「聖なる夜に、祈りをささげましょう……」
神浜聖女 光臨
概要
鹿目まどかたちの先輩にあたる、見滝原市の魔法少女。
人を救うことを誇りに思い魔女を狩っていたが、今は活動の拠点を神浜に移して、魔法少女たちを救い希望の花園へと導くための活動に勤しんでいる。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
プロフィール
人物像
「世界が暗闇に染まれば光を灯し、世界が光だけなら影を与える
こうして存在というものが生まれることが認識されるという救い
私は魔法少女もそうでない人々にも光と影を与え続ける
悲しみに彩られた人々は私によって解放されるのよ」
(メモリア「聖女降臨」フレーバーテキストより)
2017年12月15日〜12月31日に開催される『期間限定ガチャ 神浜に舞い降りた聖女』に合わせて実装された、巴マミの派生バージョン。なお、「ホーリーマミ」という名称は「鹿目まどか 晴着ver.」同様、通常モードとの区分けのためのもので、ゲームのストーリー中には登場しない。
魔法少女として
魔法少女としての衣装は、黄金の装飾を身に付けた純白のマミさん。膝下にかかるほどの広いヴェールをかぶり、その上に王冠を被る。背後には無数の矢が突き刺さった光背のような環を背負っている。
後のメインシナリオで分かることだが、これは単なるコスプレ等ではなく、実はれっきとした理由がある。
なお変身シーンムービーでは私服ではなく通常の変身衣装から始まっている為、二段変身もしくはフォームチェンジのようなものかと思われる。
ゲーム上の性能
属性はオリジナルのマミと同じだが、タイプが異なる(オリジナルはマギア)。コネクト・マギア共に相手が状態異常だとダメージUPという特徴的な効果を持ち、何気にオリジナルのマミと相性が良さげである。
精神強化では敵の時同様にMP回復のスキルやアビリティを習得可能。
基本データ
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×1 | ×1 | ×1 | ×2 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 17,261 | 7,582 | 6,083 |
★5 | Lv.100 | 21,708 | 9,566 | 7,669 |
コネクト「救いの祈りをあなたに」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵状態異常時ダメージUP[Ⅶ] & 攻撃力UP[Ⅶ] & 確率で霧 & 状態異常解除 |
★5 | 敵状態異常時ダメージUP[Ⅸ] & 攻撃力UP[Ⅸ] & 確率で霧 & 状態異常解除 |
マギア「ティロ・フィナーレ ホーリーナイト」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵全体にダメージ[Ⅴ] & 敵の状態異常の種類が多いほどダメージUP |
★5 | 敵全体にダメージ[Ⅶ] & 敵の状態異常の種類が多いほどダメージUP |
「これが、奇蹟の祝砲よ」
英語表記は「Tiro Finale Holy Night」。
自分の周囲に無数のマスケット銃を展開、周回するように高速で巡らせ、停止後に下方の敵に向けて一斉放射する。
一発に威力を集中させる通常版ティロ・フィナーレとは異なる、大量の弾丸による爆撃のようなマギア。
ドッペル「礼拝のドッペル」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵全体にダメージ[Ⅸ] & 敵の状態異常の種類が多いほどダメージUP |
専用メモリア「魔法少女VSシリーズ?」
聖母性(マターナル・ピュア)に目覚めた完璧魔法聖女(パーフェクトセイントマギカ)。
天啓により授かりし奇跡の力(ミラクルエナジー)で、新天地(かみはま)で絶対的勝利を贈呈(コネクト)する!?
大聖離魂砲撃(ティロ・セントドッペリオン)で撃滅(フィナーレ)よ!
