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くるみ割りの魔女

くるみわりのまじょ

くるみ割りの魔女とは、『魔法少女まどか☆マギカ』に登場するキャラクター(魔女)である。
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概要

CV:斎藤千和

劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』において登場する魔女
魔女文字による真名がHomulillyであることからわかる通り、PSP専用ソフト『魔法少女まどか☆マギカポータブル』に登場する此岸の魔女の亜種形態である。

派生作品出身の魔女が本編に再登場した唯一の事例である。あまりに特殊な環境下での誕生だった為か、本来の此岸の魔女とは性質が異なり、こちらは『くるみ割りの魔女』となっている。

頭を切り落としたために噛み合わせる顎がなく、涙の代わりに延々と歯を零しながら断頭台へ向かう。
種も砕けなくなり、できそこないの魔女として、円環の理に観測されないように自分だけを殺し続ける。


以下、劇場版の決定的なネタバレを含みます。


くるみ割りの魔女
その性質は自己完結
歯はこぼれ頭蓋はとろけ目玉も落ちた。
もう種を砕けない頭には約束だけがみじめに植わるが、殻の中で目覚めた魔女はそれでもまだ魔法少女の姿を色濃く残す。
手下達はその姿をデキソコナイと呼び恥ずかしく思っている。
(来場者特典より)

円環の理によって世界が再編され、魔女が存在しないはずだったこの世界に誕生した唯一の魔女。
ほむらから魔女システムの話を聞いたインキュベーターたちが、円環の理の影響下にないソウルジェムがどのような結末を迎えるかに興味を持ち、限界まで汚染したほむらのソウルジェムを使って実験を開始した。

ソウルジェムを干渉遮断フィールドに封印し、円環の理が手出しできないようにしてしまうことで、どのような変化が現れるか監視していた。
結果は、自らの結界に自身と関わりのある人物を誘い込んで閉じ込め、記憶を改竄して自分の理想の見滝原をまるごと作ってしまうというものであった。

ほむら自身もその中で、自らの状況を忘れて楽しく過ごしていたが、やがて違和感に気づき、真相にたどり着く。
インキュベーターの目的が魔女システムの復活と鹿目まどかの支配にあると判断したほむらは、円環の理による救済を永久に受けられないことを覚悟の上、インキュベーターを自分ごと封印するために魔女化する。
魔女になった後は、佐倉杏子と巴マミが自分を撃破することを期待していたようだ。

結界内の魔女文字の解析と入場者特典の「魔女図鑑 -WITCHES artwork-」から性質は『自己完結』であることが発覚した。
同じく別の周回で魔女化したさやかの場合と違い、肩書が前述の『此岸の魔女』とは異なっていることから話題を呼んだ。
これは世界再編の前後でほむらのあり方が大きく変化していることが関係している可能性があるが、一方でくるみ割りの魔女の解説にも「此岸」の文字が使われており、「永遠にこの世をさまよい続ける魔女」という本質は変化していないともいえる。
同シーンには「出来損ない」「なり損ない」「間抜けな姿」とも記されており、ソウルジェムの内で孵化せずに完成してしまったという特殊な出自も差異に影響していると考えられる。

外観

魔法少女としてのほむらの力が変質している為か、外見は『ポータブル』で先に登場した時と比べると、特徴的なレコード状の帽子などの一部を除き大幅に異なる。
公式ガイドブックの劇団イヌカレーのコメント曰く「設定的にはソウルジェムの中で魔女化したので元の姿に近い半熟魔女です。」との事で、本来の魔女化とは姿が異なる事が示唆されている。
使い魔である偽街の子供達はこの姿を「デキソコナイ」「ナリソコナイ」と呼び、また「此岸の縁こそ我らが舞台」と言っていることからも、本来の形で魔女化した際は「此岸の魔女」の姿になると思われる。

Homulilly


レコード状の帽子と、鼻梁から前頂部を覆う白い仮面と頭巾が外れた頭部には下顎しかなく、頭蓋には赤い彼岸花が咲いている。
レコード部分は此岸の魔女と異なり全体的に白みがかっており、特に針があたっている周のあたりは、同じ時間を繰り返し擦り切れたことを示すかのように、真っ白になっている。
本来ならば両目のある位置からは奥歯に似た白い使い魔を涙のようにとめどなく零しながら、断頭台へと進んでいく。
上着の襟と袖の部分は魔法少女だった時のままだが、衣服の下はむき出しの骨であり、なんとも不吉な容姿をしている。スカートの腰部分には蓄音機のそれに似たラッパ型のホーンがあり、腰のリボンは先端が手のようになっている。
魔女として魔法少女により滅ぼされることを選んだ為か、両腕は手枷により拘束されており、使い魔と共に結界内の断頭台へと行進していくが、その一方で腰のリボンは地面に爪を突き立て、抵抗してもいる。
後にリボンのような腕は祈るようなポーズを取った後、魔女自身に破壊されている。

魔女の結界

干渉遮断フィールドで隔離され、外へと広がることができない為か、ほむらのソウルジェム内に広がっている。見滝原を丸ごと再現した結界となっており、風見野といった隣町へは決してたどり着くことは出来ない。
また、水路を進む渡し舟や二階建てバス、ソーラーパネルに似た地面で何も建築物の無い区画、空に浮かぶ多くの飛行船、水道橋を含む多くの橋、複数の層のある廃墟など、元の見滝原ではなかったようなものが多くある。
ほむらの理想の世界を描いている為か、引き込んだ人間を傷つけることは無いが、ほむらのこうあって欲しかったという人物像へと記憶を書き換えてしまう。
魔女の代わりとしてナイトメアが魔法少女の敵として夜の街に出現している。
ほむらが違和感を持つと徐々に魔女の結界らしい特徴が街中に現れてゆき、自身が既に魔女であると確信すると燃え上がる飛行船が街へと降り注ぎ、町は炎で包まれる。
そして完全に魔女となった後は魔女の結界らしい姿へと変わる。

使い魔

衛兵のような帽子を被った眼鏡ほむらに似た使い魔(Lotte)、被り物をしたカラス(Liese)、喪服を着た子供のような姿をした使い魔(ClaraDolls偽街の子供達とも)、奥歯のような姿をした使い魔(Lilia)、奥歯に乗ったほむらに似た騎兵(Luiselotte)、飛行船の使い魔(Lisa)と、多くの種類が確認できる。
魔女に操られ、結界内で偽りの敵を演じたナイトメアも使い魔の一種といえるかもしれない。
外から引き込んだ以外の人間を演じるものたちも使い魔のようにも見えるが、魔女図鑑にも記載されておらず、不明である。

ClaraDollsとLotteは槍に似たものを持っており、それを武器とする。
(前者後者それぞれ、形状や使い方は異なっている)
漫画版ではLotteの槍は銃剣を付けた小銃のような形状となっている。

魔女の口づけ

完全に魔女となった際に魔女の口づけと共に名が出るが、口づけの形は此岸の魔女のものとは異なっている。
また、魔女となる前にもほむらが自身が魔女であると確信した後に現れた塔の内部にも描かれている。
ナイトメア(魔法少女まどか☆マギカ)のタグ等にもHomulillyの名がロゴ化された物が描かれている)

くるみ割りの魔女の口づけは、顔の無い黒髪の女性、虫歯、クロスした編み棒、そして彼岸花を思わせるもの等で構成されている。

関連タグ

Homulilly 此岸の魔女
業因のドッペル…スカートの形状が同じで、14体の分身も偽街の子供達に類似している。
悪果のドッペル…同じくギロチンで自身を処刑しようとする。

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Homulilly ほむりりぃ

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