概要
ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターの一種。公式ガイドブックによれば、炎に生命を吹き込んだ怪物であり、ブリザードと共に「精霊属」とされる。
初登場は『ドラゴンクエストⅡ』の「ロンダルキアへの洞窟」。集団で現れ、炎を吐き、仲間(同種)を呼ぶ。
「ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki」によれば、企画段階での名前は「ファイアジャイアント」。
他作品での登場
スライムもりもりドラゴンクエストシリーズ
しっぽ団の一員として登場。マグマの上を歩きながらこちらに向かって炎を吐いてくる。「ほのおのいき」の範囲は長く、動きも早いため厄介な敵である。
『スライムもりもりドラゴンクエスト2』や『スライムもりもりドラゴンクエスト3』では動きが遅くなり、水辺に落ちると即死するようになった。『スライムもりもりドラゴンクエスト2』では水辺に投げ入れて倒すと必ず?袋を落とし、中身は通常では入手しにくい「もえる水」や「とうがらし」である。
更に、一定数を町に送ると戦車バトルやふねバトルに参戦させられる。リーダーを守ったり、相手側の戦車や船に乗り込んで攻撃する事ができ、「もえる水」や「とうがらし」、「メラゾーマ」等による炎でダメージを受けないという利点がある。もちろん、相手のフレイムの攻撃も効かないため、戦車バトルで相手がフレイムを使ってくる時、こちらもフレイムを向かわせれば足止めさせる事ができる。しかし、ふねバトルでは周りが海なので、海に落ちると即死するため、非常に使い勝手が悪い。
因みにトロッコ等で潰すと漢字の「火」の形になる。
他媒体での登場
ドラゴンクエスト ダイの大冒険
暗黒闘気により偽りの生命を吹き込まれたエネルギー生命体として登場。魔王軍の氷炎魔団の構成員でありブリザードと共に登場。氷炎結界呪法を発動させる一翼を担い、フレイザードの指示で撤退しようとするダイ一行の気球を襲撃し、マトリフの援護がなければあと一歩のところまで追い詰めた。
その後、中央塔に乗り込もうとするダイ一行がばくだんいわと遭遇したところにブリザードと共に追ってきて、『我らの面目を保つために、お前達を倒す!』と攻撃を仕掛けたのだが…ばくだんいわに張り付いてしまったうえ「メガンテ」の巻き添えを喰らってしまった。(なおこのシーンは2020年版では、カットされた)
同系統のモンスター
- ブリザード
- ダークフレイム
- デスブリザード
- 追憶のフレイム
- ギャスモン
- インフェルノ
- エルダーフレイム
- スピリットフレイム
- エレメンレッド
- エレメンブルー
- エレメングリーン
- エレメンイエロー
- エレメンピンク