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30ミニッツミッションズ

さーてぃーみにっつみっしょんず

30ミニッツミッションズとは、BANDAI SPIRITSが2019年6月から展開開始するオリジナルロボットプラモデルである。
目次 [非表示]

量産機よ、立ち上がれ…!


概要

30ミニッツミッションズとは、バンダイが「FUNPORTER」の一環で企画し、発表した新しいロボットプラモデルのブランドである。

正式な表記は『30 MINUTES MISSIONS』。略称は『30MM』で名前の由来は「30分夢中になれる時間を提供する手軽で簡単なキット」のコンセプトから。ホビージャパンのインタビューによれば、開発当初は30分で組み立てられるコンセプトが考案されていたが、「プラモデルの組み立てに要する時間は個人差が大きい」との理由で変更された。

海老川兼武デザインの2種類の量産機ロボットとカスタマイズパーツ各種による商品展開が発表されており、ロボット本体は80パーツと比較的少ない個数で構成、直感的で分かり易いランナー内のパーツ配置で組み立て易さを考慮、更には共通関節の採用や塗装なしでも、カラフルにカスタマイズが可能なように設計がなされているとの弁。その為対象年齢は8歳以上となっており、価格と相まって模型製作のハードルを低くしているのも30MMの特徴であろう(但し、実際は組み換え遊び前提の為、複数買いが可能な大友向け商品となっている。それを踏まえて入門用のオールインワンモデルも発売しているのだが)。


先駆者で共通点の多いフレームアームズ(以後FA)と比較されがちだが、そちらは細かいパーツ分けが多くハイエンドユーザー向けに近い構造(対象年齢15歳以上)である為、対照的なコンセプトと評せるかも知れない。そもそもFAは単体のカッコよさを追求するあまりフレームによる統一規格が形だけとなってしまい、結果的に組み換え遊びにおいては経験と技術を要するため、初心者には向かない商品になってしまっている。中には組み換えを前提にデザインしているキットもあるが、展開が進むにつれてキット間の連動性が薄れてしまう結果となった。

30MMは当初から組み換えを前提としており、フレームをなくした代わりに関節ごとのブロック構造を採用し、関節の共通化を図っている。そのため完成後のビルドアップが容易となり、異なる機種の手足を取り付けるのみならず、武装やブースターなどをジョイントを介して取りつけられるなど、拡張の幅が他社のキットより広い。加えて各部に設置されている3ミリジョイントを利用すれば、自他社のパーツを取り付けも可能となっているため、無差別的なパーツ盛りが楽しめる。


シリーズ発表と別展開

2019年2月14日に発表された後、2019年2月22日にラインナップが発表された。

2019年6月から発売が開始。本体及びアーマーのカラーバリエーション、そしてオプションパーツの販売の体制で行われていたが、12月以降からはオプションパーツ込みの本体とのセット販売が行われるようになっている。

後に新規メカである地球連合軍の『ラビオット(RABIOT)』及びデザイナーとして柳瀬敬之とバイロン軍側のメカ『シエルノヴァ』のデザイナーである渭原敏明の参加が発表された。更にサポートメカである『エグザビークル』も発表されている。


そして2021年4月より新たなる第三勢力のマクシオン軍の『スピナティオ(SPINATIO)』(デザインは海老川兼武)発売が発表。4月にはスピナティオ戦国仕様、5月にはスピナティオ忍者仕様発売が発表。更には2021年3月19日にてスピナティオの女性風アレンジの『スピナティア(SPINATIA)』(デザインは無論海老川兼武)の情報が公開。2021年7月にスピナティアフェンサー仕様、2021年8月にスピナティアアサシン仕様発売が発表された。ただし、マクシオン軍(並びマクシオン軍の技術を流用した他勢力)のモデルは、一部パーツの構造が刷新されており、従来モデルとの交換性が悪化している(むしろ後述の派生モデルの雛型と見るべきか?)ので注意が必要である。


2021年5月13日に新商品アナウンスとして柳瀬敬之デザインの地球連合軍側のエグザマクス『エスポジット(ESPOSSITO)』が発表。詳細は6月に(本来静岡ホビーショーでの発表が予定されていたが、新型コロナウイルス絡みでバンダイが参加を見合わせた都合から)Web上で明かされた。それ以降はWeb上での発表が多くを占めている。


