曖昧さ回避
- ファイナルファンタジーシリーズに登場する究極の魔法。名前は英語で究極を意味する"ultimate"に由来する。その威力・特性はシリーズごとにまちまち。アルテマウェポンなど、「アルテマ~」と冠した強力な武器などが登場することもある。
- ファイナルファンタジータクティクスのラスボス。→聖天使アルテマ(下記にも概略を記す)
- FFTA以降のイヴァリース作品に登場する召喚獣。容姿は異なるが、存在としては2.と同一だと思われる。
- ファイナルファンタジー16のラスボス。→アルテマ(FF16)
- エアガイツの究極魔法。上記FFシリーズからのゲスト設定。
- VIPRPGのキャラクター。
- グランブルーファンタジーに登場するトレジャー『アルテマメモリ』。詳細はこのトレジャーをドロップするレイドボスのこちらを参照のこと。→スーパーアルティメットバハムート
- ドラゴンクエストシリーズに登場するアルテマ。→アルテマソード
余談だが、英語表記だと"Ultima"であり、これは世界的に有名なコンピューターRPGシリーズ「ウルティマ」と全く同じである(ウルティマはラテン語発音)。
ファイナルファンタジーシリーズの魔法
作品にもよるが究極の攻撃魔法として登場する……が、作品によってはどう見ても名前負けしているが初期作品では最高クラスの威力になっていたフレアやホーリーやメテオなどが後塵を拝する事も多い。初出はFF2。
ファイナルファンタジー2
パンデモニウムを封じるために作られた魔法だが、強大すぎるため封印されたという壮大な設定を持つ。いざ、使ってみるとLv.1でダメージが3桁でるが、魔法レベルを上げても威力が変わらないのが難点。
この魔法を解放するために犠牲者もいる上、フリオニール達が一生懸命探した上でのこの威力は他の作品では見られないほどのガッカリ感である。20thアルティマニアでは「期待はずれのアルテマ」とネタにされた。
「魔法を育てていないプレイヤーでも一定以上のダメージが出せるので究極」「大昔の究極なので現代では時代遅れな過去の遺物」など当時から様々な擁護や牽強付会が為されてきた。
リメイク版では他の魔法や武器のレベルを上げることによって威力が上がるようになり、手間をかければ究極の魔法にもなる。
ファイナルファンタジー4
DS版でのみ登場。セシルとローザがふたりがけを行う事で発動可能。消費MPは99でメテオよりも強力だが、メテオでも9999ダメージになることが多いため、「限界突破」がないと意味が薄い。
「ふたりがけ」の魔法である為、若干マイナーではあるが、威力はアルテマの名に申し分ないだろう。
しつこいようだが、「限界突破」が無いと9999ダメージで止まってしまい勿体ない。
ファイナルファンタジー6
リメイク版を除けば2回目の登場。2での汚名返上と言わんばかりに強化されている。
無属性の全体攻撃魔法で、魔法防御無視&回避不可。魔力次第では敵全体に9999ダメージを与えることも可能。しかし習得手段が最強の剣との二択で入手出来る魔石ラグナロックか、かなり面倒な手法で入手出来る英雄の盾のどちらかしかない上に、いずれの方法でも習得スピードが最低レベルの「×1」である為、習得までの手間は結構なものである(魔石ラグナロックは最強の剣さえ諦めれば入手は楽だが)。
なお、魔石ラグナロックと英雄の盾を同時に装備すると習得スピードが単純に2倍になる。習得スピードが「×1」から「×2」になるのは地味に大きいので、手っ取り早くアルテマを習得させたいときなどは覚えておくといいかもしれない。GBA版以降のリメイク版はクリアデータ(ラストダンジョン突入前で再開)がある為、ラグナロク(最終決戦中に盗める)とラグナロックの両立状態が可能なので、魔石ラグナロックを入手する方が得策。
敵に使われると脅威で、リレイズで対策しないと軽く全滅出来るので注意。さり気なくセリスの魔封剣で吸収出来る(メテオは不可)ため、アルテマを使ってくる敵が増えたGBA版隠しダンジョンでは密かに重要である。
味方キャラではティナのみ自力習得出来る(Lv99)。魔石ラグナロック及び英雄の盾が入手出来なかった場合は唯一のアルテマ要員となる。
ちなみにSFC版では、あまり魔力を上げ過ぎるとダメージがオーバーフローを起こし、極小ダメージになってしまう。
