「今まで黙っていてごめんなさい。でも、落ち着いて話を聞いて欲しいのです!」
劇場版『叛逆の物語』のネタバレを含みますので閲覧には注意して下さい |
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概要
新たに現れた魔法少女。
その姿は幼く、何を願い魔法少女になったのか、また何故現れたのかは一切わからない。
(『[新編]叛逆の物語』公式サイトより)
(左 私服/右 魔法少女姿)
キャラクター
『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』に登場する新たな魔法少女。
その正体はお菓子の魔女の魔法少女時代で、前半の異空間で巴マミの相棒を務めるベベの真の姿。
外見は小学生に見えるが、さやかや鹿目まどかを呼び捨てにしていたりする。
本編登場時点で魔女化しているということは魔法少女になったのもそれより以前ということなので、魔法少女としては彼女らよりも先輩に当たるはずであり、別段不自然ではないのかもしれない。
一人称は「私」または「なぎさ」、語尾に「~なのです」とつける、特徴的な話し方をする。
公式ガイドブックに記載された虚淵氏の発言によると、なぎさやもまた改変前の世界(ほむらのタイムリープ能力によるループや、魔女化した自分がマミを殺害した時間軸など)について知っている様子である。
魔法少女歴の長さから、二次創作では辛辣な先輩ポジションが充てられることもある。
魔法少女として
容姿
茶色系の服、水玉模様、髪の毛のハネ、眼の色など、お菓子の魔女と共通する意匠が多い。
ソウルジェムの色は薄紫色、シンボルはキャンディ、装着位置はベルトのバックル。
彼女の"願い事"
なぎさの願い事は明言されていない(つまり現時点では、正確にはわかっていない)。
魔女化後の姿であるお菓子の魔女の側からは、公式ガイドブックで設定が明かされている。
ただし、公式ガイドブックは劇場版公開以前のものであり、この設定は魔女デザイン担当の劇団イヌカレーによる裏設定である。脚本担当である虚淵玄が新編脚本とすり合わせたかどうかは不明。
公式ガイドブックによると、彼女はひとつきりのチーズケーキを願って魔法少女になった。しかし願いどおり厳密に一つきりしか手に入れられず、魔女化した後もチーズだけは魔法で出すことができなくなったらしい。
公開されたメモには、そのチーズケーキは病気で死にかけている母親のために願ったとある。後にスマートフォン用アプリゲーム「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」のイベント「百江なぎさは願いを叶えた」(後述)でこのいきさつが詳しく描かれ、事実上の公式設定と思われる(予告編では「なぎさの語られなかった過去」と紹介されているが、イベント内では「マギレコ世界での出来事」とされ、若干の齟齬がある)。
なお、マギレコのイベント以前はファンの間で小児がん説もあった。
活躍
インキュベーターの影響で魔女化した暁美ほむらを救うため、さやかと共にまどかの記憶を預かって、ほむらの魔女結界に潜入した。この役目を引き受けた理由について、「もう一度チーズが食べたかっただけ」と発言するほどチーズが大好物で、その性格はお菓子の魔女にも受け継がれていることがわかる。
くるみ割りの魔女との戦闘では、自身の使い魔を使役したり、顔をベベのものに変化させてケーキケースに捕らえたくるみ割りの魔女の使い魔を食べてしまったり、といった魔女の能力を使用するが、これはなぎさ(とさやか)が「魔女」として登場していたことを示すものである。この他、お菓子の魔女(第二形態)に似たデザインのラッパから出したシャボン玉を使用していたり、使い魔を食べた後にシャボン玉を吐いたりしているため、魔法少女時代はラッパとシャボン玉を武器にしていたと思われる。ちなみにプロダクションノートによると、このラッパは『モベホーン』という名前らしい。
