バンダイが長年蓄積してきた技術と、ロボットを愛する心=“ロボット魂”が創りだしたハイターゲット向けロボットフィギュア。最先端のCAD技術+造形職人の匠の技が織りなす“造形の妙”で、数々のロボットを圧倒的な完成度で立体化する。
概要
TAMASHII NATIONSが企画開発し、バンダイから発売しているロボットを対象としたアクションフィギュアシリーズ。
2008年10月発売のダブルオーガンダムから始まり、200を超える種類のロボットフィギュアが販売されている。
商品発売が決定する際、ガンダムシリーズ→〈SIDE MS〉といったようにロボットの出自シリーズ毎にカテゴライズされた肩書きがつく。
ロボットのアクションの見栄えやアニメの演出に出来るだけ準拠して立体化を実現させるため、パーツは一部差し替え式を採用、関節部分の材質には長く遊ばれる事を想定して擦り減りに強いABS樹脂やPOM樹脂を使用している。ストライクガンダムのシュベルトゲベールのように別途にパースを利かせた武装が付属する事もある。
さらにほとんどのフィギュアの表面がマット処理されているためフィギュアにありがちなおもちゃっぽさはなくむしろ高級感を感じられる仕上がりになっている。例外としてガウェインやマスラオのように光沢が目立つ機体には表面材質にポリカーボネートが採用される事も。しかし、その表面処理や前述の素材に凝っている分他のフィギュアと比べ値段は高めに設定されており、年月が経るにつれ単価そのものも高騰していっている。
このシリーズの売りは何といっても機体もしくは作品がマイナーゆえに商品化が絶望的だった機体が沢山立体化されている事であろう。分かりやすい例がバーザム(プレミアムバンダイ限定)。
また、コードギアスに登場する機体や深夜アニメの機体などが代表的である。
また、一般発売のフィギュアのカラバリや専用オプションパーツをプレミアムバンダイ限定で販売する事も多い。その他レグナントのような大型で大量生産が困難なものもプレバン限定になりやすい。
2015年からは関節部にダイキャストを使用したMETAL ROBOT魂も展開開始。
値段はいずれも10,000円を越す高価フィギュアとなっている。
一度のフィギュア生産数はかなり限られているため、通販サイトで人気機体の予約受付が始まると物凄い速さで売り切れになる。転売ヤーに狙われる事も多く、予約に成功した転売ヤーが定価の倍近い値段でマーケットプレイスやオークションに出品する光景もよく見られる。これらは深夜アニメの機体などで顕著であり、中古ショップではガンダム関連の商品が多く見られる一方、コードギアスや蒼穹のファフナーなどに登場する機体はごく僅かの数が元値の数倍で売られていることが多い。
ラインナップ
以下公式サイトを参照
http://www.tamashii.jp/item_brand/robot_tamashii/
余談
イベントや展示場などで試作サンプルが『参考出展』されて発売に至らないケースも多々あり、期待したユーザーの涙を吞ませることも珍しくない。
関連タグ
バック・アロウ:放送から早い段階で商品がリリースされる等、ある意味でもスーパー戦隊シリーズなどの商品展開を思わせる。