された!」とメッセージ表示されるため基本的には30カウントだが、呪いの指輪やグランドクロスによる効果はカウントが50からになっている。

後述の作品ではアンデッドだと効かないといった特性も追加されているが、この作品ではアンデッドでもカウントが0になると倒れてしまう。また、ヘイスト状態になるとカウントが半分になり、スロウ状態になるとカウントが倍になってしまうため要注意(ストップで止める事が出来る)。

なお、この死の宣告になる呪いの指輪は防御力の高いアクセサリだが、システムの噛み合わなさで勝手に装備されることがよくあり、うんざりさせられた人も多かったことだろう。後期ハードの移植版では勝手に装備されないよう修正されているのでご安心を。


全体攻撃として使われることは無くなった為、安心出来るが使う敵は多くなったので要注意。よりにもよってラスボスエクスデスまで使ってくるため、前作よりも脅威になっている。


なお、本作から青魔法として扱われているためラーニングすればこちらが使う事もできる。とは言え、概要で先述した通り大抵のボスには専用の耐性で弾かれるし、ザコは普通に倒した方が早い。なお、この専用の耐性は味方も調合の竜のくちづけで付与出来る。


GBA版以降は「予言士」のジョブによって上記の青魔法とは別個の形でも使えるようになった。ジョブレベル次第ではわずか2カウントまで縮める事が出来る。


FF6

やはり青魔法として登場。今作でもFF5同様に技の追加効果として発動するケースもある。今作では解除手段としてマッシュの必殺技スパイラルソウルがあるが、マッシュの命と引き替えになってしまうので普通に戦闘不能になった後回復するケースが大半であろう。


ちなみに今作は即死耐性があると無効化出来る(カウントが0になっても戦闘不能にならない)。また、アンデッド状態だとカウントが0になった後にHPを全快するようになった。

敵にはまともに使えない点も5と大して変わらない。ピクセルリマスター以外の機種ではカウントが判らなくなっているので尚更。

呪いの指輪を装備すると死の宣告になるのも5と共通している。ただし、本作ではこれを装備すると即死魔法の1つであるデジョンを覚えることが可能なので利用価値がないワケではない。問題はこの指輪の入手自体が非常に困難であることだろうか。


また、呪われた防具である「血塗られた盾」を装備してもこの死の宣告が発生する。様々なデメリットがある防御性能皆無の呪われた防具だが、装備した状態で累計256回戦闘に勝利すれば、呪いが解けて最強の防具である「英雄の盾」に生まれ変わるため、解呪には是非とも挑戦しておきたい。


FF7

食らうと60カウントで戦闘不能になる。

なお、この状態異常だと威力が大幅にアップする武器もあり、うまく利用すれば強力。やられる前にやろう。

この作品でも呪いの指輪で死の宣告になるが、装備時のステータス上昇の恩恵が大きいため、使い用によっては活躍しやすくなっている。


FF8

カウント0での即死は即死耐性では防げない。その代わり、治療手段がいくつもある。症候群を起こしやすいエリクサーやラストエリクサーで治せるのはこの作品ぐらいだろう。

こちらからはコマンドアビリティ「しのせんこく」などで敵にかけることが可能。


FF9

青魔法として登場。相手の前に古い姿見の鏡が現れ、そこに死神が移り込んで崩壊するという演出。

受けるとカウント10から始まり、0で即死判定となる。

……しかし一番問題なのは、ラスボスが特殊攻撃「グランドクロス」でこれをランダムに付与してくる場合がある点。ひどい時には高レベル最強装備パーティーでも、全員で死の宣告を食らい、直後に上位魔法や全体物理攻撃「ニュートンリング」をぶちかまされて全滅――という筋書きさえあり得る。


FF10

今作ではターン制に近い流れのため、カウントは自身の行動順が来た時に為される。よって、必然的にカウントの数値は低く、5カウント後に戦闘不能となる。インターナショナル版で追加された「リボン」のアビリティでしか防ぐことが出来ない。

また、敵に使う際には無効化されなくともカウントの数値がマチマチであり、場合によっては7や10と長かったり、モンスター訓練場の裏ボスだと200以上のカウントになってしまう場合もある。

そのモンスター訓練場の裏ボスだが大半に有効であるのも特徴。カウントの数値は尽く200以上だが、リレイズがあれば強引に倒す事も出来る。


演出としてはデスを予告するような形式になっており、宣告時には死神が刻印を付けて去るだけだが、カウントが0になると即死耐性を無視するデスが発動し、死神が対象の魂を抜き取っていく。


FF13

敵専用。今作では今までの作品と異なり、必ずパーティリーダーに掛けてくる。パーティリーダーが死亡=ゲームオーバーとなる今作の性質上、死の宣告が来たらそのカウント以内に必ず倒さなければならなくなる。


カウントの時間は非常に長い……ように見えるが今作では1秒で10カウント、つまり0.1秒毎にカウントが進んでいくため結構焦らされる。


召喚獣利用時はカウントがストップするので時間稼ぎすることも不可能では無い。


ボス戦などであまりにも戦闘時間が長引くと使ってくる場合もあるため、実質、戦闘時間の制限があると思っても良い。

チョコボレーシング

魔石の一種。茶色い魔石にドクロが描かれている。

相手1人に死神を取り憑かせ、10カウント後にクラッシュさせる。

クラッシュ前に他のキャラに接触することで、そのキャラに死神を押し付けることが可能である。

ストーリーモードでは、グルグ火山で初登場する。


その他

転じて、相手が確実に死亡することを予言する決め台詞などがこの「死の宣告」に例えられる事が多い。


関連タグ

ファイナルファンタジー 青魔法 余命

北斗残悔拳 ほろびのうた

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