大ショッカー (だいしょっかー)とは【ピクシブ百科事典】

目次[非表示]

1 概要

2 構成組織・怪人

2.1 新旧共通

2.2 旧大ショッカーのみ（ディケイド本編）

2.3 新大ショッカー（スーパーヒーロー大戦）

2.4 漫画版

2.5 ショーなど

3 関連タグ

概要

『仮面ライダーディケイド』の劇場版『オールライダー対大ショッカー』に登場する悪の組織。
TVシリーズの特撮では、仮面ライダーシリーズに限らず『スーパー戦隊シリーズ』の大星団ゴズマや宇宙帝国ザンギャック、『ウルトラマンシリーズ』のベリアル銀河帝国、『メタルヒーローシリーズ』の不思議界フーマに並ぶ大勢力ではあるが、あちらは宇宙である場合が多く、こちらは次元を越えて結成された点が、一番の違いである。

幾多の平行世界に存在する悪の組織が統合されて誕生した大勢力で、歴代の仮面ライダーに登場した怪人を戦力としている。数多の世界に勢力を拡大しているだけはあり、中には大ショッカーに掌握されてしまった世界も存在し、科学班あるいは現地の支配者によって人間を改造人間あるいは怪人に変えてしまう他(※)、大ショッカースクールなる教育機関で子供達に洗脳教育を施している(アマゾンの世界)。
平行世界の仮面ライダーの中には王蛇やキックホッパーなど、大ショッカーの方針に興味を示し、加担するものも存在する。

(※)マサヒコを科学班が改造しようとした際には上司からの許可なく「ナマコの怪人」にしようとしていた。流石に適当すぎやしないだろうか。

ちなみに「大ショッカーオリジナル」という銘柄のビールも生産しているようである。

ある方を大首領とし、その大首領を中心として形成しているが、実際は彼の世界を渡る能力を利用するべく、彼を大首領に仕立て上げたに過ぎず、失脚後はシャドームーンが実質的な大首領の座に収まった。その活動の為にディケイドライバーやケータッチ、ディエンドライバー(後者はこそ泥に奪われた)などの技術を開発している。なお、それらの技術は「仮面ライダーは悪から生まれた存在」である事を示すように仮面ライダーに変身する能力や仮面ライダーを召喚する能力を行使できる(一応、ディエンドライバーがチノマナコに奪われた際に怪人を召喚した事はあったが、2021年現在も悪の組織らしい怪人の力を行使する事に特化したシステムの存在は確認されていない)。

各並行世界から集まった仮面ライダーによって大幹部たちが軒並み撃破され、アジトも崩壊した為、大ショッカーは滅んだが、『MOVIE大戦2010』では残党達と再び死神博士としての意識を取り戻した光栄次郎、そしてそれまで反大ショッカー的な姿勢を見せていたのにゾル大佐に変装した鳴滝がスーパーショッカーという後継組織を起こす事に…。

『スーパーヒーロー大戦』にも登場するが、こちらは『ディケイド』のように詳細な設定が掘り下げられることはなかったが、歴代ライダーに倒された怪人達が集結している点と門矢士を大首領に戴く点は同じ。
本作の2大敵組織の一つで、対立している組織はスーパー戦隊の悪役が集結した大ザンギャックであるが、その実態は両組織は結託しており、ビッグマシン計画を推し進めていた。
スーパーショッカーに引き続き、何故だか鳴滝がこの組織に加わっているが、ディケイドを倒す為に大ショッカーを利用していたという所であろう。

『ディケイド』には他のライダーのように本作固有の怪人の種族は存在しないため、他媒体でディケイドの仇敵といえば、大ショッカーだとされる事が多い(闇黒剣月闇の音声など)。