概要
惑星マクシオンから地球連合軍とバイロン軍の戦場に武力介入してきた第3の勢力。2勢力を遥かに凌ぐ軍事力を保持し、いとも容易く戦場を制圧する。
主なエグザマクス
地球連合軍(並びバイロン軍)では数がそろえられないレアメタルを大量に保有しており、これを用いた独自構造のエグザマクスを製造・配備している。
両軍のエグザマクスとの最大の違いとして、基礎フレーム段階で上記のレアメタルをふんだんに使用し、基礎フレームそのものでの運用が可能性になっている点が挙げられる。
地球連合軍とバイロン軍のエグザマクスの場合、骨格状のフレームに装甲・兵器を武装する方式を採用しているに対し、マクシオンは上記の通りフレーム単独での運用が可能になっており、特定の部位毎に装甲・兵器を取り付ける採用となっている。
この為、可動域は両軍とそれを上回っている一方で、両軍のエグザマクスとの交換性が良くなく、キマイラ的なカスタマイズが施しにくい。
エグザマクス一覧
機体名称はバイロン軍同様にラテン語であり、各機体の武装の特徴に地球の古い文化(東洋文化、西洋文化)の武装意匠をコンセプトに作られている。
スピナティオ(SPINATIO)
モデル:不明
全高:不明
重量:不明
地球連合側でもバイロン側でもない第三勢力・マクシオン軍所属のエグザマクス。軽量・頑丈な稀少鉱物資源を用いて、堅牢さと機動性を両立させている。
地球連合軍やバイロン軍のエグザマクスとは異なり、基本外装の上にそのまま強化武装の取り付けが可能。
型式は『EXM-A9s』(戦国仕様)及び『EXM-A9n』(忍者仕様)。
日本風のイメージでデザインされ。赤色主体の戦国仕様は2021年4月に、青色主体の忍者仕様は2021年5月に発売、翌年の2022年にはコンセプト別のバリエーションとして深緑主体のアーミー仕様が2月に、藍色主体のナイト仕様が11月に発売された。
こちらもプレバン専売の『将軍仕様』が発売された後、新たに『ブラックナイト仕様』の発売が発表された。
スピナティア(SPINATIA)
モデル:不明
全高:不明
重量:不明
スピナティオと同様の第三勢力マクシオン軍所属のエグザマクスで、女性型の機体でもある。
型式は『EXM-E7f』(フェンサー仕様)及び『EXM-E7a』(アサシン仕様)。
前述通りの女性風のデザインがされており、黒と白主体の素体に紫色主体の武装を纏ったフェンサー仕様(2021年7月発売)、白と灰色主体の素体に桃色主体の武装を纏ったアサシン仕様(2021年8月発売)、指揮官仕様として仕様変更された朱色主体のコマンダー仕様(2022年3月発売)、紫色が主体のステルス仕様といえるリーパー仕様(2023年2月)が存在。
肩までの高さがスピナティオと同じものの、(頭身を低くする為に)頭部が大きめなので、全高は今までのエグザマクスよりも高めになっている。
女性型だからか、従来モデルよりも肩幅が狭い(+頭部が大きい)為、肩パーツを取り外す際は事前にボディから腕or頭部そのものを取り外さないと十中八九、頭部と肩パーツがぶつかるので注意が必要。
アチェルビー(ACERBY)
モデル:不明
全高:不明
重量:不明
マクシオン軍の最新モデルで、現時点ではツインテール型の『EXM-H15A』(TYPE-A)と、ポニーテール型の『EXM-H15B』(TYPE-B)の2種が発表された。どことなく『カプセロイド』のアンドロイドを思わせるデザイン。前者は2023年10月に、後者は同年11月に発売している。2024年2月にはモノトーンカラーの『EXM-H15C』(TYPE-C)が発売、11月と12月にもTYPE-DとTYPE-Eが発売予定。
前記のスピナティアをベースに頭部、胸部、腕部、脚部は一部は専用の新規パーツになっており、仕様も30MINUTESSISTERSの規格に合わせ30MS用のフェイスパーツや、アーマー等が取り付けられるようになっており、全高も30MSとほぼ同等の大きさに合わせている。
余談
- 明らかに30ミニッツシスターズを意識しており、関節構造に至ってはほぼほぼシスターズの方式を採用している(特にアチェルビー)。
- それもあって地球連合軍のフォレスティエリや、エグザビークル『装甲突撃メカVer,』等の一部モデルにも、名目上は「マクシオン軍の技術応用」 として、シスターズ方式の関節採用が増えている。
- バイロン軍と違いマクシオン人の設定は出ておらず、機械生命体等の解釈はあるが現状は不明。しかしながら、アチェルビーの解説に『本来ならあるはずのコックピットらしきハッチが見つからない』との説明がされている事実を考えるなら、もしかすると……。
- 初期設定案では機械生命体だったが没となり、この設定案は『30MINUTES FANTASY』の基本設定に使われている。
- ……のはずだが『30MF』の設定(=機械生命体の名称が〈マクシミリア〉である、マクシミリアと共存するリーベル共和国と、マクシミリアを支配するローザン帝国etc……)を鑑みると、マクシオン軍は『30MF』の異なる運命(=マクシミリアが人類を支配あるいは駆逐)とも解釈できる。
- 初期設定案では機械生命体だったが没となり、この設定案は『30MINUTES FANTASY』の基本設定に使われている。