概要
1000年前の「双子の王」のうちのひとりで、弟であるナジムと世界を治めていた。ある時禁術に手を染めたことで魔王となってしまい、闇の世界を滅ぼしたのちにナジムによって封印された。このため、ナジムの末裔を根絶やししようとしていた。
現在の時間軸になって彼が封印を解かれた後は、支配欲の強かったゼビオン王を唆して双子の兄になり済まし、予言者を名乗って戦争を仕掛け、混乱をもたらした。
やがてナジムの末裔の双子であるラゼルとテレシア率いる連合軍に攻め込まれて敗れ、用済みとなったゼビオン王を殺害し、本拠地である闇の浮遊城に撤退。連合軍が浮遊城に乗り込み、最終決戦となる。
素肌に服を直接着ており両耳に大量のピアスの様な耳飾りをつけているのが特徴。
胸には禍々しいデザインのタトゥーが入っている。
戦闘
第一形態でも第二形態でも頻繁に「いてつくはどう」を使用し追加効果をなくしてくる。ただし、テンションは下がらない。
魔王ザラーム(第一形態)
人型状態のザラーム。遠距離では3連発の「イオ」や「イオナズン」、「ギガデイン」など呪文を使い、ワープで近距離に来ると闇の聖杯の力を使って「ダークマッシャー」を放ってくる。
また、体力が半分をきると「ジゴフラッシュ」も使用してくるようになる。ダメージに加え攻撃が当たりにくくなる効果もあるので回避したほうがよい。
真・魔王ザラーム(第二形態)
一度体力を全て減らすと闇の聖杯を取り込んで、ドラゴン型の体の両肩から巨大な腕が生えた異形の姿の巨大な魔物「真・魔王ザラーム」へと変貌する。
取り込んだ聖杯は胸に埋め込まれそこから強大な闇の魔力を放出し、「闇の呪い」で体力回復を妨害したり「闇の檻」で仲間を閉じ込めたり、巨体を生かした肉弾戦と併用する。また、第一形態と同様に「ジゴフラッシュ」や「ドルマドン」などの呪文も使用してくる。
体力が減るとラゼル/テレシアから光の魔力を吸収して体力を回復し、「マダンテ」を放ってくる(一定ダメージで解除可能)。聖杯が力の源になっているが同時に弱点でもあり、必殺技でダウンをとり露出させれば大ダメージを与えられる。最後の敵らしくHPが10万弱とかなり高いため、必殺技を駆使しダウンを奪っていくことが勝利のカギとなる。