ピクシブ百科事典

ゴ・ジャラジ・ダ

さいていさいあくのかいじん

「ゴ・ジャラジ・ダ」とは、東映の特撮TVドラマ「仮面ライダークウガ」に登場したグロンギ怪人である。
目次[非表示]

「君たちが苦しむほど、楽しいから」

人間態CV:大川征義 スーツアクターおぐらとしひろ

概要

ヤマアラシの体毛状に伸びた白髪が特徴的なヤマアラシ種の怪人。身長:177cm、体重:134kg。呼称は未確認生命体第42号。

人間体では、指パッチンを鳴らす癖の他、爪を噛む癖があり、精神的に未成熟な子供の様な感じを与えている。当初は派手な柄の扇子を持っていたが、ゴ・ザザル・バに取り上げられたきり返してもらえなかった。
しかし、他のグロンギ怪人がまともに見えるくらい外道そのものを絵に描いたような怪人で、子供といった弱者を嬲り殺す行為を快楽と捉える

その狂気じみたゲゲル

彼が参加したゲゲルの内容は、『緑川高校2年生男子を定めに従い12日間で90人殺す』というもの。
彼の能力は、怪人体の胸にさげているアクセサリを標的の脳に刺し込み、内部で鈎針に膨張・変形させて脳を内部から傷つけ、脳内出血による虚血性脳梗塞にて殺すというものである。なんとこの体内に入れられた針が凶器に変化するまで4日あるのである。つまり、針を刺されたら最後、標的は4日間、死の恐怖に脅えなければならないのである……。その余りの残忍な殺害方法故、標的となった男子生徒の中には恐怖のあまり自殺した者まで出たほど。(皮肉にも、そのお陰でジャラジのゲゲルは失敗しかけている)
おまけに撃ちこまれた針はレントゲンやMRIにも認識されず、手術による摘出もできないという質の悪いもので、一度撃ちこまれれば死が確定しているに等しい。

よってグロンギの中ではン・ダグバ・ゼバよりも極悪非道極まりない怪人とまでいわれる。
しかも同じ陰険怪人であってもバックします野郎とは違って、針を手で投げただけでクウガの装甲を突き破るほどの威力を持つ。更にヤマアラシの特質上、悪路であってもかなりの速度で移動することが出来る健脚を持つ。
劇中では健脚を活かした瞬間移動じみた動きとフィンガースナップにより、クウガや警官たちを翻弄している。

更に殺人以外にも狂気染みた行動を起こしており、四日目にターゲットの目に見える範囲に出現し、宣告通りに死ぬ絶望感を与え、恐怖に怯える姿を見て楽しみ、苦しんで死んだターゲットの葬式にまで現れ、参列した同級生に恐怖を与える。
と、ターゲットのみならず周囲の人間の精神状態までズタズタにしながらゲゲルを行っていった。

そして、その卑劣な行為が原因で……。


ただし、健脚こそ持つものの本人の戦闘力は他のゴと比較するとかなり貧弱で作中のグロンギの中で最も低身長、低体重、武器の針もドラゴンフォームの装甲こそ貫いたがタイタンフォームにはライジング化していない状態でも完全に無力化されており、単体の戦闘力で見ればゴ集団どころか全グロンギの中でも最弱レベル
ジャラジ本人もそれを自覚しているのか用心深く、他のゴよりもゲゲルの期間を長めの時間に設定している。(尤も、半分以上は自身の快楽のためではあるのだろうが)

その最期(グロ注意!)

愛憎


能力の隠密性を有効に活用し、実際に犠牲者が出るまでは大規模な事件に発展することなくゲゲルを敢行。未確認生命体対策班が気付いた時には既にゲゲルに王手がかけられていた状態だった。
だが事態に気づいた緑川学園の男子生徒が死の恐怖に耐えかねて発狂し、病室の窓から飛び降りて命を絶つというジャラジにとっては予想外の事態が起こってしまう。

