ホーリーとは
- ゲーム『ファイナルファンタジーシリーズ』に登場する魔法。本頁で記述。
- ゲーム『ブレイブリーデフォルト』に登場する白魔道士。 → ホーリー・ホワイト
- レベルファイブから発売予定のゲーム。 → ホーリーホラーマンション
- 児童書『よわむしおばけ』を原作としたテレビアニメ → おばけのホーリー
- クリスマスの装飾に使われるモチノキ科モチノキ属の常緑小高木。セイヨウヒイラギ、セイヨウヒイラギモチ、クリスマスホーリーとも。
- インド暦(太陰暦)11月(太陽暦では3月)の末の満月の日に行われるインドの祭り。「ホーリー祭」とも。色粉や色水を掛け合うことで有名。
- 「フラワーナイトガール」に登場する花騎士。→ホーリー(花騎士)
- マギアレコードに登場する最強(?)形態のひとつ。→ホーリーマミ、ホーリーアリナ
- 特撮番組『仮面ライダーリバイス』に登場する強化形態。→ホーリーライブ
- テレビアニメ『トランスフォーマーV』に登場するキャラクター。→ホーリー(トランスフォーマー)
概要
スクウェア(現:スクウェア・エニックス)が販売するRPG「ファイナルファンタジー」シリーズに登場する魔法。ネーミングは英語の「Holy(聖なる・神聖な)」を由来とする。
生半可なナイトには真似のできない魔法。
基本的な効果
味方の援護系が多い白魔法で唯一の攻撃魔法であることが多く、聖属性の唯一にして最強の魔法のパターンが多いのは確定的に明らか。シリーズによって役割がたまに違ったりする。
- 初期の作品では、白魔法版フレアとしての位置づけで、フレア同様の無属性魔法だった。
- 「ファイナルファンタジー」では白魔導士のアンデッド関係なしにダメージを敵全体に与えられる白魔法だがフレアーには威力が劣るものの、GBA版からは「けんじゃのつえ」で威力増幅する為に逆転しており欠点は攻撃アニメの長さである、そしてピクセルリマスター版ではGBA版からの追加要素が殆ど削除されたために再びフレアーに威力が劣るようになった。
- 「ファイナルファンタジー2」では、巧く立ち回れば序盤から行くことも可能なミシディアの店売品だったので、開始早々に無属性魔法目当てに買いに行くプレイヤーも存在する。
- この作品の流れを汲むSa・Gaシリーズでも、サガ3時空の覇者(GB)で無属性魔法としてデビュー。後にサガ2秘宝伝説GODで即死魔法となり久々の出番。
- 「ファイナルファンタジー3」から単体対象の聖属性魔法として登場し、その後の作品でも同じ仕様が続くことになる、今作では終盤の敵には聖属性を弱点とする敵はいないどころか軽減する敵が増えてきているので、威力が発揮できないのと、賢者を使う場合は同クラスのバハムルやアレイズの方が優先度が高いため、全然使われないという悲運の魔法だった、そしてピクセルリマスター版では威力が高くなり導師なら終盤の聖耐性を持つ敵に使ってもレベル帯によっては前衛職の打撃よりもダメージが出るほどでパーティーの余力が有れば放っても良いくらいにはなった。
- 「ファイナルファンタジー4」でも引き続き聖属性魔法として登場するがオリジナルのSFC版やニンテンドーDS版では唯一の使い手になるローザは唯一の高位回復魔法の使い手という立場も兼ねているせいで使用機会が少なくなりがちなうえ、ラスボスに使うと即死に繋がる反撃が飛んで危険極まりなく前作ほどでは無いが不遇である。
- 「ファイナルファンタジー5」では賢者の杖やルーンのベルを装備して放つと攻撃魔法としてはずば抜けた威力になり、終盤でも吸収する敵が居るものの弱点や無耐性の方が多くMP消費も20と安めなので結構活躍できる。
- 「ファイナルファンタジー6」ではアルテマやガ系の攻撃魔法より弱いので使われることは少ないがホーリーロッド使用で放たれる方は魔法防御を無視するので低レベルや攻撃手段限定などの特殊なプレイの時に愛用される事もある。ちなみに今作のホーリーは魔法のアイコンは黒魔法扱い
- 「ファイナルファンタジー7」では、黒マテリアによって発動する惑星を破壊する魔法「メテオ」を阻止することができる唯一の魔法とされ、対となる白マテリアに封じられており、ストーリーにおいてとても重要な役割を果たす。
- 「ファイナルファンタジー8」では他に強い攻撃手段が多いため態々こちらを使う必要性が薄く、装備品としての評価の方が高い。
- 「ファイナルファンタジー9」では久々に強い攻撃魔法として登場、スタッフによると近作では弱くなりがちな為に意図的に強くしたとコメントしている。
- 「ファイナルファンタジータクティクス」では、白魔道士が取得可能な魔法として登場。
- ファイナルファンタジー10ではスフィア版のユウナゾーンに存在、やり込み要素の「モンスター訓練所」や裏ダンジョンのオメガ遺跡等では属性耐性持ちが多いため、強力な魔法ではあるのだが通常プレイの範疇では半端な火力になりがちで、かと言ってやり込むと召喚士兼白魔道士のユウナだろうが黒魔道士のルールーだろうがクイックトリックでブン殴るのが最強になるので、実際には魔法そのものが不遇であまり活躍の場面がない。ユウナを重点的に育てていた場合、ユウナレスカ戦がラクになる程度か
- 続編の10-2でも登場し、多段攻撃になっているので強くはなっているが、特定のスフィア版を使用した上で何度もドレスチェンジする御膳立てをしないと使用すらできない上、手に入る時期も遅く、他に有用なスフィア盤があるので有効と言える程威力が非常に高いわけでもなく、使用が楽なわけでもなく、コストパフォーマンスが良いわけでもなく、敵の攻撃として目にする機会も少ないという非常に不遇な魔法である。
- 「ファイナルファンタジー11」では生半可なナイトには使用できず、謙虚なナイトが得意としている。でも大体はただの攻撃魔法。
- 「ファイナルファンタジー12」では単体かつ実行時間が長いためあまり役に立たない。
- 「ファイナルファンタジー13」には登場せずナンバリングタイトル皆勤が途絶えてしまった。
- 「ファイナルファンタジー14」では全MPを消費して周囲に無属性ダメージ+バインドという効果だった。新生以降はMP全消費ではなくなり追加効果もスタンになった。
- 「ファイナルファンタジー15」ではリング魔法のひとつで、光耀の指輪装備中にガードを成功させると、青白い炎を放ち周囲の敵を攻撃できるが演出がシリーズの中では地味と評されることもある。
- 「マリオバスケ3on3」「マリオスポーツミックス」ではシロマのスペシャル技。
外伝作品にも多く登場している常連魔法。