概要
『仮面ライダーディケイド』第28話・第29話の舞台となる世界。
士の役割は草野球の選手で、光写真館の背景ロールは「密林を流れる川」。
平成ライダー同様に現代風にリ・イマジネーションされたアマゾン=山本ダイスケが登場する。本エピソードは「アマゾン」の第1部「ゲドン編」をモチーフにしているため、様々なパロディが見られる。
原典との差異
本作のゲドンは既に大ショッカーの協賛組織の一つであり、東京は大ショッカーにより支配されている(士は「いくらなんでもそんなに速く世界一個落とせるわけがない」と嘯いていたが、実際は既に世界の殆どが大ショッカーに支配されているようだ)。子供達は大ショッカースクールに通わされ、街角では「イー!」と挨拶し、反乱分子は大ショッカー憲兵に逮捕されてしまう。
というのも、大ショッカーは「仮面ライダーこそが世界を崩壊させる破壊者で、大ショッカーはそれから人々を守る正義の使者」と大嘘をぶっこいており、それを信じた市民たちは怪人を応援し仮面ライダーを非難する。
また、本作におけるアマゾンは長老バゴーに改造されたのではなく、「各国を放浪した後に祖国(日本)に来てゲドンとの戦いに巻き込まれ、アマゾンライダーになった」と本人が語っている。これらの少ない情報から推察するに「ゲドンの獣人オオトカゲとして改造された後に裏切って脱走した」という王道展開が過去にあったのではないかと考えられるが、詳細は不明。
登場する怪人
- アポロガイスト
- 十面鬼ユム・キミル(十面鬼ゴルゴスの代役)
- ショッカー戦闘員(黒ジューシャの代役?)
- ゴ・ジャラジ・ダ(獣人ヤマアラシの代役)
- マンティスロード(カマキリ獣人の代役)
- カンポノタスワームマキシラ(トゲアリ獣人の代役)
- バケネコ(黒ネコ獣人の代役)
- ヨブコ(ワニ獣人及びヘビ獣人の代役)
わざとオーソドックスなクモとコウモリを外している辺りが芸が細かい。
関連項目
仮面ライダーディケイド ディストピア リ・イマジネーションライダー
RXの世界 → (ストロンガーの世界) → アマゾンの世界 → ディケイドの世界
レッツゴー仮面ライダー、スーパーヒーロー大戦GP:同様にショッカーよる支配が完成し、仮面ライダーがお尋ね者になっている分史
仮面ライダーアマゾンズ:後年製作された仮面ライダーアマゾンの完全新作。本作の仮面ライダーも人間との協調や敵対が見られる