派生シリーズとして2021年7月から『30MINUTESSISTERS』がリリース。こちらは美少女プラモデルシリーズで、趣としてはこちら或いはに近い。

更に2023年9月下旬から新シリーズに『30ミニッツファンタジー』を発表、2024年を目処に発売を予定。

いずれのシリーズも30mmとの共通ジョイントが採用されている。


世界観

設定がほとんど存在しないと思われる30MMだが、一応の世界観は存在している。


西暦20XX年

突如として地球軌道に未知の人型ロボット兵器を使う高等生命体の航宙艦が飛来する。不幸な出会いから、人類と異星人の航宙艦は交戦状態となるが苦戦の末に人類はこれをなんとか撃退することに成功した。


地球軌道上に空間転移門(ゲート)が突如出現した“スカイフォール”から数十年が経過していた。

未だ世界紛争は至る所で起きているが、ある兵器の誕生が近代戦闘の戦術を一変させる。

拡張型武装及びモジュール結合システム通称“エグザマクス”の登場が瞬く間に世界の軍事バランスを塗り替えた。


2XXX年末。

再び、地球軌道上に空間転移門(ゲート)が出現する。

ゲートから現れたのは、地球人と似た容姿の惑星バイロン人だった。

バイロン軍はエグザマクスとよく似た機体“ポルタノヴァ”で各国に攻撃を開始。

紛争をしていた各国は地球連合軍を結成。

地球連合軍とバイロン軍の戦いの幕が切って落とされる。


用語解説


エグザマクス(EXAMACS)

Extended Armament & Module Assemble & Combine System

(拡張型武装及びモジュール組立結合システム)の頭文字「EXAMACS」。

機体の各部はモジュール化され、環境に合わせて機体の各部分を交換し、様々な戦況に対応できるシステムを搭載した機体である。

元が同じ源流のマシンであるため、異なる部隊同士のパーツ混成も可能としている。パーツの換装による能力の変更・拡充がエグザマクスの真骨頂である。


ロイロイ(Roy-Roy)

Researcher-Observer-Yaeger

エグザマクスの補助および支援用の小型ロボット。

人工知能により戦場を駆け回る。

分割が可能でロイロイの頭部を、そのままエグザマクスの頭部として使用する事も可能。


エグザビークル(Extended Armament Vehicle)

エグザマクスの支援メカ。

エアファイター型、タンク型、アタックサブマリン型、スペースクラフト型(月面車型。一部分離して宇宙戦闘機にも)、キャノンバイク型、ドッグメカ型、小型量産機型、装甲突撃メカ型と豊富なヴァリエーションが存在する。

上記のロイロイを圧倒する大きさで、ロイロイと同様に必要に応じてパーツを分割、エグザマクスのカスタマイズに用いるのも可能。


登場機体

地球連合軍

アルト(ALTO)

モデル:第3世代型

全高:16m

重量:31.5t


型式は『eEXM-17』。IT企業・サイラスが開発した地球連合軍に所属しているエグザマクス。直線的でスリムなデザイン。機動性、操縦性に優れたスタンダード機。拡張性に特化しており、現行兵器との互換性が高い。世界各地でオリジナルカラーや追加装備を施され配備されている。合体可能な小型支援メカ・ロイロイが付属。


プラモデルは本体及びオプションパーツ全て1/144スケールで、本体プラモサイズは約11センチメートル。

2019年6月にホワイト、ブルー、イエローの本体が1382円(税込)で、対応する近接戦闘用オプションアーマー&シールド(ダークグリーン、オレンジ)、長距離狙撃用オプションアーマー&シールド(ダークグレー、ブルー)がそれぞれ324円(税込)で、オプションウェポン1が540円(税込)で発売されると発表されている。

2019年8月にレッドの本体が1382円(税込み)及び指揮官機用オプションアーマー(ホワイト、ブラック)が324円(税込み)、2019年9月にダークグレーの本体が1382円(税込み)、オプションバックパックⅠ(平手付属)が432円(税込み)で発売。

2019年10月にグリーンの本体が、11月にはブラックの本体が1408円(税込み。消費税率増税により)で、12月にはネイビーの本体と同色のマルチブースターユニットとキャノン砲をセットした空中戦仕様セットが1980円(税込み)で、2020年1月にはパープル本体が1408円(税込み)で、2月にはブラウンカラーの本体と陸戦仕様のユニット等をセットにした陸戦仕様セット(税込み1980円)が、3月にはグレーの本体が発売。その後空戦仕様オレンジカラーと陸戦仕様オリーブドラブカラーが発売された。

