概要
東方不敗の愛馬。
自身と同名のモビルホース(モビルファイターの馬版)に搭乗し、東方不敗のマスターガンダムをサポートする。毛色は葦毛。性別はオス(牡馬)。
初登場は東方不敗と同じ6話で、本編ではなく、ドモンが師を家族の幻影に紹介する際の回想で登場していた。東方不敗がその背に仁王立ちしている姿は多くの視聴者にインパクトを与えたことであろう。
ドモンとの修行時代に風雲再起はまったく登場していないため、風雲再起という馬自体が第12回ガンダムファイトの賞品としてモビルホースとともに与えられた可能性もある。
24話終盤デビルガンダム四天王が総出で攻撃を仕掛けるシーンにおいて、損傷中のマスターガンダムに代わり、マスターを背に乗せた状態で風雲再起が体当たりを仕掛けている。
視聴者がよく「ギアナ高地で倒された筈のマスターがなぜネオホンコンに?」と疑問を抱くと言われるが、真相としては「風雲再起がマスターガンダムを背に乗せ再生させながらネオホンコンへと移動していた」が回答である。このことはLD版のインタビュー記事において明記されている。なお、上記の体当たりシーンをスロー再生すると、その背で蠢く再生中のマスターガンダムの姿が確認できる。
物語終盤の東方不敗亡き後はドモン・カッシュを次の主と認め、共にレイン・ミカムラの救出に向かった。なお、東方不敗の死は風雲再起にとってもショックだったようで、ドモンとともに悲しんでいる。
モビルホース
頭頂高/全高(ペデステルモード) | 17.1m/8.3m(ペデステルモード) |
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全長 | 18.5m/13.1m(ペデステルモード) |
重量 | 7.2t |
武装 | ユニコーンホーン |
第12回ガンダムファイトの優勝賞品として、ネオ・ホンコンから東方不敗に贈られたとされる馬型兵器。
頭に一本の角があり、ユニコーンのように見えるのが特徴。
サブフライトシステムを兼ねたペデステルモード(台座形態)に変形することができ、背中にMF1機を搭載しての大気圏飛行や成層圏離脱も可能。手綱はビーム式。
なお、風雲再起にもまさかのファイティングスーツを着用するシーンが存在する。
名(迷)セリフ「馬に蹴られて地獄へ落ちろ!」でウォルターガンダムの頭部を蹴り飛ばしウォン・ユンファにとどめを刺したのはこの機体によるものである。実際に馬で蹴ってしまうのが今川作品ゆえか。
デビルガンダム撃破後は、ドモン駆るゴッドガンダムを乗せ光の翼を広げて天馬の如く飛翔し、地球へと凱旋していった。
余談
兄弟子説
一部ではドモン・カッシュの兄弟子という噂もあるが、実はこれ、ときた洸一作のがんばれ!ドモンくん内のみの設定(ネタ?)である。たまたまドモンの修行時代は東方不敗と別行動していたと考えれば、兄弟子説もあながち間違いではなさそうだが。
関連イラスト
関連動画
立体物
ガンプラ
1/144『HGFC マスターガンダム』に同梱。ポーズは固定となっているが細かい足首程度なら可動し、マスターガンダムを騎乗させることが可能。ゴッドガンダムの騎乗にも対応しているが股関節パーツと干渉するため、一部パーツを外す必要がある。
あくまで簡易成形のため、ペデステルモードへの変形機構はオミットされている。また、成型色の方も頭部が赤で色分けされているのと一部グレー部分がシール補完されている以外は真っ白。幸いパーツ分割は優秀なため部分塗装してあげると良い。
その後プレミアムバンダイ限定で発売された『RG 1/144 ゴッドガンダム用 拡張セット』にもまったく同じ仕様の風雲再起が付属している。
アクションフィギュア
アクションフィギュア「MS in ACTION」シリーズにラインナップ。マスターガンダムとのセットとなっており、劇中同様にアクションを取らせたり同シリーズのマスターガンダムやゴッドガンダムを騎乗させることができる。
※台座(ペデステル)モードは、同シリーズのマスターガンダム(ハイパーモードver)に同梱する。
その後プレミアムバンダイ限定でROBOT魂でも発売。同ブランドのゴッドガンダムとマスターガンダムに対応している。
ポーズは固定だが関節ブロックを組み替えることでポーズ変更出来る形式を取っている。
ガシャポン
SDガンダムフルカラーにラインナップ。固定モデル故、可動できないが同じくラインナップされているゴッドガンダムかマスターガンダムをどちらか乗せることができる。 ※現在、入手困難
関連タグ
トールギス:次回作で暴れ馬と例えられたモビルスーツ。
私の愛馬は凶暴です:2作後のシリーズでの台詞。こちらも本物の馬を指しているわけではなく愛機としているMSを称している。