概要
初登場は『ドラゴンクエストⅤ』。蛇のように細長い姿をした霊体のモンスター。
空中を飛び回りムチのような光の帯を残す。自分の体をムチのように使って攻撃したり、「ルカニ」を唱えて相手の守備力を下げてくる。
余談だが、一部の攻略本では、ナイトウィスプと誤植されている。恐らく名前元と思われる「ウィル・オ・ウィスプ」と混同してしまった結果だろう。
外伝作品での登場
登場場所が場所だけに『ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵』でもゾンビ系のモンスターとして登場。
「いなずま」や「かまいたち」などを覚えるが、お得意の「ルカニ」は覚えなくなった。
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』のちいさなメダル状況再現ありチャートでは、メダルのとびらでエンカウントした個体を勧誘するチャートがある。状況再現で手に入れたしもふりにくを与えてから、貧弱なパーティを補う杖で倒すという、通常プレイを行っている層からしてみれば考えられないプレイが行われる。このチャートで手に入れたナイトウイプスのおかげでGランク攻略からの一気のDランクへの特攻が安定するのがミソ。因みにナイトウイプスそのものの解説ではないが、メダルのとびらは状況再現で手に入る杖さえあればRTAにおける経験値稼ぎ場として機能する。
『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』では「人の魂を食らう魔物」とされ、集団で現れてかまいたちやいなずまぎりで襲い掛かるという。
…「ルカニ」はもう採用される気配はなさそうだ。
ナイトウイプス系のモンスター
- デススパーク
1回だけだが「ベギラマ」を唱えてくる青い稲妻のモンスター。このモンスターと戦う時点では、「ベギラマ」はただでさえ危険な攻撃だというのに、集団で唱えてくることもあるので厄介なモンスター。
不意打ちで戦闘が開始した際は注意。
何気に「まほうのせいすい」を1/8と高確率で落とす。
色違いであることが幸いして『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』にも登場。説明では「スパークした稲妻に邪悪な心が宿ったモンスター」であるとされ、倒された相手は新しいデススパークになるというゾンビじみた事実が判明した。「スパークした稲妻」とはなんだかよく分からない表現ではあるが、要は電気のお化けである。
- フレアドラゴン
名前の割にドラゴンらしからぬ姿をした赤い炎のモンスター。見た目はどっちかというと西洋のドラゴンよりも中国の龍に近い(どっちにせよドラゴンであるが…)。
はげしい炎や焼けつく息を吐いてくる…が、非常に脆い。それでもデススパークより耐性はある。
エビルマウンテンに棲んでいるが、SFC版『ドラゴンクエストⅤ』のみ隠しダンジョンにも登場している。
こちらも不意打ちで戦闘が開始した際は注意。運が悪いと「はげしい炎」や「やけつくいき」で壊滅的な被害を受ける。
『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』では「全身燃え盛る炎に包まれたドラゴン」であるという解説がついた。技は「やけつくいき」が没収されて「どくのいき」を使うようになった。