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エドワード・ジェラルダイン

えっじ

エドワード・ジェラルダイン(Edward Geraldine)とは、RPG『ファイナルファンタジー4』及びその続編『FF4TA』に登場する人物。通称エッジ(Edge)。
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概要

RPG『FF4』及び続編の『FF4TA』に登場する人物。男性。

両親も含め、周囲から愛称のエッジ(以下、本項でもエッジと表記)で呼ばれている。


このpixivでもほとんどの絵にエッジタグのみが付いているが被りが多いため、「FF4」などと合わせて検索した方がよい


プロフィール(FF4当時)

名前エドワード・ジェラルダイン(Edward Geraldine)
職業ニンジャ(忍者)
出身エブラーナ国
年齢26歳
身長175cm
体重51kg
ききうでりょうて
CV石丸博也

経歴

FF4

エブラーナ国の第一王子。家臣からは「若様」と呼ばれていた。

ジョブは忍術を得意とするニンジャ忍者)。

忍者としてはエブラーナ王族でも歴代最高と謳われる素質の持ち主で、まだ若いながら王族のみに伝えられる奥義を難なく使いこなす腕前を持つ。


最終メンバーの一人で、登場時に26歳とパーティー最年長。しかしパーティーの兄貴分というわけではなく、性格はかなり情熱的(美人に目がない)で喧嘩っ早くお調子者。また好奇心旺盛。

エブラーナの民曰く「口は悪いがお優しい」「熱くなると見境がなくなる」とのこと。よくわかっていらっしゃる。


ゴルベーザ四天王の一人・炎のルビカンテによって滅ぼされてしまい、両親も殺された彼は復讐心を燃やし、ルビカンテに挑むも無残な返り討ちに遭う。瀕死の状態でセシルたちと邂逅し助けられるが、命を懸けてでもルビカンテを倒すという決意は変わらなかった。しかしリディアの涙によって考えを改め、仲間となることを決意。以降は最終決戦まで同行するメンバーの一人になる。

(同時に、ピュアな心を持ったリディアにぞっこん、惚れ込んでしまった。そりゃまだ会ったばかりなのにいきなり目の前できれいな成人女性に自分のためにおいおい泣かれたらね……)


初登場&加入がスポット参戦であるフースーヤを除けば全キャラクター中最も遅いが、実は主人公のセシルを除けばメンバーの入れ替わりが激しい本作で加入後は一度もパーティからの一時離脱がない唯一のキャラクター。また彼のような終盤に加入するキャラは影が薄くなりがちな印象が強いものの、加入後はモンスターへと改造された両親との悲しい別れ、宿敵ルビカンテとの対決など印象に残るイベント、メンバー中随一の熱血さと明るさと調子の良さを持つためそのような印象は全く受けないのも彼の魅力。


ゴルベーザに再び洗脳されて寝返り闇のクリスタルを奪って離脱したカイン・ハイウインドに対しては彼の行いに最も激怒していた(セシル、ローザ、リディアと違ってまだ付き合いが短いからというせいもあるだろうが)。ローザに説得された後も「また操られたりしなきゃいいんだがな」と苦言を呈すがカインの「その時は遠慮無く俺を斬るがいい!」という彼の覚悟を聞いて裏切り行為をチャラにする。そして全ての元凶たるゼムスに一太刀浴びせるためにセシル達と共に最終決戦へと向かう。


EDではエブラーナの王になるため修行中のようだが家臣からは王としての自覚が足りないと苦言を呈されている。この時は相変わらず美人な女性をナンパしたりしているようだがそれでも彼自身は「けどよーリディア、このエブラーナにゃ、おめーほど良い女はいねーよ…」と呟くなどやはり本命はどこまでもリディア一筋の様子でラストにセシルとローザの結婚式に参加した際もリディアに対し反応している。

FF4TA

10数年後の世界ではエブラーナ国の王となり、自国の復興を果たした。それだけでなく、プライベートでリディアの生まれ故郷であるミストの村復興にも協力している。エブラーナでは「御館様」と呼ばれており、ゲッコウ以下4人の有能な部下に恵まれ、人民の信望も厚いなどかなりの人格者となった模様。


性格も無鉄砲だった前作と較べ、より命を重んじるようになり、言動にも慎重さを増している。その一方で、昔ながらの喧嘩っ早さや情熱的な部分など相変わらずなところも。そして10年以上もリディアを追い求めており、もはやそれが生き様ともなっている。とはいえ、ほぼ相手にされていなかった前作と比較すると強固な信頼関係が芽生えており、色々とフラグも立っている(後述)。


また、かつて自分を圧倒的な力で打ち負かしたルビカンテに対する並々ならぬ強いライバル意識も変わっておらず、真月ではルビカンテとタイマンでの勝負を持ちかける(拒否することも可能)。ルビカンテ側もエッジの強さを認める発言をするが、倒したときの彼の一言は、ルビカンテの強さに自分は追いついていないという、強いライバル意識を支えるにふさわしい冷静で謙虚なものだった。


忍術が増え、体力や知性が強化されるなど性能が大幅にアップし、屈指の強キャラとなった。


戦闘スタイル

武器は刀・短剣・円月輪・爪などバリエーション豊富で、両利きであるため2本装備が可能。

オリジナルコマンドは「なげる」「ぬすむ」「にんじゅつ」。

二刀流+広範な武器適正を活かした強力な通常攻撃、専用の消費アイテムで敵単体に手っ取り早く纏まった固定ダメージを与えられる「なげる」、属性付加の全体攻撃「にんじゅつ」などの幅広い攻撃手段を備えた万能アタッカーで、忍者らしく適正レベルならほぼ確実に一番手を奪えるほどのトップクラスの素早さを有し、攻撃面はとにかく隙がない。

