概要
名前は非常に立派であるにもかかわらず、実力や見た目などがそれに伴っていない様子のこと。当然、場合によっては誹謗の類である。
二次創作などでも名前負けと呼ばれるケースがあり、この場合人物だけでなく物にまでその範疇は広がる。
例えばRPGでラスボスみたいな名前なのに、序盤の腕試し的なクエストのボスで、Lv1の主人公でも軽くひねれてしまうようなのが居れば、そいつは「名前負けキャラ」である。
但し、この辺りの解釈は人それぞれであり、勘違いしてはいけないのは名前負けしていると思ったキャラであったとしてもそのキャラを愛する人は居る可能性があるという事実である。よって、主人公(笑)などと同様に名前負け、という評価だけを無意に振りまく行為は慎むべきであろう。
このように誹謗的な意味合いも孕むことに加えて、これまで作成された様々なまとめ的内容を持つ記事の編集傾向を省みるに、「それまで強キャラとして君臨していたキャラ」や「裏技で急激に弱体化するボス」などといったここに記述すべきか微妙なキャラまで乱雑に加筆される可能性もあるため、「名前負けしているキャラクター」を例示することは一切しない。
なお、相手の名前を見聞きして、圧倒されたりひるんだりする意を誤用として掲載している辞書もある。
名前負けしているアイテム
上述の理由により、名前負けしているキャラクターは記載しない。
代わりに例として「名前負けしているアイテム」をいくつか挙げておくので参考までに。
カオスブリンカー(『ファイナルファンタジーⅪ』)
名前の割に最弱クラスの武器である。
パパスの剣(『ドラゴンクエストⅤ』)
主人公の父親であるパパスの愛用した剣。感慨は深いが攻撃力は大したことが無い。念のために言えばパパスは『ドラゴンクエスト』シリーズのNPCでは屈指の強キャラで、素でもかなりの強パラメータで改心の一撃が出やすいなどあり、要は何を持たしてももの凄く強く、装備品が銅の剣であろうが仮に天空の剣(装備できないが)であってもその強さはほとんど変わらないだろう。
デュランダル(『ファイアーエムブレム 烈火の剣』)
性能は決して名前負けしていないが、その重量の所為で装備者ともども馬鹿にされがち。デブ剣と呼ばれることも。
例示なので追記の必要はありません