概要
2013/8/22βテスト開始、9/2正式サービス開始。2019年6月サービス終了。
ドラゴンクエストシリーズの歴代モンスターが多く登場するが、そのモンスター達を仲間にして戦わせる形式で主人公たち人間は戦わないため、どちらかというとドラゴンクエストモンスターズシリーズに近い。
本作の最大の特徴は、勝手に闘ってくれる仲間モンスターたちをマウスクリックとドラッグで「つまんで」アクションさせる特殊操作がメインである事。魔法の手袋「ハンド」を使って、モンスターをつまんで移動させ、早く倒したい敵の前に置いたり、戦線から離脱させたり、タイミングさえ合わせれば直接攻撃や呪文を回避させることができるが、一部のモンスターにはハンドに直接攻撃してくる演出が用意されている。その他、戦闘時以外でモンスターを選択、移動する時などでも基本的につまんで移動させる形式を取っている。
スライムも、キングスライムも、ゴーレムも、本作に登場するモンスターは皆専用のつままれている無防備な姿が用意されており、意外な一面を見せる者も居るため必見。
マップ画面で道を選ぶと、横スクロールで、馬車の周りに仲間モンスターを配置して進行するパレード画面になる、襲撃してくる敵モンスターを倒しながら右端まで到達する(東西南北のどの方角に向かっても必ず左から右にスクロールする)とパレードクリアで、町や村やその他の建物に入れたり会話イベントが発生したりする。これを繰り返して先に進んでいく。
勿論進むにつれて敵も強くなるため、仲間モンスターを増やしたり鍛えたり作戦を考える必要が出てくる。
道を1区間進むたびに馬車を引く白馬「アデリナ号」がスタミナを1消費し、これが無くなると動けなくなる。この回復はよくある「xx分に1回復」ではなく、朝6時にのみ全回復する。
その他、イベントなどで手に入る「にんじん」を食わせることで1回復する。
ただし移動呪文の「ルーラ」「リレミト」は使い放題(ワープできる場所はマップ上で宝石マークのついている所のみ)。
後に2015年6月にはスマホ版「ドラゴンクエスト どこでもモンスターパレード」が2020年7月一杯まで運営された。
ストーリーは同じだが細かなシステムが違う。
サブシステム
気合伝授
捕まえたモンスターの持つ経験値を、他のモンスターに移し替えるイベント。初期値は1000。これにより経験値が0になったモンスターは、野生に帰ってしまう。
たんけんスカウト
アイテムを持たせて手持ちモンスターを「洞窟」などに派遣することで、新しいモンスターをスカウトさせてくることが出来るシステム。これにより、通常エンカウントしないモンスターも手に入れることが出来る(いわゆるガチャである)。
登場キャラなど
- 主人公
キャラバンマスターを目指す銀髪の少年。村の近くで負傷したキャラバンマスターに代わり、夢見の王の城にクロナを届ける旅に出る。
名前は決まっておらず、自分で入力する辺りはドラゴンクエストモンスターズシリーズよりもナンバリングタイトルのものに近いか。ちなみに「ロト」とは付けられない。
スライム。昔主人公に助けられて以来の親友。開始時仲間モンスターの1匹。
物語のキーパーソン「いにしえの巫女」と思われる女の子。
キャラバンマスターに憧れていたが馬に嫌われる体質のモヒカン男。
主人公の妹。村で留守番していたはずが…
意思を持ち喋り、「ルーラ」の呪文も使える魔法の手袋。画面上をカーソル代わりにプレイヤーに操作される。
主人公キャラバンの馬。ギャロとの漫才が鉄板。