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身長 | 200cm |
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体重 | 92kg |
ジャンプ力 | ひと跳び50m |
概要
物語後半より登場するクウガの強化形態「ライジングフォーム(金の力)」の一つで、「青の金のクウガ」の通称を持つ。
その名の通り、ドラゴンフォームがライジングパワーによって強化されたもので、青い生体装甲には金の縁取りが施されている他、元は黒一色であった両肩の装甲も同様に金に縁取られた青色へと変化しており、ライジングタイタンほどでないにせよ強化前後の印象が異なる出で立ちとなっている。
この他にも、アームドグローブ(拳)の手甲部には「流水」を意味するリント文字が新たに刻まれている。
ドラゴンフォームの強みであった、ジャンプ力と瞬発力がさらに強化されており、前者に至っては強化前の2倍近く、基本形態たるマイティフォームからすれば3倍以上の数値を叩き出す。その特性を活かすことで、相手からの攻撃も軽やかに回避可能となっている。
ライジングパワーにより、武器も両端に金色の刃が備わった「ライジングドラゴンロッド」へと強化され、跳躍から相手の間合いへと飛び込み、矛のようにその刃を突き立て封印エネルギーを注ぎ込む「ライジングスプラッシュドラゴン」がこの形態での必殺技である。
一方で、作中におけるライジングドラゴンの登場回数はわずかに2回、さらに言えば撃破したグロンギも初戦の相手であるゴ・ベミウ・ギのみと、他のライジングフォームに比べて扱いはそこまで良い方ではない。
そもそもドラゴンフォームの「低い腕力を素早さと手数の多さで補う」という基本戦法が、30秒しか変身を維持できないライジングパワーや、高い耐久力・腕力を備えている上位集団のグロンギ達とは致命的に相性が悪いものでもあり、他のフォームでは対応できない高所への移動についても通常のドラゴンフォーム(もしくはゴウラム)で事足りる場合が殆どであるため、ライジングドラゴンの出番が少なめとなるのも必然といえば必然・・・なのかも知れない。
HEROES版
同作では、五代がゴ・ブウロ・グを倒すため警察との共同作戦を行った際に、直前にサチの幻影から彼女の死の真実を聞かされたことにより、もう二度と大切な人を失いたくないと決意を固めたことで、それまでグロンギ相手に用いていなかったドラゴンフォーム、そしてライジングドラゴンへの変身をぶっつけ本番で行う(※)という形で初登場を果たした。
ブウロの再生能力を上回る攻撃速度と、ブウロの飛行能力を超えるジャンプ力で彼を追い詰め、ライジングスプラッシュドラゴンの連撃で体を両断する致命傷を与えたが、ブウロの生命力が並外れていたために完全なとどめには至らなかった。
(※ ドラゴンフォームへの変身自体は、五代がアマゾンに行っていた際に体得していたことが作中で言及されている)