概要
『FF4』シリーズに登場する女白魔道士で、本作のメインヒロイン的なキャラクター。トレンディドラマのヒロインのようなオーソドックスなキャラ付けをしている。並の白魔道士では及ばない治癒力を持ち、弓の腕も優れている。
タグとしては単にローザとなっている時が多い。
身長162cm、体重47kg。
セシルとカインとは幼少時からの幼馴染で、このころからすでに、セシルに好意を持っていたと思われる。セシルの力になりたいという動機で白魔道士の道を進む。セシルの安否を確認するために単身で砂漠まで追っかけてきたりと行動力が半端ない(FF4TAでは、とあるシナリオでローザがこの時通ったルートを主人公が通るのだが、これがかなりの難関である)。
物語序盤でゴルベーザに拉致されてしまい、土のクリスタルとの取引に利用されてしまう。約束を破ったゴルベーザに危うく処刑されそうになったが、間一髪のところでセシルに助けられた。以後は離脱することなく主要メンバーとなる。
FF4エンディングにてバロン王となったセシルと結婚、王妃となる。
『インタールード』でもセシルと引き続き同行するも、途中で体調不良を起こし離脱。
後にその理由が妊娠であることがセシルのセリフで判明する。
続編『FF4TA』では、セシルとの間に一児セオドアを産んで、母親らしい落ち着いた姿を見せている。
戦闘能力
FF4
装備可能な武器は弓矢・杖。
これまでの白魔道士のイメージを払拭するかのごとく、弓矢で果敢に戦う。
……というか後述の専用コマンドや本作の弓矢の使い勝手の悪さもあり、実質本作において弓矢を使いこなせるのは高レベル帯にならない限りローザ一択。
ジョブ的に言うならFF3の白魔道士と狩人のハイブリッド。
固有コマンドは「しろまほう」「いのり」「ねらう」。
「しろまほう」で習得する魔法はポロムと同じだが、どのレベルでどの魔法を習得するかが若干異なる。
「いのり」は味方全体のHPを回復するが、失敗する事もある。回復量は僅かなので、序盤を過ぎると出番はなくなる。
GBA版以降のリメイクでは、隠しダンジョンで入手できる白の指輪を装備すると、確実に発動できる上に味方全体にケアル・ケアルラ・ケアルダ&エスナのいずれかの効果を発揮する「きせき」に変化する。
「ねらう」は弓矢を装備している時にのみ使えるコマンドで、「たたかう」より攻撃発動がやや遅めになる代わりに、命中率が強化された攻撃を繰り出すことが可能。
本作では高レベル帯にならないと弓矢の命中率が悪いので、弓矢装備でローザを戦わせる際は、このコマンドを使うのが定石となる。
FF4DS
いのりの失敗率が下がり(原典は約50%でDSでは約10%)、回復量も味方全体のHPを最大値の10~15%回復となっており、MP(最大値の5~11%)まで回復できるようになっていることから、敵を無力化してから、このコマンドで回復すれば宿屋や回復アイテムなどの代金をケチれる。
他に唯一弓を装備できるキャラクターと化したほか、短剣を装備出来るようになっているが元々の種類が少なく威力の高い物が無いので杖か弓を使うユーザーが大半。
FF4TA
前作同様に白魔道士ポジションで、装備できる武器も同じ。
個人の使い勝手もほぼそのままで、魔法に関してはそちらの道を極めているポロムには今一歩及ばないが、「ねらう」で弓矢の威力を最大限に引き出せる物理アタッカー兼用という性能に変わりはない。
また、バンド技でも何気に色々なキャラとの組み合わせが多く、特に5人バンド技では全キャラ中最多の3種類に参加する。
固有コマンドは前作とほとんど変わらないが、「いのり」が「しゅくふく」に変更されている。
効果は味方全体のHP・MPの小回復だが、こちらもいのり同様に失敗する事がある。
立場が似た人
同じスクウェア・エニックスのブレイブリーデフォルトに登場するエタルニア公国元帥夫人『ヲカエ・リー』はおそらくローザが元ネタ。旦那であるエタルニア公国元帥にしてセシルと同じ聖騎士(パラディン)ブレイブ・リーに始まり、とにかく彼女にまつわる馴れ初めエピソードにはセシルとカインのような出来事がある。なお、彼女は白魔道士ではない。
余談
開発時点では死亡する予定だったとのこと。
実際に処刑救出イベント以後はローザの台詞が極端に減っている。
関連イラスト
関連タグ
セシロザ (セシルとのカップリングタグ)
バロン組 (セシル・カインとのトリオタグ)
甲斐田裕子:DS版のムービーで喋る際の声優、バルバリシアも兼任
セリス・シェール:FF6のヒロインの1人。囚われの身となる、PTの男性と恋愛要素がある、劇中で何度か離脱するなど共通点がある。