「ヴオリャァァァァ!!」
身長 | 200cm |
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体重 | 122kg |
概要
物語後半より登場するクウガの強化形態「ライジングフォーム(金の力)」の一つ。作中で最初に発現させたライジングフォームでもあり、「紫の金のクウガ」の通称を持つ。
その名の通り、タイタンフォームがライジングパワーによって強化されたもので、生体装甲は元々紫であったラインが金に、銀であった箇所が紫にそれぞれ変色しており、外見上での変化は各ライジングフォームの中でも特に際立ったものとなっている。また、アームドグローブ(拳)の手甲部には「地割れ」を意味するリント文字が新たに刻まれている。
強化前と比べて全身の筋肉、そして生体装甲の強度が大幅に増しており、甚大な被害を及ぼしたゴ・ガメゴ・レの鉄球攻撃を苦も無く跳ね返すなど、高い耐久性を発揮する。封印エネルギーも増強され、強化前の時点での最強技であったトライゴウラムアタックさえも耐えきったメ・ガリマ・バを、一撃の下に打ち破ってみせた。しかしその封印エネルギーもライジングマイティには及ばないようで、ガメゴとの初戦では相手に変身制限時間が切れるまで耐えられており、「純粋なパワーの強化だけではグロンギを倒せない」という本作のシステムを体現している。
もっとも、短時間のみしか発現できないライジングフォームの性質上、基本的に一撃必殺を狙って技を放つタイミングを選ぶ必要があるライジングマイティに対し、ライジングタイタンは純粋に防御力を上げ安定して運用できることから住み分けは出来ており、ゴ集団の怪人に対して決定打に欠けるライジングドラゴンや、強化前と特性がそこまで変わらないライジングペガサスと比較しても、制限時間以外の欠点らしい欠点がないとも言える。このため、ゴ集団の怪人との戦闘ではライジングマイティと共に多用される機会が多い。
ライジングパワーによって武器も金色の刃を備えた「ライジングタイタンソード」へと強化されており、前述した身体能力の向上によって重量の増したこの剣も難なく振るって戦うことができる。
必殺技の「ライジングカラミティタイタン」は、強化前と同様に敵に肉薄してからの刺突で、相手の体内に封印エネルギーを注ぎ込むのが基本的なパターンであるが、視聴者に衝撃を与えたジャラジ戦のように、刺突を決める前に幾度も切り刻むかのような斬撃を繰り出したこともある他、ジャーザ戦では咄嗟の機転でライジングタイタンソードを2本生成し、二刀流による「ダブルライジングカラミティタイタン」も披露している。
HEROES版では
ゴ・バベル・ダによって瀕死の重傷を負わされた後、ラ・バルバ・デによって治療を受けたことの副産物として、再戦時に変身能力が発現。
同様の経緯で力を目覚めさせたアギト・トリニティフォームとの共闘により、バベルに重傷を負わせ、撤退せざるを得ない状況に追い込んだ。