この他、中ボスモンスターのアルテマウェポンとアルテマバスターも「我が名はアルテマ」と名乗っている。アルテマバスターは実際にアルテマを使ってくる。アルテマウェポンはフレアスターを使ってくる。
ファイナルファンタジー7
物語終盤、ノースコレルのヒュージマテリア奪還作戦後にアルテマのマテリアを入手できる。暴走列車を止められればタダで譲ってもらえるが、止められなかった場合は金を取られる。
入手した段階では使用できず、APをためてレベルアップさせなければならない。
今作では強力な攻撃魔法はエフェクトが長くて戦闘時間が長くなる欠点が有るが、この魔法は威力が高めで全体に及ぶ物の割には短いうえにホーリーやメテオがイベント魔法でプレイヤーが使えなくなっていたのも有り多くのプレイヤーに使用された。
ファイナルファンタジー8
アルテマウェポンなど一部のボスからドロー可能。ドローポイントも多数あるが、ある村には金を払うことでドロー可能になる唯一のドローポイントがある。
ファイナルファンタジー9
敵専用魔法。クジャとの戦闘で敵のHPを0にするとファイナルアタックで使用する。発動した時点で戦闘終了のため、攻撃力などの設定はない。
ファイナルファンタジー10
オリジナル版のスフィア盤では盤の中央にあり、習得するためにはLv.4キーロックを3つ解除しなければならない。
最強の黒魔法なだけあって、シンプルでスピーディなエフェクトが多い本作では派手な演出。しかし一部のボスだけでなく闘技場のモンスターはカウンターでホイホイ使用してくるため有り難みが薄い。
ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア
「渦なす生命の色、七つの扉開き 力の塔の天に到らん! アルテマ!」
敵専用魔法。魔導兵器アルテマウェポンのコアとして搭載された「黒聖石サビク」に封じられた古代魔法。新生編の最終決戦にて、アシエン・ラハブレアの手により起動され、舞台である魔導城プラエトリウムの尽くを消し飛ばすほどの威力を発揮しており、ハイデリンの星の意思が防御に力を割いていなければ、相対した光の戦士の命も危うい程であった。
その後の戦闘でも履行技として使用。
詠唱時間が長く、その間に止めなければパーティーが壊滅寸前になるほどのダメージを与えてくる。
なお、上記の詠唱文はFFTの聖天使アルテマと同一のもの。
ラハブレア役の池田秀一氏のフルボイスでの詠唱は必聴である。
『万魔殿パンデモニウム:天獄編』ではパンデモニウムが使ってくる他、アテナが変化したテオスが「テオス・アルテマ」を使用する。
ファイナルファンタジータクティクス
「虚栄の闇を払い、真実なる姿現せ あるがままに! アルテマ!」
ラムザとその妹のアルマのみラーニング可能な魔法で、見習い戦士とクレリックのアビリティの一つ。(PSP版ではルッソもラーニング可能)
アサシンのレディかセリア、汎用敵キャラのクレリック、アルテマデーモンの使うアルテマを食らうことで覚えることが出来るが、AIのルーチン上難しい。(聖天使アルテマのアルテマはラーニング不可)
PS版ではチョコボの不思議なデータディスクで使用可能となるアルテマデーモンがいれば味方に撃つことで覚えることが出来る。
敵専用の完全アルテマも登場している。
ファイナルファンタジータクティクスのラスボス
赤いハイレグレオタード姿の第一形態『聖天使』と、巨大な骸骨のような姿の第二形態『聖大天使』の2形態を持つ。
色んな意味で第一形態の方が人気は高い。
関連イラスト
関連タグ
ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア アルテマウェポン(FF14) アシエン・ラハブレア
エアガイツ
FFシリーズの関連作品『エアガイツ』にも登場する。
本家FFシリーズとは異なりダメージを与えるのではなく雑魚敵を異次元に追放して実質的に即死させる、ほぼ別物になっている。
仕様上敵はアイテムドロップしなくなるが、魔法石の消費は他の魔法と変わらず究極魔法の名に恥じぬチート性能になった。
VIPRPG
FFでお馴染みの魔法『アルテマ』の魔法具現化。
現在のところ唯一と言って良い、RPGツクールとは無関係な外部作品の魔法具現化である。
ぬくりあさんの姉で、姿は殆どぬくりあさんの色違いとなっているが、性格は対照的に穏やかである。