十面鬼ユム・キミル
じゅうめんきゆむきみる
CV:石川英郎
「アマゾンの世界」に登場。
秘密結社ゲドンの首領にして大ショッカーの大幹部。体にはクウガからキバまでの平成ライダー9人の面が刻まれている。
大ショッカーと手を組んで全人類怪人化による世界征服を目論み、自身の持つガガの腕輪と対となるギギの腕輪を狙っている。
短気で残虐だった十面鬼ゴルゴスとは対照的にルックスは良く、物腰も柔らかい。部下は褒めて伸ばす性格。
普段は重力を制御し、自在に浮遊できる巨大な球体に乗っている。
「ライダー返し」という能力を持ち、相手の平成ライダーの攻撃に合わせてその攻撃を返す、または相殺することが可能。発動時は対応するライダーの面が光り、劇中では「クウガ返し」「ファイズ返し」「ディケイド返し」を使用した(ディケイド返しは顔が光る)。
強力な能力だが宿敵であるアマゾンへの返し技がない、同時攻撃は返せない等弱点もあり、良くも悪くも「ディケイドが介入することが前提の能力」である。
劇中では大ショッカーと組んでアマゾンの世界を占拠。人々を支配下に置き、全人類怪人化計画を実行に移そうとする。
超古代のパワーを手に入れるためアマゾンが持っているギギの腕輪を狙っており、ディケイドやクウガをライダー返しで圧倒。さらに岡村マサヒコ少年を利用してアマゾンからギギの腕輪を奪い取る。
そして超パワーで怪人化計画を実行しようとする(実際、二つの腕輪からビームを照射して憲兵を魔化魍に変えている)が、ディケイドに妨害された挙句、改心したマサヒコによってギギの腕輪を奪い返されてしまう。
増援としてやってきたアポロガイストと共にディケイド、アマゾンコンビと戦うがアポロガイストは大切断を受けて撤退。さらにディエンドによってガガの腕輪まで奪われてしまう。
腕輪を取り返そうとするも、コンプリートフォームが使用したファイズブラスターとディエンドの攻撃で大ダメージを負い、最後は二つの腕輪を装着したアマゾンのスーパー大切断によって緑色の血を噴き出しながら爆散した。
ネットムービー『オールライダー対しにがみ博士』では大ショッカー幹部として登場。ライダー狩りを行い、小野寺ユウスケ=仮面ライダークウガをシャドームーンと共に追い詰めるが、海東大樹によって甦った仮面ライダーV3、ライダーマン、仮面ライダーブレイド、仮面ライダーキバの四大ライダーキックを喰らって爆死した。
映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』ではショッカーの同盟怪人として登場。世界会議では秘密結社ゲドンの代表者として出席。処刑広場の決戦では仮面ライダーオーズと交戦する。岩石大首領の起こした地割れに飲み込まれてしまった怪人の一人。
映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』では大ショッカーの大幹部として登場。ゴセイジャーと戦うシーンがある。
映画『仮面ライダー大戦』では地獄の底から蘇り、大ショッカーの事実上の後継組織であるバダンに忠誠を誓う。
ゲーム『オール仮面ライダー ライダージェネレーション』シリーズには中ボスとして登場。衝撃波などで攻撃してくる。