更にプレミアムバンダイ専売の『X777部隊所属機』が発売された。

尚、同機体の銃器のカスタマイズパーツは、差し込み口の形状が独特のモノになっており、後に追加されたパーツがないと他のパーツがほぼ使用出来ない。


ラビオット(RABIOT)

モデル:第4世代型

全高:18m

重量:不明


型式は『eEXM-21』。地球連合軍に所属しているエグザマクス。アルトの機能強化型でありオプションも一部互換性がある。

また、鹵獲されたポルタノヴァを解析して得た、バイロン側の技術も盛り込まれているとされる。


2020年4月にホワイトとオレンジ、ダークグレーの本体が5月に発売。その後ネイビーの本体は発売され、2021年5月にグリーンの本体発売が発表されている(この内、オレンジとネイビーは後述のシエルノヴァには存在しない、ラビオットだけのカラーである)。

また、オプションとして拠点攻撃用アーマー(ダークブラウン/ダークグレー)及び特殊作業用アーマー(イエロー/ライトグリーン)、指揮官用アーマー(ネイビー/ホワイト)及び無人偵察用アーマー(パープル/ライトグレー)等が発売されている(この内、特殊作業用アーマーと無人偵察用アーマーの頭部装甲は僅かにアゴが見えている)。

アルト同様、プレバン専売の『R623部隊所属機』が発売された。


エスポジット(ESPOSSITO)

モデル:??

全高:??

重量:??


型式は『eEXM-30』。空戦型アルトのデータを元に新開発された可変型エグザマクス。武装違いにより、機動力重視の『α』と火力重視の『β』が存在する。変形構造上、ユニバーサル規格未対応。

アルト同様、プレバン専売の『エスポジットθ』が発売された。


フォレスティエリ(FORESTIERI)

モデル:??

全高:??

重量:??


地球連合軍の新型エグザマクスで、ホワイトをメインカラーにした『フォレスティエリ 01』と、ダークグレイをメインカラーにした『フォレスティエリ 02』に分別される。

型式は『eEXM-S01U(=フォレスティエリ01)』と『eEXM-S02M(=フォレスティエリ02)』となっている。

30MMでは初のビームサーベルに加え、最新型のロイロイもセットになっている。

両肘や両膝、両足首の間接の形状から察せられる通り、小型量産機型エグザビークルを介してマクシオン軍のデータを解析・流用して製造された。腹部や脛にあたるパーツが小型で、他機体と比べると全高が低め。既存機体との互換性はある程度保たれているので、小型化・低頭身化のカスタマイズに向く。

有人機のフォレスティエリ02と無人機のフォレスティエリ01に分別され、有人機を指揮官とした無人機部隊の編成が可能になっている。


プロヴェデル(PROVEDEL)

モデル:REX型

全高:??

重量:??


型式は『eEXM GIG-R01』。

従来の人型(ただし、明らかに掌や足首が怪獣めいた造形や、巨大なテールスタビライザーを備えている等から、リザードマンの方がしっくり来るかも知れない)に加え、恐竜そのものなREX形体パワードスーツを想起させる『ライドオン形体』の3形体変化が可能の大型エグザマクス。

ライドオン形体は名称通り、従来のエグザマクスの搭乗が可能になっている。

2023年7月に発売に発売された後、2024年にマイナーチェンジモデルの発売が決定している。


バスキーロット(BASKYROTTO)

モデル:現時点では第3世代型以前

全高:??

重量:??


2023年4月に発売予定のエグザマクスで型式は『eEXM-9』。

アルトよりも前の世代に相当する旧式機体で、上昇能力を犠牲に積載量と馬力を重視した重量級機体。

上記の特性から地上戦で多用された一方、戦闘以外の使途で運用されている他、再生資源を用いて製造された実験モデルも存在し、アルト以前の旧式エグザマクスの中では生産台数が多い。

付属武装に大型ライフルと実シールドに加え、ダチョウを思わせるロイロイが付属されている。

旧式機体の設定から、従来とは異なる3本指のマニピュレーターに加え、脇関節と股関節に当たる関節ジョイントが新造されている。

現時点ではグレーとブラウンの2色が発表されている。


バイロン軍

ポルタノヴァ(PORTANOVA)

