概要
『ドラゴンクエストⅣ』『ドラゴンクエストⅤ』では「天空の剣」と呼称されているが、『ドラゴンクエストⅥ』ではラミアスの剣と呼ばれている。
作品別
ドラゴンクエストⅣ
天空への塔へ入るために必要な進行上の必須アイテム。世界樹の最上階で入手可能。FC版では宝箱に入っているが、リメイク版では地面に突き立てられている。初めて手に入れたときは攻撃力はわずか65。その時点で町で売られているドラゴンキラーが攻撃力90もあり、凄まじい大差をつけられている。まぁドラゴンキラーは攻撃力の設定を間違ってるんじゃないか?というぐらい早く入手出来る割に非常に強力な武器ではあるのだが。
天空城で会えるマスタードラゴンの力によってパワーアップし、攻撃力が110まで跳ね上がり、道具として使うと単体に「いてつくはどう」の効果が発現するようになる。ただ、これでも最終的には微妙。はぐれメタルのけんは攻撃力130ということで、なんと20も高い。また、攻撃力こそ10劣るものの、追加効果が優秀な奇跡の剣も存在する。
ドラゴンクエストⅤ
伝説の勇者を探して世界を旅していたパパスがいずこから見つけ、息子宛のパパスのてがみと一緒にサンタローズの洞窟の奥に保管していた。勇者以外が装備しようとすれば重量を増し、持ち上がらなくなってしまうという設定が追加されている。「いてつくはどう」の効果がグループに作用するようになった。青年期前半の序盤で手に入れることが出来るのだが、主人公が装備出来ず、主人公が勇者でないということにプレイヤーが驚くギミックとなっている。そして、青年時代後半に主人公の息子が装備出来たことを語ってくれる。今作ではメタルキングの剣に劣っているため最強の剣というわけではない。
ちなみにSFC版では進行上必須アイテムでは無いので、RTAではスルーされることもある。現在ではこの「天空カット」はRTA世界記録を狙う上で必須のチャートとされる。リメイク版では入手しないと、ストーリーが進行しないようになった。
ドラゴンクエストⅥ
発見時には錆び付いていたが、ロンガデセオの鍛冶屋によって鍛え直される。鍛えなおされた後はおしゃれな鍛冶屋でも更に鍛えられる。メタルキングの剣と同等の威力になった上で、強化することで更に攻撃力を上げられるようになったので名実ともに最強の剣になった。道具として使用した時の効果が「バイキルト」に変更されている。
余談
その複雑な形の刀身故、「鞘はどうするんだ」という疑問があったが、2009年に発売された「ドラゴンクエスト レジェンドアイテムズギャラリー ザ・ベスト」にてついに鞘が登場。刃先のみを覆ったもので、刀身などはむき出しで収めるタイプ。
漫画『ドラゴンクエスト 天空物語』では公式の「勇者以外が持つと重量が増す」と言う設定に加え、刃先も変わるという設定。鞘から抜かれた状態でテン以外が持つと、刃先が一般的な剣と同じ刃先になる。