ターゲットの「自殺」は定めに含まれない為、転校して来たばかりの生田和也を新たなターゲットにし欠けた最後の一人を補おうと生田が保護されている文駐所を襲撃。手にかけようとするも乱入した五代雄介=クウガに阻まれる。
その直前に生徒から聞かされたジャラジの外道ぶり、それによる被害を伝える悲痛なニュースなどがダメ押しとなり、とうとう心優しき戦士、クウガの逆鱗に触れてしまう。
マウントポジションをとったマイティフォーム吐血するほど何度も顔面を殴られ、クウガの凄まじい憎悪のこもった攻撃に怖気づいて逃走を図るも更に顔面を殴られ、ビートゴウラムで安全地帯まで運ばれた(この時、針で反撃したがクウガは微動だにせずタイタンに超変身、針が刺さらなかった上、更に顔面を殴られた)後に跳ね飛ばされて湖に投げこまれた。
それでもクウガに対して針を投げて応戦するも全く効果はなく、更にクウガはライジング化しながらジャラジに声もなく迫り来る。
唯一の武器も効かず、ライジング化までされた事とクウガの憎悪に気圧され完全に戦意を喪失、恐怖で足がすくみ逃げる事もできず、来るなと言わんばかりに必死に手で払う事しかできなくなるほど追い詰められた挙句、ライジングタイタン滅多切りにされた上、倒れたところに剣を突き刺されて爆発四散した。

マウントで22発、逃げようとして12発、反撃した時に1発殴られ、湖では6度の袈裟斬りを食らった上、倒れたところを突き刺されており、劇中はおろか平成ライダーシリーズでも類を見ないほど痛めつけられ凄惨な最期を迎えた怪人。

このときの雄介=クウガの荒れっぷりは相当な物で、馬乗りで殴る時には怒りと悲しみの入り混じった凄まじい声を上げながらジャラジを殴り続けており、今まで戦いを見続けてきたはずの一条達ですらあまりの剣幕に驚愕していた。
また、トドメも(一閃や一突きで止めをさせる威力を持つ)ライジングタイタンソード滅多切りにされて倒れた後に刃を腹に突き立てられ、そのまま体を引き裂きながら直接バックルを破壊されて絶命するという凄惨な物であった
後に雄介は(周囲の被害を考えずに)ライジングマイティで倒そうとまで思ったと告白していたことから、普段穏やかな雄介がいかに激怒していたかがわかる。
(それを裏付けるかのように、この時のみ雄介がグロンギを倒した後に向けるサムズアップがされていない)

更なる余談

第35話のドラマパートでは喧嘩した保育園児が仲直りしていく様が描かれており、サブタイトルの「愛憎」に恥じない対極的な流れになっている。
また、ジャラジの上げた爆炎の中ではまだ見ぬ姿のクウガが描かれている。

後に発売されたアクションゲームライダージェネレーション2』では、仮面ライダーコアに対して、クウガが「憎しみの心だけで戦っても、虚しさしか残んないだろ? どんなに相手が憎くても、闇に囚われちゃいけないんだ!」と敢然と立ち向かっている。

クウガに馬乗りで殴られるシーンで口から血を吐いているが、これはスーツアクターが本気でぶん殴られたため口の中を切ってしまった事で流れた血とのこと。
(クウガのスーツアクターである富永氏が『十年祭』のトークショーで語ったところによると、迫力を出そうとカメラの位置を調整した結果、カメラの距離とアングルの都合で殴るフリでは拳が当たっていないことがバレバレになってしまうことが判明し、仕方なく本当に殴って撮影したとのことである)

食堂のシーンに登場した3人組の釣り人は、メ・ビラン・ギメ・ギノガ・デのエピソードにも登場したキャラクターである。

派生作品

仮面ライダーディケイド』ではクウガの世界でモブ怪人として登場したほか、アマゾンの世界ではアマゾン本編で登場したヤマアラシ獣人のオマージュ怪人として登場。
この世界はとうに大ショッカーに支配されていたため、原典ではあれほど恐れられていたにもかかわらず人々から応援され、彼を殴ったライダーにブーイングが起こるという皮肉な事態に陥っていた。
光写真館を襲撃した際にはドカドカ鍼を投げまくっている。
クウガ、アマゾンディケイドの三大ライダーと闘った末、アマゾンのジャガーショックで肩の大動脈を食いちぎられ爆死した。
え? 原典のアマゾンではほとんど怪人は爆発しなかったしベルトを破壊しなけりゃグロンギの死体はそのまま残るって? 知らんなあ。
また映画『MOVIE大戦2010』ではスーパーショッカーの一員として姿を見せている。

関連タグ

仮面ライダークウガ
グロンギ
怪人
外道
吐き気を催す邪悪(特撮系)
ノスフェル:この怪人のウルトラマン版

pixivに投稿された作品 pixivで「ゴ・ジャラジ・ダ」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 33588

コメント