次回予告
皆さんお待ちかね!
遂にデビルガンダムを倒したドモン。
ですが!
怒りに燃えるマスター・アジアは、地球と人類の未来をかけ、最大最後のガンダムファイトをドモンに挑みます!
「機動武闘伝Gガンダム」!
『さらば師匠!マスター・アジア、暁に死す』に、レディー・ゴー!!
テレ朝ガンダムシリーズ・前後のストーリー
概要
みなさん。ついにデビルガンダムは倒されました。
ですが、そのために兄キョウジと、シュバルツ・ブルーダーの二人を、犠牲にしなくてはならなかったドモン・カッシュ。その心境はいかばかりのものでしょう。
…ですが、非情にもガンダムファイトはまだまだ続くのです。そう、東方不敗マスターアジアと、ドモン・カッシュの正真正銘の決戦として。
それではっ!ガンダムファイト最終決戦!レディー・ゴーッ!!
1995年3月3日放送。
もちろん最終回ではない。
……最終回ではない。
大事なことなので(ry
前話で、ガンダムファイト決勝大会、最終バトルロイヤルに現れたデビルガンダムをキョウジ、シュバルツごと葬り去ったドモン・カッシュが、東方不敗・マスターアジアと雌雄を決する話。
作中最高の熱いバトルというべき、マスターガンダム対ゴッドガンダムの戦いは観戦しているチボデー達が生涯忘れないというほどで、作画、声優共に熱を入れまくったクライマックスの石破天驚拳の撃ち合いは、まさに、神回、と言ってもいいほど、声、絵が見事に際立っていた。あまりにも熱意を込めすぎたため、今川泰宏監督が間違って絵コンテに「完」と描いてしまったのは有名な話。
主人公ドモンが師を乗り越え、喝破する、マスターアジアの目的、悲劇、そして、自分に勝たせるために弟子に活を入れる、ドモンが本当にキング・オブ・ハートを継承する、マスターアジアの死等、感動、衝撃が多い話であり、それら全てを見事に描き切ったこの回はファンからの評価が高く、24話の「新たなる輝き!ゴッドガンダム誕生」や、44話「シュバルツ散る!ドモン涙の必殺拳」と並んで神回の一つに数えられている。
当初の予定だと師匠は文言の途中でこと切れるという儚く悲しくやるせなさに満ちた演出にする予定だったが、今川監督曰く「絵コンテから師匠が『ワシはまだ死んでおらんぞぉ!』と叫んでいた」らしい。師匠ならありえる。
なお、コミックボンボンの漫画版ではこちらの「文言の途中でこと切れる」形となっている。
一方で、ネタバレ全開のサブタイトルという点でも最終話「Gガンダム大勝利!希望の未来へレディ・ゴーッ!!」や「城之内死す」「ブライ死す…」等と並び話題になることも多い。Gガンダムのサブタイトルはだいたいそんな感じだが、その上を行く勢いなのがGガンダムという作品である。