まさかのビックリマンパロである。フレーバーテキストだけでなく、キャライラストのタッチやホイル加工風の背景も再現度が高い。
状態異常付加能力を持つ魔法少女が多く居るフォレスト属性だが、現在やけど付加能力を持つ魔法少女は存在しない。
そのため木属性パーティかつ、マギアによるダメージを更に上げたい時に役立つメモリア。
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | スキル |
装備可能 | ホーリーマミ |
イラストレーター | 不明 |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 448 | 0 | 488 |
Lv.20 | 672 | 0 | 732 |
Lv.40 | 1,120 | 0 | 1,220 |
スキル「バーンフロー」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | 確率でやけど[Ⅶ](敵全/1T) | 8T |
限界突破 | 確率でやけど[Ⅷ](敵全/1T) | 7T |
ゲーム上の性能(アニメver.)
神浜聖女のウワサと一体化した、見滝原市の魔法少女。
まどかたちを魔法少女に誘ったことに責任を感じて、魔法少女を運命から解放するために活動している。
マギウスの翼の理念と対立する者には一切容赦しない。
2021年12月10日~12月20日の期間限定ガチャ「ホーリーマミ アニメver.ピックアップガチャ」で実装。
アニメ版を元にしたグラフィックや演出となっており、変身ムービーやマギア使用時にはアニメの映像が挟まれる。
また、ステータス自体も通常のホーリーマミから上方修正されている。
基本データ
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×2 | ×1 | ×1 | ×1 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 20,131 | 8,257 | 5,924 |
★5 | Lv.100 | 25,007 | 10,319 | 7,405 |
コネクト「さあ、一緒に救われましょう」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 与えるダメージUP[Ⅶ]& 敵状態異常時ダメージUP[Ⅷ]& 必ず霧 |
★5 | 与えるダメージUP[Ⅸ]& 敵状態異常時ダメージUP[Ⅹ]& 必ず霧 |
マギア「ティロフィナーレ リベレーション」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅴ]& 木属性攻撃力UP & マギアダメージUP(自/3T)& MP自動回復(自/1T)& デバフ解除(自) |
★5 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅶ]& 木属性攻撃力UP & マギアダメージUP(自/3T)& MP自動回復(自/1T)& デバフ解除(自) |
第2マギア「ティロフィナーレ・サルヴェッツァ」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅸ]& 木属性攻撃力UP & マギアダメージUP & デバフ効果3回無効(自/5T)& MP自動回復(自/1T)& デバフ解除(自) |
専用メモリア「虚構の救世主」
真実に傷付き、運命から解放されたいと望む少女に
そのための力を与えると王冠は囁く
身も心も捧げて得たのは、解放に尽くす喜びだけ
解放への想いも葛藤も、今では少女の記憶の彼方
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | アビリティ |
装備可能 | ホーリーマミ アニメver. |
イラストレーター | mepo |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 440 | 520 | 0 |