反面、防御性能は正しく紙であり、レベル差もあって加入当時は死亡頻度が高く、近接武器を装備できるからといって無策で前衛に立たせるのはかなり危ない。

意外に重要なのが爪であり、弱点を突くならこれの選択肢は常に頭に入れておくこと。武器換装を効率的に行うことでエッジのポテンシャルを大きく引き出される。


GBA版準拠の作品では、追加装備が強力であり、なおかつ盾が手に入るため、これらを手に入れると前衛でも安心して戦える性能になる。


容姿

セシル、カイン、ギルバート(更にパロム、ヤンも?)と長髪男性が多い当作品の中で、ただ一人の短髪キャラであり、爽やかな印象を与える二枚目である。髪色は銀。また、普段から口元にマスクを被っているため、後編も含めて素顔を見せたことは一度もない。SFC版におけるドット絵では、覆面を被っていたが、青髯を思わせるマスクのデザインが一部に不評であった。衣装は帷子だけで、割と露出が高い。そして、プロフィールからも分かるように、かなりの痩せ体型。しかしながら、身体はがっしりしており、ガリ(そっちの意味ではない)ではない。


FF4TAでは右目部分に傷痕ができている(眼はちゃんと見えている)が、その経緯についてはとくに言及されていない。マスクは相変わらずだが、頭巾の代わりに鉢巻きを巻いており、ドット絵でも髪が描かれている。また、首には何やら意味深な柄のマントを纏っているのも特徴。また、服装は忍装束となっており、リディアとは対照的に露出はめっきり減ってより落ち着いた格好となった。


リディアとの関係

エッジを語るときに欠かせないのがリディアの存在である。エッジにとって、リディアは永遠の思い人であり、TAエンディングの時点でもまだ結ばれてはいない。まして、FF4前作の時点では、リディアはむしろセシルに憧れを抱いているので、エッジは完全な鮑の片想い状態であった。


それにもかかわらず、当時から一部ファンの間ではエッジとリディアのカップリングが流行っていた(通称、エジリディ)。一方で、リディアはFF屈指のアイドルとして熱狂的なファンが多く、それだけに、リディアに付きまとうエッジが目の敵にされていた部分もあり、長年続いた某掲示板のリディアスレでエッジの話題はNGだったほどである(これはお前にはやらんというファン心理だけでなく、本来はセシルが好きなのに、エッジ相手はおかしいという理由もあった)。


あれから17年の時を経て続編が出たことで、二人の進展が明らかになった。結論を言うと、まだ結ばれた訳ではない。しかし、ゲームをプレイしたら分かるように、前作とは比較にならないほど、二人の信頼、絆が強固になっており、リディア自身もエッジに関心を抱いている描写が多々見受けられる(注1)。


インタールードの時点から、他の者が誰も見破れなかったリディアの偽者をエッジだけが一発で見破ったり(EDでは二人が仲良く向き合っており、これも前作ではなかったものである)、エッジがお忍びでミストを訪ねてたり、そうかと思えばリディアもエブラーナを訪れていたり、イフリートを一人で倒そうと意気込むエッジに対し、リディア一人で後を追ってきたり、幻獣が世界中で暴れ回っていることを知って落ち込むリディアをエッジが励ましたりしている。また、EDではリディアが、目前にエッジが現れてからずっと視線を送ったり、クオレの存在がそんな二人を取り持ついわば親子のような関係で書かれたり、リディアの育ての親ながら距離を置いていた幻獣王・王妃をエッジが説得して仲を取り持っていたりしている辺りなどからも、フラグと呼べる描写が際立っている。


決定打は公式小説の存在で、リディア自身が「彼(エッジ)がいたから人間界で暮らす決意をした」と幻獣王に発言している。その前に、アスラに「好きな人はいないのか」と訊かれてから、エッジを異性として意識し始める描写もあり、その問い掛けに対する答えがこれである。また、リディアによる「私を守ってくれるって言ったじゃない」という告白とも受け取れるような発言もある(注2)。


つまり、ファンの妄想から始まった二人の関係は、公式(スクエニ)によって両想いの関係、すなわちカップルと認められたとも言えるだろう(注3)。


脚注

  1. だが、ゲーム本編をプレイしているだけではどっちとも受け取れた。更に失恋を思わせるバンド技、ブロークンハート(結局、リディアのツンデレ技といえるのだが)の存在や終章後半において、エッジがヤンに世継ぎのことを訊かれて「夢見る歳でもない」となかば諦観した受け答えをするなどしていたためである。
  2. この発言は小説版FF4によるエッジの発言「お前を守る」に呼応しているものである。
  3. 但し、例の坂口博信プロデューサーによる「リディアの年齢は、女性が一番綺麗なのが20なのでそれぐらい」発言には続きがあり、「エッジの年齢が26なので…」と男女関係を意識したコメントをしているため、一概に非公認とは言い切れない部分もあった。

その他

  1. 北米版ではギルバートの名がエドワードに変更されている為、パーティキャラクターに二人「エドワード」が存在する事態に。
  2. DS版の声優は石丸博也氏。なんと氏が66歳の時に演じられている。

関連イラスト

エブラーナ。


関連タグ

FF4 ファイナルファンタジー4

他の最終メンバー:セシル・ハーヴィ ローザ・ファレル カイン・ハイウインド リディアエジリディ

FF4TAでの部下たち:ゲッコウ イザヨイ ザンゲツ ツキノワ

宿敵:ルビカンテ

似たようなコンセプトのキャラ:カイエン・ガラモンド(武士、仇討ち、仲間を疑うなど)


外部リンク

FF用語辞典内【エッジ】/FF4

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