モデル:第3世代型

全高:16m

重量:35.2t


型式は『bEXM-15』。バイロン軍に所属しているエグザマクス。耐弾性、出力に優れたスタンダード機。アルトとは異なり曲面を多用した重量感のあるデザインの装甲で、実弾、ビーム兵器のどちらにも対応する耐弾性能を追求。ビーム兵器の使用を想定した高出力機体。本国には、“黒の近衛師団”を始めとする主力部隊が存在するとされている。こちらにも合体可能な小型支援メカ、ロイロイが付属。

プラモデルは本体及びオプションパーツ全て1/144スケール。

アルトに遅れ2019年7月にグリーン、ダークグレー、レッドの本体が1382円(税込)で、対応する近接格闘用オプションアーマー&シールド(ダークレッド、サンドイエロー)、特務部隊用オプションアーマー&シールド(ライトグレー、ライトブルー)がそれぞれ324円(税込)で、オプションウェポン1が540円(税込)での発売が発表されている。

2019年8月にブルーの本体が1382円(税込み)で、2019年9月にイエローの本体が1382円(税込み)及び指揮官機用オプションアーマー(レッド、ネイビー)がそれぞれ324円(税込)、オプションバックパックⅡ(平手付属)が432円(税込み)での発売が発表されている。

2019年10月にはホワイトの本体、11月にはネイビーの本体、12月にはブラウンの本体が1408円(税込み)で、2020年1月にはグレーの本体と宇宙戦仕様のパーツ等をセットにした宇宙仕様が1980円(税込)で、2月にはブラックの本体が1408円(税込)、3月にはパープルの本体と水中用タンク等のセットである水中戦仕様が発売。その後はブルーグレーカラーの水中戦仕様が発売され、2021年6月にダークパープルカラーの宇宙戦仕様発売が発表された。

ポルタノヴァもプレバン専売の『特殊部隊所属機』が発売された。


シエルノヴァ(CIELNOVA)

モデル:第3世代型

全高:18m

重量:不明


型式は『bEXM-14T』。ポルタノヴァと同時期に開発された機体であり、アルトをはじめとする地球連合軍のエグザマクスの基となった機体でもある。主に指揮官用として運用されており、索敵能力が強化されているのが特徴。

2020年6月にグリーンとダークグレーの本体が発売。防衛作戦用と士官部隊用オプションアーマーの発売も発表されている。その後ホワイトカラーの本体が発売後に2021年5月にブラックカラーの本体発売が発表された(この内ブラックは前述のラビオットには存在しない、シエルノヴァだけのカラーである)。

2023年6月にはプレバン専売の『宇宙戦仕様』が発表された。


レヴェルノヴァ(REVELNOVA)

モデル:不明

全高:不明

重量:不明


バイロン軍にて開発された重装甲エグザマクスの汎用モデルで、型式は『bEXM-28』。

機動力を犠牲にした代わりに、火力と防御力を両立した典型的な重機体で、地上戦運用を想定している。

後方による火力支援を主としており、高出力ビームライフルを武装する。

特殊パーツに、エグザマクスの腕部を取り付けられるバックパックが付属されている。

現時点ではグリーンの1色しか存在しなかったが、2023年6月にプレバン専売の『陸戦強化仕様』他、2024年に新たにブラウンの新色が追加・発売が決定した。


ガルドノヴァ(GARDONOVA)

モデル:不明

全高:不明

重量:不明


レヴェルノヴァのフレームを流用して開発された、拠点攻撃型モデルであり型式は『bEXM-29』。

肩部バーニア噴射による横移動、大型脚部由来の跳躍を併せ持ち、高い機動力を獲得している。

中距離ではドラムマガジン搭載のマシンガンを、近距離ではマニピュレーターと一体化した大型クローを振るう。

レヴェルノヴァと同様、エグザマクスの腕部を取り付けられるバックパックが付属されており、それによりレヴェルノヴァとミキシングされたカスタム機も存在する。

ブラウンの1色の他、2024年に新たにグリーンの新色が追加される。


ヴォルパノヴァ(VOLPANOVA)

モデル:不明

全高:不明

重量:不明


バイロン軍初の可変機モデルであり、型式はブラウンカラーのタンクVer.は『bEXM-33T』、グリーンカラーのクアッドバイクVer.は『bEXM-33QB』となっている。

可変時の安定性を追及し、専用のダボとダボ穴が設けられている他、脚部のみを変形させた中間形態の移行も可能。背部ユニットは単体でも通用するデザインで、小型のビークル作成に役立つパーツでもある。

従来の地球連合・バイロン系の関節パーツを用いながらも、本体部分の全高はフォレスティエリと同程度の小型機体であり、変形機構を活かしたカスタマイズだけではなく、機体のダウンサイジングの使用にも可能。


ヴェルデノヴァ(???)