Lv.20 | 0 | ||
Lv.40 | 1100 | 1300 | 0 |
スキル「モラールウェポン・アデプト[Ⅲ]」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | ダメージアップ状態[Ⅲ]& MP獲得料UP[Ⅱ] | |
限界突破 | ダメージアップ状態[Ⅳ]& MP獲得料UP[Ⅲ] |
活躍
みかづき荘のMerry Christmas
時系列はメインストーリー第5章〜第6章の間。
ケーキも買えないほど貧しくも笑顔の絶えない眞尾ひみか一家のクリスマスを憐れみ、「突然失礼……」と、マミさんのテーマをバックに不法侵入。ダリナンダアンタイッタイと騒ぐひみかに対し、超自然的な謎の力で奇跡を起こし、ケーキを与えてまるで消失するかのように去っていく。
その後、家を飛び出した深月フェリシアの元に現れ、眩い光を発生させて彼女を探していた環いろはにその位置を伝える。
色々言いたいことはあるが、とりあえずあんたは何がしたいのか。
基本的に常識人の彼女が、どうしてこのような善意と狂気がない交ぜになったような奇行をする状態に到ったのか?それはメインストーリーやアナザーストーリー、魔法少女ストーリーを進めるにつれ明らかになっていく。
空ろな心に咲く花は
香春ゆうなの口から過去に魔女の結界に迷い込んだゆうなを救った事が語られている。
その結果ゆうなから憧れられることに。
メインストーリー/アナザーストーリー第1部『幸福の魔女編』
第6章『真実を語る記憶』
以下第6章でのネタバレが含まれています
洗脳されマギウスの翼に取り込まれた仲間たちを救うべく、ウワサと戦い続け満身創痍のいろはとやちよ。奥に進んで回復をしようとする2人だが、それを阻止しようとする気配。2人にはこの魔力反応に覚えが有り、それは的中する。いなくなったはずのマミだった。マミは一度魔法少女に変身すると、そこからさらにホーリーマミの姿に変化。マミはマギウスの考えに心酔し、マギウスの翼に入っていたのである。邪魔者を阻止するべくいろはとやちよに猛攻をかけ、さらにドッペルを呼び出してとどめを刺そうとするが、その時現れたさやかの助太刀もあり、いろは達は命からがらマミから逃げ出すことに成功した。
いつしか姿を消し、アリナ曰く「自分の作品の一部になった」と、マミの現状についていろはやまどか達は告げられていたのだが、第6章では灯花が「最近お菓子作りが上手な人に教えてもらってる」と存在を臭わす発言をしており、そして第6章第6話でその姿を現す。
マギウスを通して魔女やドッペルに関する知識を得たことからいろはが魔女だと言う誤解は解けたものの、結局は普通のマミだったころと同じ様に強敵になってしまった。
つまり、この姿は本来クリスマスとは関係ない、「マギウスの翼Ver.」とでも呼ぶべき状態だったのである。
この際に「天の啓示を受けた」等といった発言があったことから、マギウスの翼から少なからず洗脳を受けたことは確実と思われる。
第7章『楽園行き覚醒前夜』/『みんなで分かち合えるなら』
本章でウワサの鶴乃と戦った経験から、やちよはマミの状態を「何らかのウワサを100%着込んだ状態である」と推察した。
アナザーストーリーでは見滝原に魔女を送り込み、まどか、さやか、ほむらを妨害した末にアリナとの連携でリボンで補強した結界で3人を閉じ込めてしまう。
第8章『偽りに彩られ神浜』
マギウスの洗脳がより進行しており、目の光が失せて鶴乃でいう安心顔になっている。
いろは達の前に突如として現れ、神浜市の魔法少女達を異端に染まる前に消しマギウスを信じる人のみを救うと宣言して去る。
後にヘリポートで天音姉妹と多数の羽根達を引き連れ、やちよ、十七夜と激突。
心を繋いでウワサを剥がし正気に戻すべく十七夜が心を読もうとするも、意志まで完全にウワサに乗っ取られたマミの心の中は「解放」一色で塗りつぶされていた。
圧倒的物量で助けにやって来たチームみかづき荘もろとも一度は追い詰めるが、そこに神浜市中の魔法少女をかき集めたももこ達がさらに加勢に現れ形勢逆転。
