概要
初登場は『ドラゴンクエストⅣ』。炎の呪文である「メラ」に魂が入り込んだモンスター。人魂のような外見をしており、その名の通り「メラ」の呪文を使う。
こいつに通常攻撃をすると、通常攻撃を無効化するどころかなんと分裂してしまう能力を持っており、このモンスターに序盤でいやな経験をした人も少なくないはず。
『ドラゴンクエストⅧ』では分裂能力はなくなったが、エレメント系のためテンションを上げないと通常攻撃によるダメージが軽減されてしまう。『ドラゴンクエストⅨ』では前作同様エレメント系だが、通常攻撃を軽減する能力はなくなっている。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』以降は、マネマネに代わってこのモンスターが低ランクのゾンビ系モンスターとして登場している。攻撃力は弱いが、メラ系の呪文・炎系の特技が得意。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』のシナリオでは耐久が低く戦力としては役に立ちづらい上に攻撃力が低くスカウトにも適さないが、攻略においてメラ系・炎系の通りが良いため役立つスキル「かえん」が継承する価値をそれなりに持つ。
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』では、マネマネと共演している。
メラゴースト系のモンスター
成仏できずに現世をさまよう青い霊魂。
まごまごして攻撃しなかったり、HPが少なくなると「はじけとぶ」で自爆してくる。
- マネマネ
CV:多田野曜平(『ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり』)
変身能力を持つ黄色い人魂。名前の通り「モシャス」で相手を真似てくることが多い。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズでは「まねまね」という変わった特技を覚える。
『ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり』では伝承の塔で敵として立ちはだかるほか、リッカの宿屋にいるものは装備の見た目を変更できる機能を持っている。また、闇の世界の住人がこれと同じ見た目になっている。
- ドルマージュ
『ドラゴンクエストⅩ』のVer2.0で追加されたモンスター。闇の呪文「ドルマドン」から生まれた紫色の邪悪な幽鬼体。
「ドルマドン」の呪文で攻撃してくるほかに、呪いをかけたり「はじけとぶ」を使って自爆したりしてくる。
- ジェイドフレア
『ドラゴンクエストⅩ』のVer.2.1で追加されたモンスター。翡翠の色をした人魂。ゆらめくフレアのとがり具合にこだわりがあり、フレアのセットが乱れた時は機嫌が悪くなるらしい。
まごまごすることがあるが、「イオグランデ」を唱えてきたり、呪いをかけてきたり、自爆してきたりすることがある。
- 亡霊のひとだま
『ドラゴンクエストⅩ』のVer.3.0で追加されたモンスター。白い人魂のような姿をしており、死の呪文にこだわりのあるなんともタチの悪い亡霊。
ステータスはドルマージュとジェイドフレアより低く、まごまごすることもあるが、「ザラキ」や「ザラキーマ」といった相手を即死させる呪文を唱えてくるためかなり危険。
- やみのたましい
『ドラゴンクエスト モンスターパレード』に登場するモンスター。
夜更けにこぼした溜息が寂しさのあまり夜の闇に集って哀しみの魂となったものらしい。
- モモたんに憑依していた黒い色違い(名称不明)
『剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣』のボス「エビルももんじゃ」を撃破した時に出てくる黒いメラゴースト。モモたんはりゅうおうの策略で攫われてしまい、これに憑依されて上記のエビルももんじゃと化してしまった。最後にその黒い色違いを切れば止めになるのだが…
- スクリーマー
発売される事の無かったゲームボーイカラー版『ドラゴンクエストⅣ』に登場予定だった没モンスター。没になったので何色をしていたのかは不明。
関連タグ
キモーイガールズ…『ドラゴンクエストⅨ』での図鑑の説明文に「「今どきメラなんて小学生でも使わないよねー」と言う心ない一言がこの魔物を生み出した」とある。