ほむらを救い出し、彼女をまどかが円環の理に導こうとするのをさやか・巴マミ・佐倉杏子らと共に見守っていたが、ほむらがまどかへの愛情から悪魔と化したことで、二度目の世界改変が起こる。なぎさもこれに巻き込まれ、円環の理から切り離される。
再改編後の世界でなぎさは、同級生と思われる子供達と一緒に日常を過ごしている様子が描かれている。この時、彼女の左手にソウルジェムがない事から魔法少女ではないようだが、お菓子の魔女への変身能力を保有しているかは不明。公式ガイドブックによると、円環の理としての記憶と使命は忘れているとのこと。
マミ&なぎさVer.ブランドムックの虚淵玄インタビューによると、なぎさは記憶を全て失い普通の女の子に戻って、おそらく魔女や魔法少女とは無関係になっているんじゃないか、と答えている。
ただし、叛逆の物語の続編である『ワルプルギスの廻天』のPVには、登場キャラクターになぎさの名前もあり、登場が示唆されている。
また、なぎさがマミと共にチーズを大量に買い込んでる(なぎさが積まれたチーズの箱を崩してしまったがマミが受け止めた?)姿も描写され、マミとの交流自体は悪魔改変後の世界でも続いているようだ。
マギアレコード
2018年10月29日より期間限定で実装されることが決定し、同時に行われるイベントにおいて彼女が(あくまでマギレコ世界においてだが)魔法少女になった経緯も描かれることになった。やや意外な実装ではあるものの、その前に円環の理が実装されたことから可能性は高まっていた。
また11月9日からは彼女を中心キャラクターとしたレイドイベントも開催された。
2020年2月に派生バージョンとしてバレンタインVer.も登場。
「百江なぎさは願いを叶えた」では、まだ魔法少女になっていない生前の彼女が登場。性格は「叛逆の物語」に比べるとかなり暗く、精神を病んだ母親から児童虐待(ネグレクト?)を受けていたらしい様子が描かれている。その一方で「叛逆の物語」と同様に、年齢の割には大人びた、思慮深い面も見せている。
「神浜チーズパニック」では、円環の理の使者として登場。一度の死を経たためか、かなり肝が据わっており、「叛逆の物語」や二次創作で見られるような、可愛らしいがどこか皮肉っぽい、達観した性格になっていた。
鏡の国のショコラティエではメインキャラとして登場し、以降見滝原組イベントでレギュラーとして登場するようになる。
アンノウン・ストーリー 〜真夏の魔法と明日の記憶〜ではホーム画面用の水着衣装が追加。さらにサマーポップフェスティバル!~なぎさのアツい夏休み~で水着ver.が実装された。
かつて希望を運び、いつか呪いを振りまいた者。
やがて「円環の理」に導かれ、今はその使者となって神浜へと舞い降りた。
チーズに対して強い執着を持ち、使命があるにも関わらず、ふとした拍子で頭の中はチーズでいっぱいになってしまう。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
プロフィール
ゲーム上の性能
基本データ
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
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×3 | ×1 | ×0 | ×1 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
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★4 | Lv.80 | 17,607 | 7,549 | 5,196 |
★5 | Lv.100 | 22,070 | 9,534 | 6,490 |
コネクト「やれやれなのです」
レアリティ | 効果 |
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★4 | 攻撃力UP[VII] & 必ず霧 & 確率で回避無効 |
★5 | 攻撃力UP[IX] & 必ず霧 & 回避無効 |
