概要
『ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり』の舞台である7つの国の宗主国「ゼビオン」の王。
糸目で身長が小さいが、聡明で威厳を持っている。オレンカがジャイワールに攻め込まれた際にオルネーゼを派遣したのもこの人。
基本的に戦闘を望まず対話による和解を求めようとするが、モンスタレア連合国が攻めてきた際は兵を率い、自らも敵地に赴き戦いに参加するなど戦闘での実力も備えている。肉体戦闘向きでないためか、使用するのは基本的に呪文が多い。
担当声優は三ツ矢雄二。
ネタバレ
作中中盤で「破滅のつるぎ」を破壊した後各地の王が和解し永世不戦協定が結ばれると態度が一変。各地のモンスターを暴走させ、王や主人公達の命を狙わんと襲いかかってくる。そして、自身がいにしえの予言にある「双子の王」と正体を明かし、呪われた光の聖杯を手にし世界を我が物にしようとする。
緑がかった宝石をつけている方が弟で、青みがかった宝石をつけている方が兄。
戦闘
伝承の塔最上階にて双子の王と戦闘となる。
2人で別々の行動をとり、「ジバリーナ」や「ベギラゴン」、「ギラグレイド」といった強力な呪文を使用する。ワープも多用し、縛る攻撃や「さそうおどり」など行動不能となる攻撃も使用する。また、兄弟でそれぞれ「メラゾーマ」「マヒャド」を単独で使用してくることもある。
また、聖杯の力を利用して「闇の呪い」を使うこともある。闇の呪いを受けると体力回復が一時的にできなくなってしまうので注意。
体力が減ると二人で力を溜め「メドローア」を放ってくる。直前の「ジバリーナ」で呼び出された岩陰に隠れないと攻撃を避けられない。
無事に倒すと兄が弟を見限って殺し、正体を表す。偽りの双子の王はここに倒れることとなるが、同時に真の双子の王が目覚めるきっかけにもなる。
なお、兄と偽っていた人物の話から世界征服をそそのかす以前から、弟である本来のゼビオン王は世界征服を目論んでいたことがうかがえる。