マミ「お願い、フローレンス」
概要
礼拝のドッペル
その姿は、光輪
この感情の主は絶望の果てで差し伸べられた救いにしがみつき、抱えきれぬ恐怖と不安を乗り越えるための新たな奇跡を手に入れた。
また、その姿は主の精神面の変化によって従来と違ったものへと変異し、この哀れなドッペルもまた主を救えるつもりでいる。
ティロ・セントドッペリオンとは心折れた少女たちへ新たな希望を告げる祝砲である。
(『マギアレコード』内アーカイブ「ドッペル一覧」より)
プロフィール
外見
巴マミの派生形として、2017年12月のクリスマスイベント「みかづき荘のMerry Christmas」に合わせて登場したホーリーマミが使役するドッペルである。
真名こそCandeloro(おめかしの魔女・ご招待のドッペル)と変わりは無く、基本的な姿もご招待のドッペルと変わらない。
しかしドッペル本体の姿がご招待のドッペルでは小さなつぼみだったのが、このドッペルではより大きくなっており、さらにその後ろに巨大な光背がつけられている。
特徴
攻撃する際、つぼみが開花すると巨大な砲塔が姿を現し、そこから巨大な球体が発射される。お馴染みティロ・フィナーレの強化形態のようで、その名も「ティロ・セントドッペリオン」。
ゲーム上の性能
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵全体にダメージ[Ⅸ] & 敵の状態異常の種類が多いほどダメージUP |
2017年12月15日に実装。★5に覚醒した後、固有技「ドッペル」として使用可能となる。
活躍
テレビアニメ版
13話では見づらいがいろは、やちよ、さやかとの闘いで発動している。
考察
解説文やホーリーマミでの一連の台詞から考えるに、絶望の果てにあらゆる事を受け入れたことで解放され、そうしてこの姿とドッペルを得たと推察される。よってマミもこのドッペルを受け入れた物と言えるだろう。このことはメインストーリー第6章第6話とホーリーマミの魔法少女ストーリーにおいてマミがマギウスの翼の一員になった事で確定しているほか、現に使役する際このドッペルを「フローレンス」と呼んで可愛がっている事からも明らかである。
ドッペルの姿が変わったという事については解説文にもあるように、マミの精神的成長によるものだと思われる。こうした設定があると分かったことから、他の既存ドッペルについても、その主の精神的成長によって姿を変える可能性がでてくる。
他の派生形として、精神的なものかは不明だが、まどかの晴着ver.が使役する慈悲のドッペルも通常版とは異なる新春仕様となっている。
また、マミがこのドッペルを「フローレンス」と呼んでいることについてだが、これは『叛逆の物語』でお菓子の魔女(に姿を変えた百江なぎさ)をベベと呼んでいるのと同じく、マミがつけた名前だと考えられる。魔女・ドッペルの真名及びそれを記してある魔女文字は設定上魔法少女は判読できないため、Candeloroという真名は知らない事になる。それから考えれば、ベベのときと同じ理屈が考えられるだろう。
ちなみにフローレンスの元ネタだが、イヌカレー氏のつぶやきによれば、1985年に公開されたサンリオ製作のアニメ映画『妖精フローレンス』とのことである。