マギア「魔法のシャボン」
レアリティ | 効果 |
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★4 | ランダム4回ダメージ[VI] & 必ず霧(敵標的/3T) & 確率で防御無視(自/2T) |
★5 | ランダム4回ダメージ[VIII] & 必ず霧(敵標的/3T) & 確率で防御無視(自/2T) |
レアリティ | 効果 |
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★5 | ランダム4回ダメージ[X] & 必ず霧(敵標的/3T) & 必ず防御無視(自/2T) |
専用メモリア「闇に包まれた病室」
彼女の声が聞こえると、病室の空気は一段と重苦しくなる
語られるのは、壊れた心で紡ぐ過去・現在・未来への呪詛
だが、そんな彼女の言葉を、娘は一身に受け止める
薄暗い病室にひとり立ち尽くして。張り付いた笑顔をたたえながら
- 基本データ
レアリティ | ★3 |
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タイプ | アビリティ |
装備可能 | 百江なぎさ |
イラストレーター | 都筑襧己 |
- ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 508 | 428 | 0 |
Lv.20 | --- | --- | 0 |
Lv.40 | 1,270 | 1,070 | 0 |
- アビリティ「エスケープアーティスト[VIII]」
特殊能力 | 効果 |
---|---|
通常 | 拘束無効 & 耐える & 確率でやけど無効[VIII] |
限界突破 | 拘束無効 & 耐える & でやけど無効 |
本来の耐久力が頼りない分、メモリア装備時の「耐える」のアビリティ発動で致命傷を食らっても瀕死のまま生き残ることが可能。また、マミのコネクト・マギア(ティロ・フィナーレ)での付加効果であるやけどと拘束を無効化できるため、このメモリアを装備したなぎさはマミにとっては相性が悪いと言うことになる。
劇中での動向
魔法少女ストーリー
百江なぎさ
「神浜では、大きな事件が起きていたのです・・・」「今の神浜はそのなんやかんやが終わった後なのです・・・」と述べていて、時系列はメインストーリー第1部完結後と思われる。
ただし、なぎさ自身は神浜の事件を「よく知らない」とのこと。
第1話「巴マミと出会ってしまったのです」
神浜チーズパニック!の後、円環の理から解放されたなぎさは後ろめたさを感じながらもそのまま神浜市に残って自由を満喫していた。ある日神浜にやってきた巴マミを見かけるが、生気がなく様子がおかしい。別の宇宙で魔女化した自分がマミを殺害している因縁もあって彼女のことが気になり、目の前で大げさに転んで痛がる-本人に言わせると「頭脳的な作戦と名演技」-ことでマミに接触したが、マミはあっけにとられていた。
第2話「とっても悩んでいるのです」
何度も神浜にやってくるマミに近づき強引に友達になる。最初なぎさの押しの強さに戸惑っていたマミだが次第に心を開き、なぎさに「この町でとても大きな失敗をしてしまったの」と打ち明ける。そして悩みを聞いてくれたお礼にチーズのアイスクリームをおごることにした。
第3話「紅茶とチーズケーキなのです」
マミにアイスクリームをおごってもらった帰り道で紅茶とチーズケーキの話で盛り上がるうち、元なぎさの魔女に出くわす。マギウスに加担した後悔を引きずるマミに代わってなぎさが魔女と戦うが、それを見てマミも覚悟を決めて変身して戦い、魔法少女の誇りを思い出す。
魔女を倒した後正体を知られたなぎさはマミと別れるが、マミはいつの間にか紅茶とチーズケーキを楽しみにしながらなぎさとの再会を待ちわびる仲になっていた。
下記「ナハトメルヒェン」のサイドストーリー中で脇役として登場。
