概要
突如ゲートから襲来した敵対勢力へ対抗すべく、各国の軍事力を集結し結成された。
IT企業サイラスの開発するエグザマクスが軍事力の要となっている。
主なエグザマクスなど
全体的に鋭角ラインが目立つデザインが特徴。
また、ラビオットにはバイロン軍、フォレスティエリにはマクシオン軍のエグザマクスの技術を採り入れる等、他勢力の技術を積極的に解析・応用(盗用?)する姿勢を持つ。
当初はほぼ全ての機体名称の末尾に『ト』が付いていたが、フォレスティエリ並びプロヴェデルの登場により、その命名ルールが崩れた。
支援兵器のロイロイに関しても積極的に新型を造っており(※1、2)、現時点の保有総数は4機種(※3)確認されている。
エグザマクス一覧
アルト(ALTO)
モデル:第3世代型
全高:16m
重量:31.5t
型式は『eEXM-17』。IT企業・サイラスが開発した地球連合軍に所属しているエグザマクス。直線的でスリムなデザイン。機動性、操縦性に優れたスタンダード機。拡張性に特化しており、現行兵器との互換性が高い。世界各地でオリジナルカラーや追加装備を施され配備されている。
標準的な武装はサブマシンガンとナックルで、さらに合体可能な小型支援メカ・ロイロイが付属。
プラモデルは本体及びオプションパーツ全て1/144スケールで、本体プラモサイズは約11センチメートル。
2019年6月にホワイト、ブルー、イエローの本体が1382円(税込)で、対応する近接戦闘用オプションアーマー&シールド(ダークグリーン、オレンジ)、長距離狙撃用オプションアーマー&シールド(ダークグレー、ブルー)がそれぞれ324円(税込)で、オプションウェポン1が540円(税込)で発売されると発表されている。
2019年8月にレッドの本体が1382円(税込み)及び指揮官機用オプションアーマー(ホワイト、ブラック)が324円(税込み)、2019年9月にダークグレーの本体が1382円(税込み)、オプションバックパックⅠ(平手付属)が432円(税込み)で発売。
2019年10月にグリーンの本体が、11月にはブラックの本体が1408円(税込み。消費税率増税により)で、12月にはネイビーの本体と同色のマルチブースターユニットとキャノン砲をセットした空中戦仕様セットが1980円(税込み)で、2020年1月にはパープル本体が1408円(税込み)で、2月にはブラウンカラーの本体と陸戦仕様のユニット、バズーカ等をセットにした陸戦仕様セット(税込み1980円)が、3月にはグレーの本体が発売。その後空戦仕様オレンジカラーと陸戦仕様オリーブドラブカラーが発売された。2025年1月にはホワイトをベースにアーマーや可変式大型武装等をセットにしたフルアーマーアルトが発売予定。
更にプレミアムバンダイ専売の『X777部隊所属機』も発売された。
2019年6月には、武装用のオプションパーツとしてアルト用オプションウェポン1が発売された。こちらではサルトライフル、スナイパーライフル、アックス、ナイフ、ソードなどを組み立てることが可能。
尚、同機体の銃器のカスタマイズパーツは、差し込み口の形状が独特のモノになっており、後に追加されたパーツがないと他のパーツがほぼ使用出来ない。
ラビオット(RABIOT)
モデル:第4世代型
全高:18m
重量:不明
型式は『eEXM-21』。地球連合軍に所属しているエグザマクス。アルトの機能強化型でありオプションも一部互換性がある。標準的な武装はビームショットガン。
また、鹵獲されたポルタノヴァを解析して得た、バイロン側の技術も盛り込まれているとされる。
2020年4月にホワイトとオレンジ、ダークグレーの本体が5月に発売。その後ネイビーの本体は発売され、2021年5月にグリーンの本体発売が発表されている(この内、オレンジとネイビーは同時期に発売されたシエルノヴァには存在しない、ラビオットだけのカラーである)。
また、オプションとして拠点攻撃用アーマー(ダークブラウン/ダークグレー)及び特殊作業用アーマー(イエロー/ライトグリーン)、指揮官用アーマー(ネイビー/ホワイト)及び無人偵察用アーマー(パープル/ライトグレー)等が発売されている(この内、特殊作業用アーマーと無人偵察用アーマーの頭部装甲は僅かにアゴが見えている)。
アルト同様、プレバン専売の『R623部隊所属機』が発売された。
武装用の専用オプションパーツとしては、ラビオット用オプションウェポン1があり、こちらではバズーカ(アルト陸戦仕様のものとは別デザイン)、スプレーガン、ガンソード、チェーンソー、バスターソード、ジャマダハル、小型シールドなどを組み立てられる他、ラビオット用スリムボディも付属する。
エスポジット(ESPOSSITO)
モデル:??
全高:??
重量:??
型式は『eEXM-30』。空戦型アルトのデータを元に新開発された可変型エグザマクス。武装の違いにより、機動力重視の『α』と火力重視の『β』が存在する他、前述の2機の性能を統合した『γ』が新規実装された。変形構造上、ユニバーサル規格には未対応。
αはダブルバレルライフルとシールドとして機能する機首を、βはウィングライフルとウィングシールドを装備し、γではこれらを混載している。
アルト同様、プレバン専売の『エスポジットθ』が発売された。
フォレスティエリ(FORESTIERI)
モデル:??
全高:??
重量:??