黒羽根・白羽根たちが新手の対応に回ったことでその後はやちよとの一騎打ちに。
魔力のリカバーはしたがやはり連戦の疲れが抜け切っていないやちよは一度は倒れかけるものの、その時心の中に響いたかつての仲間の声に励まされて奮起。焦って大量の銃を生成するマミに対抗し、やちよもたくさんの槍を召喚。
最後は互いの必殺技同士の押し合いにやちよが競り勝って取り憑いていた神浜聖女のウワサが分離、そちらはももこたちが撃破した。
ウワサがはがれる寸前にやちよが見たのは、今まで自分が誰かのためと思ってしてきたことの意味が分からなくなり、後輩たちには魔法少女の世界に引き込んでしまった申し訳なさしかなく、かといってマギウスの翼でしていることも完全に正しいとも思えず、もういっそ誰かに自分を消して欲しかったというマミの本当の気持ちだった。
理解し合えないと思っていたふたりだったが、逆にいえばふたりとも相手に対して同じことを考えていた=心が通じ合っていたとも言えるらしい。
意外にも彼女は同じ市の仲間とではなく、違う市のベテラン魔法少女同士の奇妙なシンパシーによって救われたのだった。
「……頑張ったわね、巴さん」
第9章『サラウンド・フェントホープ』/『この手を引いて、一緒に』
アナザーストーリーでようやくマミがホーリーマミになった経緯が描かれる。過去に困った人々を魔法少女の格好で救済していたが、自身の行動で他の人が不幸になってしまった事で「誰かが幸せになる為なら他の誰かが不幸になっても仕方ない」という思いがエスカレートし、「不幸を嘆く人が他人の幸せを喜べない間違った人間」と思うようになっていき、行動理念が誰かの為からマギウスの為、解放の為へと変わっていく。
そして羽根達の間で「聖女のような格好をした人が助けてくれる」と話題になり、今に至った。
魔法少女ストーリー
ホーリーマミ
ホーリーマミの魔法少女ストーリーは2018年1月15日に実装。それ以前は各クエストの名称が「???」となっており、ストーリーはなく敵との戦闘のみが行える状態だった。
その他は通常の魔法少女ストーリーと変わり無く、絆レベルを上げクエストをクリアしていくとドッペル解放クエストを行う事ができるようになる。
- 1話「マギウスとお勉強」
- 「私はナニモノ?」「コレ、私だったかしら?」と猜疑の言葉をなげかけてくるもう一人の自分にマミは、「ええ、私は、カワルことなく私」「ダレカのために戦い、助けることをホコリとしている」「ただ、そのやりかたを変えただけ」「本当にみんなを助ける方法を見つけただけ」「私は新しい目標を手に入れたのよ」とマギウスの翼が起こす奇跡と類まれなる才能に賭けてみることにした。だから正しいと答える。
- 時折くる原因不明の頭痛に悩まされながらも、マギウスの翼の一員になったマミは、あてがわれた家で灯花とアリナと紅茶をすすりながら談笑していた。
- 見滝原にはしばらく帰っていない旨を灯花に話すと「勉強が遅れるのでは?」と問われ、そこで灯花とアリナがマミの勉強を指導することに。
- しかし美術の授業ではアリナがエキサイトし、数学では灯花が宇宙と数学の関係を暴走気味に話し、身になる勉強が出来なく困るマミ。そこへアリナの携帯に月夜から、強い魔女が出てきたので助けてほしいとの電話が入る。灯花はマミにヘルプを頼み、マミも「魔法少女解放のため」と承諾する。しかし心の中の自分は問う。「本当に?」
- 「魔女…魔法少女の解放のためにもグリーフシードを手に入れないと…」
- 2話「黒羽根・白羽根と一緒」
- 魔法少女の解放の為には、ウワサを守り、魔女を育て、グリーフシードを集めないといけない。だがマミは心の中で問う。「どうしてかしら? 妙な違和感を感じるのは」「私、本当に魔女を育てたかったのかしら……」
- 灯花の頼みで天音姉妹の元に向かったマミ。そこで魔女を見張っていた黒羽根の一人から魔女が逃げたという情報が入る。魔女の痕跡を追い、ついに魔女の結界を見つけたマミは天音姉妹とともに結界へ侵入。魔女を圧倒する。それは天音姉妹が驚くほどの強さだった。
