概要
初登場は『ドラゴンクエストⅤ』。黄色い鱗を持ち、鎧に身を包んだ竜人。魔法竜戦士になるためにワイトキングに呪文を教わっており、「ルカナン」や「スカラ」といった呪文を唱えて他のモンスターのサポートをする。
『ドラゴンクエストⅩ』では、ダーマ神官を捕まえて魔法戦士にムリヤリ転職させてもらっており、5種類のフォースを使ってくる。
Play Station2版『ドラゴンクエストⅤ』では、剣が下位種のメンバー(シュプリンガー系のモンスターを参照)よりも大きい。
『ドラゴンクエストⅩ』ではりゅうき兵とカラーが被るため、カラーが暗めになっている。
仲間としてのシュプリンガー
『ドラゴンクエストⅤ』では仲間にできるモンスターとしても登場。名前は1匹目から順に「リンガー」「シュプル」「ますたん」「ペロ」。
加入時点でLv3、最大Lv50。上述の「ルカナン」と「スカラ」に加え、レベルアップで「バギマ」と「バギクロス」を覚える。打撃担当としても呪文担当としてもやや半端な性能だが、装備が充分なら活躍の機会はある。
スーパーファミコン版では歩行グラフィックの体色がなぜか青く、下記のリザードマンの姿になってしまっている。Play Station 2版への移植で色は黄色になったが、なぜか両目を見開いた形相になっている。
ボブルの塔の地下や大神殿、ラストダンジョンであるエビルマウンテン、隠しダンジョンである謎の洞窟と4つものダンジョンで出現するので仲間にする機会が多いと思いきや、なんと大神殿とエビルマウンテンでは仲間にならないという、攻略本に書いていない隠し要素が存在する。そのせいでシュプリンガーを仲間にしようとして、全く立ち上がらなくて絶望した当時のプレイヤーは多いだろう。そのため、クリア前で仲間にするにはボブルの塔の地下で粘るしかない。
シュプリンガー系のモンスター
青い鱗を持つ竜人のモンスター。『ドラゴンクエストⅤ』ではシュプリンガーと同じ呪文を使うが、『ドラゴンクエストⅨ』では「バイキルト」のみ使ってくる。魔法戦士にあこがれて転職させてもらおうとダーマ神官を訪ねたものの逃げられてしまったが、リザードマン本人は何故逃げられたのか知らないらしい。ドラゴン族のせんしなのだが、こんな名前のせいで自分がトカゲなのかドラゴンなのか思い悩むことが多いらしい。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』では、毒沼に入ってスカルゴンに変化することがある
『ドラゴンクエストⅤ』にのみ登場。外見はシュプリンガーを赤くしたモンスター。仲間を呼んでくることがある。経験値稼ぎに最適。
- りゅうき兵
『ドラゴンクエストⅦ』と『ドラゴンクエストⅩ』に登場するモンスター。外見はシュプリンガーに似ているが、『ドラゴンクエストⅩ』では上記の通り配色が異なる。ダンジョンで普通に登場する事もあるが、ボスキャラとして登場する個体も存在する。
騎兵という割にじつは馬には乗ったことがない。りゅうほ兵という名前だけはカンベンだと思っている。
- まかいファイター
『ドラゴンクエストⅦ』から登場した紫色のシュプリンガー。攻撃力が高い上に、うけながしのかまえを取って攻撃を受け流してくる。いつでも自分を鍛える生粋のファイターで手足にはめているリングはトレーニング用のおもりらしい。
- りゅう兵士
『ドラゴンクエストⅨ』にのみ登場するモンスター。りゅうせんしに似た外見をした炎のドラゴンソルジャーで、たまに2回行動をしてくる。仲間を呼んでくる事もある。焼けつくマグマの色をした身体は常に炎に包まれており、迂闊に近づくと火傷してしまう。
- アッシュリザード
『ドラゴンクエストⅩ』(Ver.3.2)に登場したモンスター。配色が黒めだが、くすんだ体色がシブいと評判でこれでもリザードマン界では大人気のイケメンらしい。バイキルトで強化して、ジャンプ斬りで大ダメージを与えてくる。また、同種の仲間を呼んできたり、盾ガードをしてきたりしてくることもある。
- アカツキショウグン
『ドラゴンクエストⅩ』(Ver.1.5中期)に登場するシュプリンガーの転生モンスター。縁起の良さそうな純白の鱗に紅い鎧を身に付けている。常時3回行動でジャンプ斬りを織り交ぜた攻撃をし、怒り状態になると「やいばくだき」を織り交ぜた集中攻撃をしてくる。倒すと「紅竜将軍ハンター」という称号が手に入る。神聖視されることに反発していた時期もあるらしく、目のキズやタトゥーはグレてた頃の名残りらしい。
ボスモンスター
- セト
『ドラゴンクエストⅦ』に登場するボスキャラで、まかいファイターに似た外見をしている。闇のルビーの力によって強化された残忍な性格のモンスターで、相手の守備力を下げる「ルカニ」や無差別に誰か一体に大ダメージを与える「みなごろし」などの技を使用してくる。モデルはエジプト神話の神「セト」である。
- ドドス隊長・カマン隊長
『ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり』に登場するクレティアを守護するリザードマン。脱走した主人公達を敵と見なして襲いかかってくるが、双方の誤解が解けたあとは味方として協力してくれるようになる。
大峡谷でのモンスタレア連合国防衛戦やクレティア奪還作戦にも登場する。
終盤のイベント「キズナ ジャスティス」では一時的にクレティアから抜け出し、「ギガジャティス」を放つためホミロンに協力する。
配信クエスト「ゼシカ&ククール編」にも登場。クレティアの地下にいるドドス隊長の娘にプロポーズするためやってきた彼氏を守護する必要があるが、ドドス隊長はプロポーズを阻止するため全力で襲いかかってくる。
関連イラスト
関連タグ
チェス:ナイトの駒はドイツ語でシュプリンガー(Springer)と呼ばれている。