円環の理から離脱し、自由な状態で葛藤している中ユゥと遭遇。彼女が人殺しと知ると監視を兼ねて同行するが・・・
期間限定イベント
ネタバレ注意
なぎさが魔法少女となったいきさつが述べられている。
かつてモデルをしていた母親だが、夫に捨てられたことで精神を病み入院していた。なぎさは毎日のように見舞いに行くが、母親はなぎさが生まれたことが不幸の始まりと考えているためどうしても愛せない。なぎさは願いで母親の病気を治して恩を着せ、元の優しい母親に戻ってもらいたいと願うが、母親からは「今更病気なんて治さなくて良いから、私が嫌いな人間を全部殺してほしい」と言われてしまう。
そこへユゥという魔法少女が現れ、「悪人リスト」に名前が載っていた伊津見尹縫の彼氏そしてなぎさの母親を殺害する。尹縫はユゥを止めようとして返り討ちに会い、魔力を使い果たして犬の魔女になってしまう。なぎさはキュゥべえが止めるのも聞かず犬の魔女と戦い、瀕死の重傷を負いながら母親の病室に向かうが、母親の呼びかけを無視してチーズケーキを願い、結果的に母親を見捨てた。そして母親の最期を無言で見届け、直後に自身も短い生涯を終えてしまった。
円環の理の一部であったなぎさがピンクのキュゥべえと共に神浜にやってくると、なぜかお菓子の魔女が至る所に出没する。なぎさは神浜の魔法少女たちに魔女退治の協力を求めるが、疑いの目を向けられていろいろと言い訳を繰り出す。
最後になぎさの目的が語られる。彼女は、円環が干渉はおろか未来を観測すらできないマギレコの世界を調査するために神浜に遣わされたのだが、時空に干渉した結果、別の宇宙で魔女化した自分自身を神浜に呼び寄せていたのだった。解決後は監視役のピンクのキュゥべえを倒し、チーズを求めてそのまま神浜に居ついてしまった。
Part1とPart2の2部に分けて開催。バレンタインなぎさが実装された。
マミと一緒にチョコレートケーキを作るが、何か様子がおかしい。
お菓子の魔女が乗っ取った鏡屋敷で夢を見せられていると気づき、見滝原組と一緒に魔女を追う。
なぎさに新しく「マナツ」という友人ができ、一緒にウォーターパークへ行くことになった。保護者代わりに付いてきた見滝原組と一緒にマナツの家族と落ち合うが、肝心のマナツはなぎさにしか見えない。マナツの両親すら彼女の存在を忘れている。果たしてマナツの正体は?
見滝原組と一緒に恭介の顔なじみが所有する別荘にやってくると、魔法をかけられたブリキのおもちゃに出会う。おもちゃは彼女たちに何かを伝えたいらしい。
まどか編に登場。
マミ・なぎさ、まどか・ほむら、さやか・杏子でチームを組み、みんなで持ち寄った景品をかけて水鉄砲バトルをする。試合が始まるとなぎさは味方のマミを狙い撃ちする。その目的は?
晴着衣装が初登場。マミと共に神浜市そのものを舞台としたすごろくの夢に迷い込み、普段食べないお汁粉を食べた事でゴール。
一方マミはチーズケーキを食べる事が条件だったが、どう見ても互いの条件が逆である…
終盤ではその夢とは別に「円環の理と共にまどか達の初詣を見守る夢」を見ており、晴着ほむらの変身ムービーになぎさが出ている理由付けとなっている。
水着なぎさが実装された。
上記の「神浜チーズパニック」以来神浜に居ついていたが、お菓子の魔女を呼び寄せ続けたため円環に戻るべきか悩む。しかしマミに誘われて付いていったウォーターパークのイベントで試食したチーズ味のお菓子の誘惑には勝てず・・・
Film4にて魔女が魔法少女の成れの果てである事を知ったまどかが「あの魔女を絶望から解放したい」と願った事でお菓子の魔女から誕生。その経緯からか終始魔法少女衣装であり、色も違ううえ腹部にソウルジェムが無い。キュゥべえ曰く「魔女の本体から切り分けられた未練の擬人化」。
皆で愛生咲笑の店であるレコンパンスを手伝う事を条件に居候。何事も無い生活を望んでいたが悪夢に悩まされており、マミを殺した犯人として杏子に命を狙われた事とほむらが口を滑られた事で自身が魔女だった事を思い出し、杏子から真実を告げられたのが決定打となり暴走。杏子を殺した事で更に罪悪感に苛まれ、この結果にまどかは自身の願いを後悔してしまう。
