原作、ゲームおよび映画のネタバレ注意!!
概要
これだけ準備して、それでも勝てない……。
そうだ…また時間を…。
!!
砂が…。
そうか…魔法を…。
まどか…あなたを救えなかった…。
ごめんなさい…。
『魔法少女まどか☆マギカポータブル』にて、ほむらルートの最終ボスである舞台装置の魔女(ワルプルギスの夜)との決戦で本体と対峙する(HPゲージが表示される)最下層で敗北するとゲームオーバーとなり、上記の台詞通り時間を戻す為の砂が尽きた為、ほむらが全てに絶望し魔女化する。
ただし、ゲームオーバーの前にイラストが1枚表示されるだけでこの魔女と戦闘することはできない。
このイラストで魔女文字による「Homulilly」の名前と同じく魔女文字の「game over」の表記が確認できる。ほむらが魔女化するのは全てのルートの中で唯一この時のみ。
名称や設定、外観ともに劇団イヌカレーによる公式オリジナルデザイン。
魔女図鑑にも登録されず後でイラストを見ることもできないが、特典ディスクのギャラリーに全く同じイラストが収録されている。
その時初めて『此岸の魔女』という名前がわかるが、性質や設定などは書かれていない。
また、TV版最終話のラストシーンのように、黒い翼をまとっている。
また、イラストの下部にはほむらの手らしき影が確認でき、そこから放射状に魔女の姿が広がっていることから、ほむらの手の先にあるソウルジェムが砕け散り、今まさに魔女が誕生したばかりである事実を明示していると思われる。
ポータブルの下敷きである『魔法少女まどか☆マギカ』第1期は、暁美ほむらが自身の能力で時を遡り、ループを繰り返して解決策を見つけ出すストーリーである。
砂が尽きた時点でループを繰り返す手段はなくなり、ほむらが魔女化してストーリーは終了してしまうのである。
後述する『劇場版魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』の公開に先駆けること1年半前に登場しており、一部のファンの間では既にこちらのイメージが浸透していた。
なおポータブル版では前述の通り細かな性質や設定については不明であったが、マギアレコードにおいて同魔女を元ネタとしたほむらのドッペル・閉鎖回路のドッペルと業因のドッペルが登場している。
ドッペル名はこれまで魔女の性質と同じものが利用されてきているという法則上、これにて此岸の魔女の性質が「閉鎖回路」又は「業因」である可能性が高まった。(※但し魔女の性質としては公式で未発表である事に注意する上、此岸の魔女の性質も、眼鏡Ver.で魔女化した場合と本編で魔女化した場合で異なっている。)
外観
黒い三角帽子(正しくは、レコード+レコードプレイヤー)に黒いマント、さらにメガほむを連想させる三つ編みお下げと言った姿をしており、まどか☆マギカにおける魔女の中ではもっともスタンダードな魔女のイメージに近い姿とも言える。
魔女の口づけ
此岸の魔女の口づけは砂時計と彼岸花を組み合わせたような一色の判子のようなものであり、こちらは購入特典である限定のPSPカスタムテーマで明らかになっている。
魔女名
元の名前「ほむら」と「百合」、または「此岸」の反対「彼岸」から「彼岸花(Spider lily)」をもじったものだと思われている。
本編での登場
CV:斎藤千和
『劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』において登場。派生作品出身の魔女では、本編に再登場した唯一の事例。
あまりに特殊な環境下での魔女化だった為か、ポータブルで登場した時とは性質が異なり、こちらは『くるみ割りの魔女』となっている。
詳細はくるみ割りの魔女を参照。
関連イラスト
関連タグ
魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語 魔法少女まどか☆マギカポータブル
Kriemhild_Gretchen Oktavia_von_Seckendorff Ophelia
Candeloro:こちらも2つの姿と性質を持つ。
カップリングタグ
リリ杏:杏子とのカップリング
オクリリィ:人魚の魔女とのカップリング