概要
アーキバスグループの系列企業、シュナイダー製の軽量二脚フレーム「NACHTREIHER」(ナハトライアー)をフルフレームで採用した、機動力を生かした接近戦を得意とする機体。
搭乗者はV.Ⅳラスティ、左肩に描かれたエンブレムは口輪をはめられた狼。
極端な前傾姿勢のコアと、一見すると逆関節かと見間違える異形の脚部が目を引く。
一方でアーキバス所属のACでありながら、意外にもアーキバス本社のパーツは一切使用していない。また、彼の使う実弾兵装は、ヴェスパー部隊では通常運用しないものらしい。
機体名は直訳すれば「鉄の霞」となる。
機動力で翻弄する当機体に合ったネーミングといえよう。
アセンブル
頭 | NACHTREIHER/44E | シュナイダー製軽量頭。防御面に難ありだが、軽量で安定性能に優れる。 |
---|---|---|
コア | NACHTREIHER/40E | シュナイダー製軽量コア。出力補正に難があるが、軽さと高いブースター補正もあって機動戦にぴったり。 |
腕 | NACHTREIHER/46E | シュナイダー製軽量腕。圧倒的な射撃適性の反面、反動制御や防御面では大きく劣る。 |
脚 | NACHTREIHER/42E | シュナイダー製軽量二脚。二脚だが見た目通り、逆関節のような優れた跳躍性能を持つ。 |
ブースター | ALULA/21E | シュナイダー製。QB噴射時間・リロード時間が短い瞬発力重視型。 |
FCS | FCS-G2 P05 | ファーロン・ダイナミクス製。中距離射撃戦を重視しつつミサイル関連の性能も確保されている良好なモデル。 |
ジェネレータ | AG-T-005 HOKUSHI | BAWS製(エルカノとの共同開発)。だいぶ重い部類だが、出力に長ける。EN効率の悪いNACHTREIHERコアを補うためのチョイスと思われるが、優秀な自社製ジェネレーターの数々を退けてまでこれを選んだ理由は……? |
コア拡張 | アサルトアーマー | 弾をかき消しつつ広範囲にダメージを与えることを目的としたアーマー。 |
右腕武器 | MA-E-211 SAMPU | BAWS製のバーストハンドガン。ぶっちぎりの軽さとその割に高めの衝撃力がウリ。 |
左腕武器 | Vvc-774LS | VCPL製のレーザースライサー。レーザーの両剣といった構造で、高速回転しながら多段ヒットで斬りつける。 |
右肩武器 | Vvc-703PM | VCPL製のプラズマミサイル。威力そこそこ、弾速・軌道良好、爆風で削りもOK、おまけに軽いと器用万能な一基。 |
左肩武器 | MA-J-200 RANSETSU-RF | BAWS製のバーストライフル。通常はセミオート射撃で、チャージするとバースト射撃になる。重量や速射性に難ありだが、その分威力・衝撃力と射程は優秀。 |
見た目の第一印象に違わず『高い機動性で翻弄しつつハンドガンとライフルのWトリガーでACS負荷を溜め、スタッガーを取り次第スライサーで切り刻む』という軽量級ACの典型的な戦法を使い、作中の説明に度々登場する『コア理論』に忠実な構成といえる機体。
また本作のNPCACには「強化段階」という補正が掛けられているのだが、スティールヘイズの補正はその中でも最高ランクの「5+」
これにより特に総AP量が約1.25倍程盛られているので軽量機であるにも拘らずそこそこの粘り強さまで兼ね備えている。
同ランクの補正を持つACは他にはルビコン解放戦線の首魁の乗機しか無く、そういう意味でもこの機体が特別な位置にいることが感じられる。
ゲーム中ではストーリー、およびアリーナBランク帯で交戦することが可能。
しかし、この前後のランカー達と比して癖がないこともあり、アサルトアーマーでの痛撃にさえ気を付ければ、そこまで苦戦する事はないと思われる。
余談
- フレーム名「NACHTREIHER」はドイツ語でゴイサギの意味。これに限らずシュナイダー製品は鳥類に由来する命名が多い。
- 機体のメインカラー/サブカラーの組み合わせが頭部とコアは暗い青/褐色、腕部と脚部はその反対という、特異な色構成をしている。ゲーム中ではあまり違和感を感じないが、下記の立体物では色味の差も相まって顕著。
立体化
*RGではないです。
バンダイブランドのロボットプラモデル30ミニッツミッションズのACVIとのコラボにてナイトフォールと共に立体化が発表された。2024年9月発売予定で、価格は3,850(税10%込)。パーツの差し替えによりVvc-774LSの通常状態と展開状態が再現可能で、レーザーの刃は青のクリアパーツで成形されている。更に左肩用の「ウェポンハンガー」が付属し、武装を懸架できる。
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シュナイダーマン:関係ある...のか...?
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この機体が解放戦線に渡ること それ自体は良い だがそれは今ではない