地球連合軍の新型エグザマクス(※4)で、犬を模した頭部が特徴。ホワイトをメインカラーにした『フォレスティエリ 01』(並びカラーバリエーションの『フォレスティエリ 03』)と、ダークグレイをメインカラーにした『フォレスティエリ 02』に分別される。また、プレバン専売の『フォレスティエリ 04』も存在する。
型式は『eEXM-S01U(=フォレスティエリ01)』、『eEXM-S02M(=フォレスティエリ02)』、『eEXM-S03H(=フォレスティエリ03)』となっている。
標準装備としてビームライフルおよび30MMでは初のプラズマビームソード(ビームサーベル)が付属し、加えて最新型のロイロイもセットになっている。
両肘や両膝、両足首の間接の形状から察せられる通り、小型量産機型エグザビークルを介してマクシオン軍のデータを解析・流用して製造された。腹部や脛にあたるパーツが小型で、他機体と比べると全高が低め。既存機体との互換性はある程度保たれているので、小型化・低頭身化のカスタマイズに向く。
有人機のフォレスティエリ02と無人機のフォレスティエリ01(03)に分類され、有人機を指揮官とした無人機部隊の編成が可能になっている。
プロヴェデル(PROVEDEL)
モデル:REX型
全高:??
重量:??
型式は『eEXM GIG-R01』。
従来の人型(ただし、明らかに掌や足首が怪獣めいた造形や、巨大なテールスタビライザーを備えている等から、リザードマンの方がしっくり来るかも知れない)に加え、恐竜そのものな『REX形体』、パワードスーツを想起させる『ライドオン形体』の3形体変化が可能の大型エグザマクス(※5)。標準的な武装はヘビービームマグナム。
ライドオン形体は名称通り、従来のエグザマクスの搭乗が可能になっている。
2023年7月に発売された後、2024年にマイナーチェンジモデルの発売が決定している。
バスキーロット(BASKYROTTO)
モデル:現時点では第3世代型以前
全高:??
重量:??
2024年4月発売のエグザマクスで、型式は『eEXM-9』。
アルトよりも前の世代に相当する旧式機体で、上昇能力を犠牲に積載量と馬力を重視した重量級機体。
上記の特性から地上戦で多用された一方、戦闘以外の使途で運用されている他、再生資源を用いて製造された実験モデルも存在し、アルト以前の旧式エグザマクスの中では生産台数が多い。
武装として大型のライフルと実体型のシールドに加え、ダチョウを思わせるロイロイが付属している。
旧式機体の設定から、従来とは異なる3本指のマニピュレーターに加え、脇関節と股関節に当たる関節ジョイントが新造されている(※6)。
現時点ではグレーとブラウンの2色が発売されている。
エグザビーグル一覧
エアファイターVer.
エグザマクス開発によって獲得された技術が注ぎ込まれた支援航空機。
単体でも戦闘機として高い空中戦闘能力を発揮する他、分解した各部をエグザマクス用のフライトユニットやローラーレッグ、頭部パーツとして転用することができる。
多数の関節によって形態を複雑に変えられる主翼を特徴としており、ここにはエグザマクスがぶら下がるためのグリップも備えている。
2020年5月にホワイトとグレーの2種類が発売された。
タンクVer.
やはりエグザマクスの技術を転用して開発された主力戦闘車両。
左右3基づつ計6基の履帯を備え、うち後部の機動ユニットはアルト陸戦仕様と共通化されている。基本となるタンク形態の他に、エグザマクスを搭乗させることが可能なサポートユニット形態を取ることもできる。
主砲は電磁加速砲で、サポートユニット形態ではエグザマクスが操作できる。
2020年5月にオリーブドラブが、同年8月にブラウンが発売された。
なお、従来型の陸戦車両をルーツに持つと設定されているが、実在する戦車などと比べると、超重戦車と言ってもまだ足りないほどに巨大だったりする(※7)。
その他
公式に地球連合軍所属とされているエグザビークルは以下の2種類のみだが、ボックスアートや説明書掲載のカスタム例などで地球連合軍のエグザマクスなどと共闘・ミキシングされているエグザビークルは他にも存在する。
具体的にはキャノンバイクVer.、小型量産機Ver.、カスタマイズキャリアVer.、ティルトローターVer.などが該当する。
また、オプションパーツの1つであるアームユニット/レッグユニット単体で組み上がる名無しのエグザマクス?も、バスキーロットとのミキシング例がボックスアートに描かれている。
注釈
※1:ラビオットのロイロイはラビオットのオプションパーツに付属されている。
※2:バスキーロットは旧式機体である為、同機に付属されているロイロイも旧式の可能性がある。
※3:ラビオットのロイロイはパーツの一部差し換えによって2種類となる為、厳密な総数は5機種の可能性がある。
※4:30ミニッツシスターズ規格の関節パーツを採用。
※5:新造の関節パーツを採用。
※6:プロヴェデルのをダウンサイジングした新造の関節パーツを採用。
※7:ロイロイが第二次大戦時の戦車と似たようなサイズである。
余談
カメラアイに使われるクリアパーツの装着方法が、頭部パーツの溝にはめ込ませる仕様上、当該パーツの取り外しと差し換えが難しい。
特にバスキーロットの場合、パーツ自体が小さい+溝が奥に配されているのもあり、運が悪いと2度と外せない可能性があるので注意が必要。