その後の魔女との戦いでまばゆの提案により、まどかとほむらから想いを告げられ、まばゆに悪夢の記憶を切り取られる事で解放された。
流石にワルプルギスの夜には勝てなかったものの、最期は絶望から解放されて消滅した。
後に実装された巴マミ scene0 ver.をホーム画面で何度もタップするとマミが「チーズケーキを願って契約した魔法少女がいる」と魔法少女の彼女の事を言及する。
宇宙のホツレであるユゥを追って宝崎市へと向かい、そこで黒江とくろと出会い、ユゥの事に関わらないよう警告する。
そしてユゥを追ってシィの拠点に駆けつけ、ユゥを止める理由は「このままユゥとシィの活動が進んでいけば魔法少女が人類の敵になるため」だと判明。
またしてもユゥとシィに逃げられ、シィを追い詰めたが既にユゥはシィによって殺害されていた。シィはドッペルと一体化し、なぎさは今回の件を円環の理に通報すると告げた。
黒江とくろに対しては「二人は失踪したので、なぎさが責任を持って管理する」と言い、「魔法少女はまず自分の為に生きるものなので、他者の事は心に余裕がある人に任せるべき。あまり人助けに躍起にならず、ちょっとチーズを分けるぐらいが丁度良い」と諭す。
余談
登場までの経緯
続編に追加戦士はこの手の作品のお約束であり、新編発表当初から追加の魔法少女が登場するのかどうかは一部ファンの間で議論の対象となっていた。
その可能性が公式化されたのは、劇場版後編最後の予告編で、魔法少女らしき何者かの影が一瞬だけ映ったことだった。
しかしながら当初「6人目」の存在は表向き伏せられた。
数々のアニメ雑誌のインタビューで監督である新房昭之は一貫して沈黙を貫き、脚本の虚淵玄は要約すると「6人目の魔法少女を出すと何かあるぞ、と勘ぐられてしまう」という旨の発言をして回答をはぐらかしていた。
このため「叛逆の物語」公開直前まで、ファンは「6人目の魔法少女は出る出ない問題」で揉めていたりいなかったりした。
しかし公開直前になり「6人目の魔法少女」…すなわち百江なぎさの存在が明かされたのである。
正体
前述の容姿に加え、全員集合ポスターでマミの傍にいたことから、情報判明当初から彼女の正体がお菓子の魔女であることは既に大方から予想されていた。
これが決定的になったのは、なぎさの劇場限定ポップコーンがチーズ味であることが判明したからという、少々珍しいバレ方をしている。
実は、劇中で一度も「なぎさ」という名前では呼ばれておらず、「なぎさ」という名前が出てきたのも一度きり。
魔法少女の姿に戻ってからも、ずっとベベと呼ばれていた。
ベベの姿から人間の姿に戻る際には口から下半身が出た状態で菓子類の入ったミキサーに飛び込み、共に粉砕されてガラスの鋳型に注がれるという衝撃のシーンとなっている。
漫画版ではビンの中に菓子類と共に入り、Polinaにビンが振られて人間の姿に戻ったなぎさが飛び出すという風に変更されている。
叛逆の物語の特典の魔女図鑑のお菓子の魔女のページには、
「出会った当初はかなり無口で無表情だったが、いつの間にか今のような有様に。」
といった記述がある。このことから設定では、マミと出会う前は無口で感情の起伏の少ない性格であった可能性がある。
これは、現在の二次創作で多く見受けられる、最初から快活で元気な性格だったというなぎさのイメージとは反するものである。「百江なぎさは願いを叶えた」で描かれた契約前の姿とは一致しているため、この設定を元にシナリオが書かれた可能性が高い。
外伝作品
外伝作品『魔法少女おりこ☆マギカ』には、彼女よりも早く、千歳ゆまという第二次性徴期前の魔法少女が存在していた。
叛逆の物語公開後に発表された新約「sadness prayer」においては、キュゥべえが「ゆまは少々幼すぎるが、前例がないわけではない」と、なぎさの存在を匂わせる発言をしている。
関連イラスト
関連タグ
ベベ(魔法少女まどか☆マギカ) お菓子の魔女(Charlotte)
ユゥ:彼女の魔法少女ストーリーに深く関わる。