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概要

ファイナルファンタジー4」のラスボス

ストーリー上の悪の張本人ゼムスの魂が「完全暗黒物質」として復活したもの。

まずは青いモップのような姿で現れるが、クリスタルによって真の姿を現す。



その姿はどうみてもミジンコ

SFC版の頃から頭部先端に人に近い顔が描かれていたにもかかわらず、青い水晶体があまりにも目立ちすぎたためミジンコ呼ばわりが定着。DS版で真実に気付いたプレイヤーも多いとか。

おかげでpixiv上に投稿されるゼロムスのイラストも本来の顔自体が描かれていなかったりする。合掌。

倒すと「グ……ズ……ギャアアアム!」と個性的な断末魔を残すが、あの御代断末魔ほどにはネタにはされていない。


SFC版でこいつに対して、エクスカリバーを個数バグ("た5"でお馴染みのアレ)で増やしてエッジに投げさせるのはお約束。

「なげる> エクスカリバー :た5」


イージータイプでは全くの別デザインになっており、中央からエロい女の子が生えていて「抱擁」を使ってパーティを石化しようとする。SNES版ではイージータイプに準拠しているためゼロムスの外観はこちらである。

このイージータイプ版は、後にアドバンス版にてゼロムス:EGというボスキャラとして出演しているが、こちらは「抱擁」を使ってこない。ゼロムス:EGは、「ゼロムスであってゼロムスでないもの」とされており、力試しのような形で戦いを「挑まれる」。いわば、悪意の無いゼロムスと言えよう。倒しても完全消滅ではなく再び次の戦いまでに眠りにつく。

FF4イージータイプ版 ゼロムス


続編のFF4TAでは「ゼロムスマインド」として引き続き登場。長い雌伏の時を経て出た結論が「悪意こそ純粋な進化」。ある意味人間の進化はその通りかもしれない。


余談だが、ディシディアにてゴルベーザの最強武器として「ゼロムスの結晶」と言う武器が登場している。


生態

全体バフ解除のじげんのひずみ(変身前に身体が振動するアレ)・ブラックホールと高威力+スリップのビッグバーンを撃ちまくり、更に魔法攻撃にはフレアなどの強力な魔法でカウンターを仕掛けてくる。抜け穴らしい要素も無いことからシリーズ最強のラスボスという声も多い。逆に言えば、単純に攻撃に耐えられるほどパーティを強化(全て魔法攻撃なので、魔法防御を上げたい)すればシンプルに倒せる。良くも悪くも直球勝負の、分かりやすい強敵である。

通常プレイならローザを回復役にし、リディアに詠唱0のフレアを連発させられるLv55くらいまで上げればゴリ押しでクリア可能。

隠しボスを攻略できてもゼロムスは小細工抜きの直球勝負のため油断は禁物。


完全暗黒物質ゆえか「ダークマター」を盗む事ができるのだが、入手したところで何の役にも立たない。かつてこれを盗むとゼロムスからのダメージが軽減されるとの噂があったが、解析によって全く関係がない事が判明している。GBA版以降で入手すると説明に「none」とだけ書かれている。次作である「5」では調合アイテムとしてきちんと役割がついた。

ゼロムス:EGに関してはゼロムスよりもパラメータは高いのだが、道中で入手できる『奥義の書』の一部を使うと『ミニマム化』『トード化』で一定ターンはやたら体力が高いだけのザコになってしまう。その状態のまま倒すとかなりシュール。特にGBA版(初期ロットのE3版)はバグが存在した為、ゼロムス:EGで使うと召喚技にならなかった為、これもバグだと思われた事もある。なお、『奥義の書』はそれぞれ基本一つしか入手できないので『ミニマム化』『トード化』の効果がある書を大量に持ち込んでフルボッコはできない(まぁ、チートツールで個数を弄るとかすれば可能だが)。ちなみにゼロムスの方には一切効果は出ないので注意。

正攻法では強化されているため、相応のレベル上げが必要だが、こちらの強さが十分ならやはり楽勝になる相手。ただし追い詰めると、残りHPに応じた割合回復をカウンターで使ってくるため、一撃あたりの破壊力が回復量を上回らないと勝つことができなくなる。追加効果で魔法が発動する武器とか、あるいはジャンプやためるといった一撃の破壊力を高めるアビリティがあると助けになるだろう。


FF14

過去作からのオマージュキャラクターが多数登場するMMORPG『ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア』にも登場。

「暁月のフィナーレ」パッチ6.4での登場であり、第十三世界の大妖異として光の戦士の前に立ちはだかる。


ただし元々いた妖異ではなく、ゴルベーザが原初世界との間の次元の壁を破るために、遥かな過去に第十三世界に侵入したまま取り残されていた七大天竜が一翼「月竜アジュダヤ」を捕え、その膨大なエーテルと『故郷(=原初世界)に帰りたい』という想いを利用するため、アジュダヤを核にしたもの。

アジュダヤの核に、原初世界でゾディアークが討滅されたことによってただの闇のエーテルとなって霧散していた第十三世界に封じられていた分のゾディアークの欠片を組み合わせて生まれた妖異である。


月竜アジュダヤを原初世界へ連れ帰るため、そして原初世界への侵食を食い止めるために、光の戦士は数々の仲間の協力を得てゼロムスに立ち向かう。

結果、ゼロムスの討滅には成功するものの、闇の世界で最も闇のエーテルが濃い場所では妖異は倒してもすぐに復活してしまうため手詰まりに陥る。

しかしゼロが第一世界で得た光のエーテルと「仲間を信じ手を取り合って共に歩む」という想いを元に再起。妖異でありながら光の力を宿した存在に成り、ゼロムスの肉体を一瞬霧散させた隙に核であるアジュダヤの魂を切り離し、残るゼロムスの肉体を構成していた膨大な闇のエーテルを全て「メモリア」の力で結晶に封じる事に成功。

こうしてゼロムスは討滅され、原初世界への侵食は防がれた。


このゼロムスの闇のエーテルを封じたメモリアは光の戦士の手で第一世界へと送り届けられ、光に偏重しすぎた世界である第一世界に闇を齎す材料として今後利用される事が示唆されている。


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