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まどなぎ

まどなぎ

アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』・アニメ映画『魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語』の登場人物、鹿目まどか(攻)×百江なぎさ(受)のGL(百合)カップリング。
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概要編集

魔法少女まどか☆マギカ』本編で概念化したまどかと、『叛逆の物語』のキーキャラクターと思われる百江なぎさに何らかの接点があるのではという可能性から発生した様相のカップリング。それゆえか、百江なぎさというキャラクターが発表されてすぐにカップリング絵が作られた。2人はいったい何をもたらすのだろうか。


二人の関係編集

百江なぎさもまた、まどかによって救済され、円環の理の一部に組み込まれていたことが明らかにされた。劇中でなぎさは、インキュベーターの実験により魔女化してしまった暁美ほむらを救済するため、まどかの補佐役(鞄持ち)としての役割を、同じ円環の理の眷属である美樹さやかと共に担う。つまり、なぎさもまたさやかと同じく女神の使い、すなわち天使ともいえる存在である。


暁美ほむらの救済にあたって、さやかとなぎさがまどかの補佐役になった理由は、さやかについては「まどかの親友であること」や「杏子への心残りがあったこと」がわかっているが、なぎさについては「たまたま(偶然)来てくれた」とされている(映画製作という意味では、円環の理から戻ってくる魔女が、さやかの他にもう一人描写する必要があったため、一番キャラが確立しているお菓子の魔女を出そうと判断したため)。では、まどかにとってなぎさは、単なるその他大勢の一人なのかと思われるかもしれないが、そう言い切れない部分がある。


叛逆の物語で示されたように、なぎさが担ったのは、女神(まどか)が置いていった記憶と力を預かり、再びまどかに届けるという役目である。これは、よほど能力と為人を信頼できる相手でなければ、任せられない役割である。暁美ほむらの救出作戦の成否に直結するだけでなく、邪な心の持ち主であれば、円環の理の力を私利私欲に用いてしまうかもしれない。TV版の頃からファンの間では「円環の理で救われない魔法少女」が居るのではないかという議論もあり、救済された全員がまどかに協力的なのかは不透明である。実際、もしも力を預かったら、私利私欲に用いてしまうかもしれない魔法少女は存在する(あくまで可能性の話だが)。


これらを総合して考えると、「たまたま、なぎさが来てくれた」という背景には、私利私欲に走らず、コンビを組む美樹さやかと上手く連携できて、使命を果たす能力がある、という、なぎさに対するまどか(とさやか)の信頼があると考えることができる。


scene0編集

scene0のFilm.4にて、まさかのメイン格とも言える関係性として描かれる事となった。


愛生まばゆより「魔女化の真実を真っ先に伝えたら、流石に契約する気が無くなるのでは」との提案を受け、ほむらは彼女の指示通りにまどかへと伝える事を決意する事となった。それもループ内における割と早期とも言える時期(具体的にはTV本編で巴マミが犠牲となった時と同日)に告げる事となった。

しかし、結果としてそれはまどかに対しては禁じ手とも言える自体を招いてしまった。


なんとまどかは目の前の魔女の未練を晴らして救いたいと言う願いを以って契約してしまったのである。


そうしてお菓子の魔女から分離する形で、この時間軸に百江なぎさが産まれる事となった。

ただし、正確には人間としての転生でも、ましてや魔法少女としての転生でもなく、未練の擬人化としてこの世に再び降りる事となったのが、当該時間軸での百江なぎさだった。

彼女を救うには、まどか自身の手でなぎさの願いを叶えてやる他ない。


レコンパンスでケーキを食べたり、ラテアートに挑戦してみたり…と、着々と思い出を作ってく最中、自分が魔女として誰かを食い殺す悪夢に毎晩苛まれもしていた。

そしてマミの命を奪った『人間のフリをした虫唾の走る魔女』として佐倉杏子から付け狙われ、ついには『なぎさは魔女』と言う事を思い出してしまう。

それからは自身の罪悪感に堪えられず、自分を魔女なのだと、自分は悪い子なのだと必死に言い聞かせながら、まどか達の下から離れ、自分を助けてくれたまどか・ほむら・まばゆの為に、たった独りっきりでグリーフシードを搔き集めるべく奔走するなど、健気で涙ぐましい一面を見せた。

たった独りで苦しむ百江なぎさの痛ましいその姿を決して見てはいられず、まどかは泣き叫びながら「お願い!わたしたちと一緒に帰ろうっ!」と懇願するのだった。

翌日にはまどか達に連れられ、咲笑の作る世界一のチーズケーキに舌鼓を打ちながら、温かくて優しいひとときを4人で過ごす事となった。


そんな百江なぎさには、もう思い残す事など無かった。

命を賭してまで自身を助けてくれたまどか達へ、儚げで、けれど満面の微笑みを浮かべながら、百江なぎさの未練は晴らされた。


「ありがとう…さよならなのです」


余談(scene0)編集

叛逆の物語にて、言うなれば円環部隊になぎさの姿があった理由としては、上記のscene0に於けるFilm.4での『魔女と化した自らをまどかが助けてくれた記憶』があっての事と考えても良いかもしれない。


関連編集

魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語

まどか☆マギカのカップリング一覧 百合


鹿目まどか


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