モデル:??

全高:??

重量:??


バイロン軍初となる飛行タイプの新型機。型式は『bEXMー21』。頭部パーツは差し替え式で2個制作可能で、グリーンカラーとネイビーカラーの2種類。


マクシオン軍

スピナティオ(SPINATIO)

モデル:不明

全高:不明

重量:不明


地球連合側でもバイロン側でもない第三勢力・マクシオン軍所属のエグザマクス。軽量・頑丈な稀少鉱物資源を用いて、堅牢さと機動性を両立させている。

地球連合軍やバイロン軍のエグザマクスとは異なり、基本外装の上にそのまま強化武装の取り付けが可能。

型式は『EXM-A9s』(戦国仕様)及び『EXM-A9n』(忍者仕様)。

日本風のイメージでデザインされ。赤色主体の戦国仕様は2021年4月に、青色主体の忍者仕様は2021年5月に発売、翌年の2022年にはコンセプト別のバリエーションとして深緑主体のアーミー仕様が2月に、藍色主体のナイト仕様が11月に発売された。

こちらもプレバン専売の『将軍仕様』が発売された後、新たに『ブラックナイト仕様』の発売が発表された。


スピナティア(SPINATIA)

モデル:不明

全高:不明

重量:不明


スピナティオと同様の第三勢力マクシオン軍所属のエグザマクスで、女性型の機体でもある。

型式は『EXM-E7f』(フェンサー仕様)及び『EXM-E7a』(アサシン仕様)。

前述通りの女性風のデザインがされており、黒と白主体の素体に紫色主体の武装を纏ったフェンサー仕様(2021年7月発売)、白と灰色主体の素体に桃色主体の武装を纏ったアサシン仕様(2021年8月発売)、指揮官仕様として仕様変更された朱色主体のコマンダー仕様(2022年3月発売)、紫色が主体のステルス仕様といえるリーパー仕様(2023年2月)が存在。

肩までの高さがスピナティオと同じものの、(頭身を低くする為に)頭部が大きめなので、全高は今までのエグザマクスよりも高めになっている。

女性型だからか、従来モデルよりも肩幅が狭い(+頭部が大きい)為、肩パーツを取り外す際は事前にボディから腕or頭部そのものを取り外さないと十中八九、頭部と肩パーツぶつかるので注意が必要。


アチェルビー(ACERBY)

モデル:不明

全高:不明

重量:不明


マクシオン軍の最新モデルで、現時点ではツインテール型の『EXM-H15A』(TYPE-A)と、ポニーテール型の『EXM-H15B』(TYPE-B)の2種が発表された。どことなく『カプセロイド』のアンドロイドを思わせるデザイン。前者は2023年10月に、後者は同年11月に発売予定となっている。

前記のスピナティアをベースに頭部、胸部、腕部、脚部は一部は専用の新規パーツになっており、仕様も30MINUTESSISTERSの規格に合わせ30MS用のフェイスパーツや、アーマーなどが取り付けられるようになっている。


ACVIコラボモデル

2024年にコラボモデルとしてリリース予定あるとを発表した。30MSではコラボモデルもあるが、30MMは初。機体紹介リンク先へ。コラボが故上記の3大軍勢とは属しない(強いて言うなら独立傭兵枠)。人気タイトルかつ人気機体のため、価格が高め。


ナイトフォール(RaD CC-2000 ORBITER)


スティールヘイズ(SCHNEIDER NACHTREIHER/40E)


その他

オプションユニット

2023年現在までに発売前の物を含め29種類のオプションユニットが発売or発表されている。

2019年8月にマルチブースターユニットが648円(税込み)で、9月にアームユニットライフル&大型クローが648円(税込み)で発売される。

2020年2月には共通ジョイントと追加装甲・武器が同梱したオプションパーツセット1が、2020年3月には新武装とオプション装備が同梱したオプションパーツセット2が発売されている。


