概要
『魔法少女まどか☆マギカ』の登場人物、佐倉杏子と美樹さやかのカップリング・コンビ。
同じ組み合わせを指すタグにはさや杏、あんさやがある。さやかが杏子に対して変態行為をしている絵も存在する。→変態さやかさん
本作において、まどか☆マギカというコンテンツのメインカップリングの3つ同士であるほむまどとマミなぎと人気を三分するカップリングである。
四話から六話において、魔法少女に対する考え方の違いから常にさやかに戦闘を持ちかけていた杏子。
しかし、七話においてさやかの心中を察し、自分のために魔法を使うよう説得する。これは過去に他人のために魔法を使って悲惨な結果を招いた自分自身、もしくはその結果亡くしてしまった妹にさやかを重ねているからかもしれない。
八話から九話において杏子はさやかを救おうとする。さやかの精神が壊れても、彼女が魔女になってしまっても。そして……。
最初から最期まですれ違ってばかりの二人だったが、さやかが最期に全てを吐露したのは杏子であり、杏子もそれに応えようとした。お互い、繋がる物は確かにあったと信じたい。漫画版においては九話で自爆した後の杏子がさやかに手を差し伸べるシーンが追加されている。十話においても、杏子はさやかに対して思うところがあった様子。
最終回にてまどかにより改変された魔女の存在しない世界でも、さやかの消滅で二人は離れ離れになってしまう。しかし、消滅するまでの僅かな時間ではあったものの本編では最後までなれなかった「友達」になれたことが杏子の口から語られた。
DVD/BD3巻のドラマCD「サニーデイライフ」では5人仲良しな話だが、さやかと杏子も軽口を叩きながらも初の共闘をするシーンもあった。DVD/BD5巻では、特典で杏子とさやかのデュエットキャラソンが付属した。作詞・作曲は「ワールズエンド・ダンスホール」などでおなじみのボカロPのwowaka氏。第9話では新たにエンディングが追加された。映像は蒼樹うめによる新規イラストであり、曲は前述のAnd I'm homeである。
二次創作での傾向
男性的な杏子と、恋する乙女であるさやかとの組み合わせであるため、女性受けが良いように思われる。
杏子が本編と同じように、もしくはより強く男前に描かれることも多い。さやか自身は一貫して恭介のことを好いているため、杏子の片想いという形になることもしばしば。アニメでの悲劇的な結末から救うために、幸せな日常を描いた二次創作も多い。巴マミを加えると退場組になる。意味は推して知るべし。
魔法少女おりこ☆マギカの登場人物である千歳ゆまを加えるカップリングはゆま杏さやとなる。
その他
杏子は「あんこ」とも呼ばれることがあるため、「杏さや」の読みは「きょうさや」か「あんさや」かで定まっていない。これは「さや杏」でも同様。「きょうさや」と読む場合、恭さやと紛らわしいので注意。
「叛逆の物語」にて
以下、劇場版「叛逆の物語」のネタバレ注意
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円環の理に導かれた後、アルティメットまどかの眷属として、彼女らを助けるため現世に降り立ったさやかは、改変後の世界の杏子と再会を果たす。
さやかは杏子に応えられず逝ったこと、杏子はさやかを見殺しにしてしまったことに、それぞれ負い目を感じていたのだが、再会したことでお互いの気持ちを打ち明け、ようやく真に友情で結ばれることになった。
最終的にさやかは、概念存在としての力を失ったことによって、普通の魔法少女として蘇生を果たしており、今後の展開が気になる幕引きとなっている。
ちなみに見滝原の結界の中では、杏子が見滝原中に通い、さやからと共に通学する場面が見られた。
この結界の中での杏子は、「さやかの家に居候している」という設定になっている。結界を作った人物は、杏子と巴マミの共闘時代を体験していないため、その方が自然かつ、さやかには親が(恐らく)いるために結界の中の魔法少女のあり方から妥当だと考えたのだろう。
結界の外ではそのような描写は無いため要注意。
関連イラスト
また、テレビ本編にはない二次設定として杏子が見滝原中学校の制服を着ているイラストも少なくなかった。後に「叛逆の物語」にて前述の通り見滝原中に通っている設定の杏子の姿が公式で描かれたため、今後さらに増えるものと思われる。
関連タグ
魔法少女まどか☆マギカ 百合 独りぼっちは、寂しいもんな 一緒にいてやんよ ほむまど マミなぎ
杏子はさやかの嫁 杏子とさやかの幸せを願し者のDayBreak
ダンロン・ダブルヒロイン:こちらも「きょうこ」(字は違うが)と「さやか」である。
• 佐倉杏子
↓表記/相手→ | 美樹さやか | 暁美ほむら | 鹿目まどか | 巴マミ | 百江なぎさ |
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自分が攻め | 杏さや | 杏ほむ | 杏まど(藍と悠木が勝つストーリー) | 杏マミ | 杏なぎ |
自分が受け | さや杏 | ほむあん | まどあん | マミあん | なぎ杏 |
↓表記/相手→ | 千歳ゆま | 上条恭介 | 志筑仁美 | Charlotte | 鹿目タツヤ |
自分が攻め | 杏ゆま | きょうきょう | 杏仁 | 杏シャル | ‐ |
自分が受け | ‐ | (きょうきょう) | ‐ | ‐ | タツ杏 |
• 美樹さやか
↓表記/相手→ | 佐倉杏子 | 鹿目まどか | 巴マミ | 暁美ほむら |
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自分が攻め | さや杏 | さやまど | さやマミ | さやほむ(青ほむ) |
自分が受け | 杏さや | まどさや | マミさや | ほむさや |
↓表記/相手→ | 百江なぎさ | 上条恭介 | 志筑仁美 | |
自分が攻め | さやなぎ | ‐ | さや仁 | |
自分が受け | なぎさや | 恭さや(さやかちゃんも救い隊) | 仁さや |