- 魔力を消耗し、ソウルジェムが濁り切ったときにそれは現れた。「さあ、いらっしゃい、私の可愛いフローレンス」
- ドッペルを出し魔女を撃退したマミ。そこに灯花から電話が入る。「栄区の廃博物館まで来てほしい」「うわさに閉じ込めているやつらが出てきたら歯向かえないようにしてほしい」と言われ、マミは指定の場所まで向かうのであった。
- 「同志を助けるのは当然の事よ。ただ頻繁に呼ばれると困るわね」
- 3話「救いのフローレンス」
- しかし結局いろは達に逃げられてしまう。マミは呟く。「理屈ではわかっているはずなのに、どうして彼女たちはマギウスに入らないのかしら」と。そこでまた頭痛が襲ってくる。
- 「本当に それで正しいと思うの?」
- 「わたしは、ナニモノ?」
- 「コレ、私だったかしら」
- 心の中でもう一人の自分に「本当に信じられるの?」「あなたは最初からマギウスに肯定的だった?」とまた問いかけられる。もちろん正しいと答えるマミ。だがフローレンスは何かに似ていると指摘されると、マミは涙ながらに動揺し、「助けて、フローレンス!」とドッペルに救いを求める。するとやっと精神が安定し、もう一人の自分による「ノイズ」は聞こえなくなった。
- 気持ちが安定しないのはきっと真実を知ったショックから抜け切れていないせい、とどこか自分に言い訳しているマミ。そこへ梓みふゆから電話が。
- みふゆとアリナや灯花らマギウスの幹部達と豪華なディナーを取りながら今日の反省会をする一同。そんな中マミはかつて見滝原で他の魔法少女たちと一緒に自分の家でお茶会をしていたころを思い出し、一度見滝原に帰ることを決意。見滝原で戦ってきたベテランの魔法少女として、まどか達を魔法少女の世界に巻き込んでしまった責任を果たすため、後輩たちへ顔を見せに行くことを決めたのだった。
- 「あの子たちは受け入れてくれるかしら?この真実を…」
ホーリーマミ アニメver.
アニメ版第2期までのストーリープレイバックとなっており、記憶ミュージアムを訪れた人にマミが体験したことを語るという形式になっている。
しかしアニメは最終的にウワサを具現化するねむが犠牲になっているため、アニメのストーリー上では実現し得ないエピソードである。
- 1話「巴マミの奇妙な記憶」
- 「あなたたちにも嘘をついてます」
- アニメ1期3話Cパートから5話までの出来事。キュゥべえ的には神浜の魔女は他のより強く、厄介なベテラン魔法少女もいるのでマミにしか頼めず、マミ自身も見滝原の魔女が減っている異変を放ってはおけなかった。
- ドッペルを発現させたいろはの元に来たのはおかしな魔力を追って来た為であり、ティロ・フィナーレをいろはに浴びせたのもいろはが人間に化けた魔女と誤解してたのと、やちよと鶴乃を救う為だったという。
- 神浜に魔女が集まっているせいで周辺の魔女が減ってるのにやちよから「自分には関係無い話」と言われたので鶴乃に「やちよは嘘をついている」と言ったのだと思い込み、まどか達に神浜は危険だと伝え、一人で神浜の調査を進めた。
- 2話「巴マミの足掻いた記憶」
- 「私には、導いてしまった人への責任があるのよ」
- アニメ1期10話と13話での出来事。調査の末に魔法少女が魔女になる真実と魔女化を回避するドッペルシステムを作ったマギウスの事を知り、彼女達が率いるマギウスの翼に入った。
- そして自分が魔法少女に導いてしまった人達だけでなく、魔法少女以外の人達も犠牲の出ない方法で救うという使命感に囚われ、神浜聖女のウワサと融合したのも必要な事だと思ったからである。
- しかしその影響でマギウスの唱える魔法少女の解放に尽くす事が比類無き栄誉であると思い、目的の為ならマギウスの理念に賛同できない魔法少女を排除しようと考えた。
- 記憶ミュージアムにて目の前にさやかが現れ、彼女が自分を責めに来たのかと思い込むもドッペルさえあれば皆が救われるし絶対に自分が何とかしてみせると心の底から思っていた。
- 3話「巴マミの希望ある記憶」
- 「何があっても私がみんなを助けてみせるから」