カスタマイズシーンベース

2020年4月から発売されている、横方向に連結が可能な六角形のベース(台座)。ベース自体はガンプラ用の「アクションベース」と互換性があり、アクションベースとの連結は勿論、アクションベースのアームを直接取り付けも可能。

ロボット以外にも使えそうなのでフィギュア好きなどからも注目されている(そもそも砂漠ver.の風紋は1/144には大きすぎる)。

  • 無印:格納庫。壁と支柱も付属しており縦の連結も可能。
  • 情景ver.:街並みが小スケールで再現されており、高空を飛んでいるシーンの再現に向いている。
  • 砂漠ver./雪原ver.:砂漠や雪原を再現したベース。
  • 水上ver.:無印をクリアブルーにしたもの。更にベースの中央部分が外れるようになっていて、一部からは「ロビンマスクvsアトランティスを再現したい」などのネタが挙がっている。
  • 市街地ver.:こちらは情景ver.とは違いエグザマクスと同スケール。壊れた4階建てビル(複数購入で増築可能)と高架橋(高速道路)、電信柱のセット。ある意味トミックスのジオコレコンバット(Nゲージ(1/150鉄道模型)用情景模型ジオコレに破壊描写を加えて「1/144」として売り出したもの)の対抗品。

30MINUTES MISSIONS 第1弾PV



30MINUTES MISSIONS 第2弾PV



余談

  • アルト用指揮官機用オプションアーマーが、何処かで見たような顔っぽい。黒いアーマーで青か黒系統のアルトにすると……凶鳥にも見えてしまう
    • そもそも、デフォルトのアルト(特にホワイトカラー)はあの量産機体に見える。
  • またポルタノヴァ用指揮官機用オプションアーマーも、何処かで見たような形状である。 それ以前にポルタノヴァ自体もグリーンだと、よく見かけるザコを彷彿させる。
    • ついでに示せば、レヴェルノヴァはあの機体、ガルドノヴァは配色も合わさってこの機体を思わせる。ヴォルパノヴァに至っては、形状からあのマシンを連想させるものとなっている。
  • 一部のファンから「『eEXM-17(=アルト)』と『eEXM-21(=ラビオット)』の中間(=eEXM-18及び19及び20)は出るの?」と心配されている中、上記のエスポジットの登場により「eEXM-21(=ラビオット)とeEXM-30(=エスポジット)の間(eEXM-22から29の8機種)が未登場」と、更なる設定上の機体が増加する事態となった。
    • レヴェルノヴァとガルドノヴァの実装により、バイロン軍にも「bEXM-16から27の11機種が未登場」の事態になった。
      • 更に『eEXM-9(=バスキーロット)』の登場で、地球連合軍は更なる設定上の機体が増える事態になった。
  • HGACリーオーの大ヒットがきっかけでスタートした企画であることが、インタビューで語られている。実際、アルトとポルタノヴァは肘や膝の関節構造がHGACリーオーと酷似している。(もちろん世界観は異なるが)プラモデルとしてはHGACリーオーを始祖とするシリーズだといえる。→リーオーショック
  • ライバル企業本社の売店で売られていた事例が報告されており、他社混合の装備例も展示されているとされる。
  • スピナティオとスピナティアの所属する第三勢力の名前であるマクシオン軍の名前はあろうことか公式ツイッターで発表以前に明らかになっている。

関連項目

バンダイ BANDAI SPIRITS

量産機 海老川兼武 柳瀬敬之 1/144

プラモデル

リーオーショック

HG IBO グレイズシリーズ HGFCデスアーミー HGACリーオー及びHGACマグアナック:本ブランドが大いに影響を受けている存在。

フレームアームズ プラアクト:本ブランドが大いに影響を受けているのブランド。

M.S.G.:やはり本ブランドが大いに影響を受けている他社のブランド。


ロボット・コンチェルトアニマギア:同じ2019年に発売したバンダイの商品。3ミリジョイントで一部のパーツの組み合わせが可能。これらも少なからず影響を受けている。


ヘキサギア:ジョイント換装の点で影響を受けているブランド。こちらはパイロットフィギュアとの連携も視野に入れている。


ガールガンレディ暴太郎戦隊ドンブラザーズ:劇中に小道具として登場(バンダイだからこその“縁”である)。


外部リンク

公式サイト

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