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曖昧さ回避

  1. TRPG及びファンタジー作品に登場する獣人。本記事で解説。
  2. 漫画「スパイダーマン」に登場する悪役(ヴィラン)。→リザード(MARVEL)
  3. pixivの絵師の名前。ベト化トランスファーイラストが多い。→本人プロフィール
  4. 仮面ライダーウィザード』に登場するファントム。→リザードマン(ファントム)
  5. ソウルキャリバー』シリーズの登場キャラクター。→アイオーン・カルコス
  6. ドラゴンクエストシリーズ』のモンスター。色違いにりゅうせんしシュプリンガーなど。→リザードマン(DQ)
  7. ドルアーガの塔』シリーズの敵キャラクター。

概要

爬虫類の獣人としてメジャーなものの一つがリザードマンである。

基本的には二足歩行するトカゲというべき風貌であり、狼男などの哺乳類型の獣人と違い、に覆われた固い肌が特徴。

もふもふではなくを好む人や、太く長い尻尾を好む人に非常に好まれている。

リザード→蜥蜴、マン→男ということで『蜥蜴男』というまんまな表記が用いられることもある(実際勇者のくせになまいきだ。シリーズでも『トカゲおとこ』という表記でリザードマンのような魔物が登場する)。


リザードメン


各言語での呼び名

言語カナ表記綴り
英語リザードマン / リザードフォーク / ウェアリザード / ワーリザードLizardman, Lizardfolk, Werelizard
ドイツ語エクセンメンチEchsenmensch
スペイン語オンブレ・ラガルト(男性) / ムヘール・ラガルト(女性)Hombre Lagarto, Mujer Lagarto
フランス語オム・レザール(男性) / ファム・レザール(女性)Homme Lezard, Femme Lezard
タイ語マヌッギンガー / マヌットギンガーManut Kingka
ベトナム語グォイ・タン・ランNguoi Than Lan
インドネシア語マヌシア・カダルManusia Kadal
タガログ語タオン・ブティキTaong Butiki
スワヒリ語ムトゥ・ムジュシMtu Mjusi
中国語爬蟲人(パーチョンレン) / 蜥蜴人(シーイーレン)Pachongren, Xiyiren

由来

ルーツはロール・プレイング・ゲームであり、神話や伝承ではその姿を見ることはできない。

”いかにも現代ファンタジーらしい存在”といえるだろう。

そのため、国内外を問わずRPGでは非常によく登場する。


形状・描かれ方

胴長短足である爬虫類の体型を、外的特徴を残しつつ人間体型に近付けた姿で表現される。

剣と盾などの武器を携えた姿で描かれることが多い。

また、発祥はよくわかっていないが「リザードマンは左利きである」とされており、その特徴に合わせてなどの武器を左手に、を右手に持たされているものが目立つ。

これに加え、戦いの際に尻尾を振るい、攻撃する個体も見られる。(※)


爬虫類の特徴として前後に長い頭を持つことから、斜めや横向きアングルのイラストの比率が高い。

敵としても味方としても出ることは多いが、誇りある戦士としての扱いが多い。一方で、知略を武器にしたり魔法を得意とするリザードマンも少ないようでそこそこいる。


また最近では、顔や体はほぼ人間として表現されるものも増えてきた。その場合、部分的に鱗があったり尻尾が生やすなどある程度の差別化は行われている。


※「クイーンズブレイド」の前身となったゲームブック「LOST WORLD」に登場した「Lizard Man with Scimitar and Buckler(邦訳:とかげ男)」も、これに倣い右手に楯、左手に剣を持たされている。また、場合によっては尻尾を用いての攻撃も可能。


魔法を使うリザードマン

FFCC」のモンスター


シャイニングフォースシリーズ」、「ラストストーリー」、他多数のゲームなど。


  • ククイ・スチャ

無限のファンタジア」のNPC。リザードマンの紋章術士。


ゴブリンスレイヤー」の登場人物である蜥蜴人の神官。位階をあげ竜へ転身するため異端(モンスター)を倒す冒険者となった。強力な奇跡を起こせるだけではなく戦闘能力も非常に高い。


  • ウィッチドクター

テラリア」のNPC。

クイーンビーを撃破すると現れる。呪術に関わるアイテムを売ってくれるが、条件を満たさなければ入荷しない商材が多い。明言はされていないが、尾を有し、肌が緑色であることから、トカゲぞく(Lihzahrd)の一員と思われる。なお厳密にはリザードマンとは異なり、トカゲぞく(Lihzahrd)たちの頭部は人間に近いので、本来はリザードマンではない(英名も違う)。