- アニメ2期6話から8話までの出来事。神浜聖女のウワサの力があれば解放の為に何でも出来るという自身に満ち溢れていたが、ウワサとの融合が進んで正常な判断ができなくなり、まどかやさやかを含む魔法少女を救いたいのに、邪魔する者は誰であろうと排除するという矛盾にすら気付けなくなり、何故こんな事をしていたのかすら分からなくなっていた。
- 正気に戻れたのはまどかとさやかが自分に魔力を流し込み、ウワサを剥がしてくれたら。その時に色んな自分の記憶が溢れ出してきた。
- 魔法少女としてずっと一人で戦ってきたので、まどかとさやかが魔法少女仲間になってくれたのがすごく嬉しかった事。だけど神浜で魔法少女の運命を知り、自分が二人にどれだけ酷い事をしたか。だからこんな自分はずっと一人ぼっちで良く、解放の為なら何でもすると考えるようになった。
- 救いたかったはずの仲間まで手にかけようとして、まどか達に嫌われるだろうと思ったが、目を覚ますと彼女達は優しく迎え入れてくれた。臆病で、情けなくて、一人ぼっちだったのに、もう一人じゃない。
- 仲間が一緒にいるから希望を見つけられ、彼女達と共に魔法少女の運命と向き合っていく事にした。
- マミの奇跡の物語はこれにて終了。最後にマミは再会した時に感想を聞かせて欲しい旨と、自分達のこれからの事も話したいと言い残し、去っていった。
テレビアニメ版
シーズン1の第13話で登場。やちよと交戦している所にさやかが現れたことで、感情が爆発しこの姿に変貌。
ゲーム版における「ティロ・フィナーレ ホーリーナイト」のような無数のマスケット銃を周囲に展開し、時には一発に威力を集中させる通常のティロ・フィナーレも混ぜ合わせるという圧倒的な弾幕でやちよとさやかを追い詰める。
その後、ドッペルを出したいろはとやちよとの交戦中に記憶ミュージアムの崩壊に巻き込まれ地下深くへ落ちていく際、リボンでいろはを道連れにした。
また灯花がモノローグで「巴マミが研究に協力してくれたおかげで、エネルギーの回収効率がより良くなったウワサを作れる」と語ったことから、ホーリーマミは魔法少女で強化されたウワサのプロトタイプであると推測できる。
そして第2期では6話でマギウスの拠点にてウワサの鶴乃と共にいろは・まどか一行の前に姿を表す。
みふゆを経由してみたまからウワサを剥がす方法を聞かされたまどか一行がウワサを剥がそうとするも、鶴乃の方が失敗したため一時断念。
鶴乃の心情を理解したいろはとやちよが鶴乃の救出に成功したのを見たまどかとさやかの協力により、ついにウワサから解放された。
このアニメ版ではゲーム版とは違い、ホーリーマミの状態では終始台詞が非常に少なく、笑みを浮かべたまま攻撃を加えるだけの兵器のような状態だった。
余談
「ホーリーマミ」では微妙に長ったらしいせいか、ユーザーから「ホミさん」と略して呼ばれる事がある。
魔法少女ストーリーでの扱いから、マミさんまた幼女に誑かされてると謎の安定感に。
また図らずもホミさん誕生の所以を言い当てた作品も存在する。
TVアニメ公式ガイドブックVol.2のキャストインタビューで水橋氏は「今改めてホーリーマミさんを見ると……うん……すごいわかる……なんかそうなるよねっていう感じが……。」と語っている。
関連動画
開発中のデータを用いたのか、この公式動画では属性がダーク(闇)になっている。
関連イラスト
関連タグ
アルティメットまどか 悪魔ほむら ドッペル杏子:パワーアップ、もしくは別ver繋がり?
水着マミ:同作のマミの派生版繋がり。
ホーリーアリナ:同作のホーリー繋がり。
ウワサの鶴乃:同じくマギウスによってウワサと融合させられた魔法少女で、こちらも内心誰にも言えない苦しみを抱えていた。またアニメ2期では共演している。
ウワサのさな:ウワサと融合した魔法少女繋がり。
七海やちよ:ゲーム版メインストーリーで激闘し、ウワサを剥いでもらう。またアタックタイプのアニメver.も実装される。
時女静香:彼女も人々を導くため、マギウスと名のつく組織に属する。こちらは自らの意思で
光堕ち:その姿からこっちのほうがふさわしかったりする。