文化を描写した作品

  • ソード・ワールドノベルズ」の「ゲート・デーモンの仮面」においては、SF小説家山本弘によって変温動物であり、卵生であることから人間とは違うメンタリティを持つ種族として描写されている。また山本はSF小説においても、人間とは感性や思想が異なる爬虫類型の知的生物を頻繁に登場させている。

  • 丸山くがねによる小説「オーバーロード」4巻(アニメ第2期)においては、リザードマン(蜥蜴人)の視点からストーリーが展開し、独自の文化を持つ種族として詳細に描写されている。

  • 山本貴嗣による漫画「エルフ17」では、表情が読めず会話も途中で断ち切るのを躊躇しないので、太刀筋が読めない種族として描写された。

  • こやま基夫による漫画「おざなりダンジョン」では、人類圏や他の獣人国家と対立する、竜を信奉するリザードマン系獣人で構成された帝国「ジオ・サウルス」が登場した。魔法は使えないが自らの種族に品種改良を重ねて暗躍する。

  • The_Elder_Scrollsシリーズ」ではプレイヤーキャラクターにも選べるアルゴニアンというトカゲのような獣人種が登場する。病気や毒に強く水中呼吸可で、開錠の技術にも長け隠密行動を得意とする。また女性は魔法職に高い適性を持ち、ぶっきらぼうで無表情に見えるが信頼を得られば情に篤い。

  • ファイナルファンタジーシリーズ」のイヴァリースアライアンスと呼ばれる世界観では、バンガ族というリザードマン型の亜人種が登場する。魔法が苦手だが、強靭な肉体を持ち、肉弾戦に優れる。気性の荒い者が多いものの、人間や他種族と問題なく共存している。ただし、彼らに対して「トカゲ」は侮辱に辺り、その言葉を口にすれば怒りを買う。

  • ゲームブックファイティングファンタジー」シリーズの、舞台となる世界「タイタン」では、混沌勢の種族として登場。邦訳では「トカゲ兵」と訳される。優性上位種「リザードキング」を支配者として頂き、完全な縦型の社会を形成。信仰している魔王子イシュトラへの奉仕と高い知性から、独自の文化を形成している(首都や神殿も作っている)。人間を始めとする自分達以外の種族は、全て劣った存在と見なし、敵対か隷属以外を認めない。恐竜や大トカゲなどを乗騎として使用。時折生まれる双頭の個体は優性種として司祭に就くが、奇形の個体は蔑まれ奴隷とされる。

  • 異世界食堂」には、人間界の洋食屋「ねこや」に、一週間に一度開く魔法の扉を通って、リザードマン「ガガンポ」が来店。オムライスを注文して食した後、仲間たちへのお土産用オムレツを持ち帰り帰宅している。ガガンポの属している部族は「青尻尾一族」。本作のリザードマンは、沼地で生活している原始的な種族であり、人間に比べ短命(「20年も生きれば長生き」らしい。ガガンポ自身は8歳の男盛り)。年に一度の村祭りでは「ねこや」に行けられる権利を競って決めており、ガガンポは三年連続でこの権利を勝ち取っている。オムレツ代は、村外の商人に狩ったワニ皮と銀貨・銅貨とを交換する事で得ている。

その他爬虫類ベースの獣人

トカゲを基本形としたもの以外では、ワニ恐竜などの獣人も一応存在するがどれもかなりマイナー。

その中では比較的出番が多いのは蛇(マンスネーク)。

「鱗に覆われた獣人」としてもう一つのメジャーな存在である竜人との明確な区別はできないが、翼の有無や、鱗の強調の程度などで区別されていることが多い。


関連タグ

獣人 竜人 トカゲ男 トカゲ 爬虫類 爬虫類化

爬虫類娘 トカゲ娘

イグ

クロコダイン(ワニ) ゲラ=ハ アイオーン・カルコス ロマール・セバスチャン キ・キーマ

蜥蜴人 ザリュース・シャシャ クルシュ・ルールー

リザルフォス バンガ 蜥蜴僧侶

リザード・サラマンティス ガガンポ

アルゴニアン アルゴニアンの侍女 ダル=マ

リザードマン(魔物娘図鑑) リーザ(モン娘) ガビル(転スラ) ソーカ

ダイル(TOB) リザードマン(ファントム)


リザードウーマン:リザードマンをモチーフとした魔物娘(トカゲ娘)の通称。

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