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解説
東条湖おもちゃ王国で開催された『仮面ライダードライブ ヒーローショー』に登場したボス候補。姿は仮面ライダーディケイド激情態とほぼ同じ。
ショーでの活躍
異世界に迷い込んだ仮面ライダードライブの前に現れた敵。仮面ライダーカブトのクロックアップや仮面ライダーG4のギガントを使い、仮面ライダードライブを倒す。
同じようにその世界に迷い込んだ仮面ライダー剣、仮面ライダーファイズ、仮面ライダーアギト、仮面ライダークウガも自分と同じ技を使用するムネモシュネディケイドに倒されてしまう。
そこへ突然現れた仮面ライダー鎧武により、この世界は大ショッカーにより作られた世界（ムネモシュネの設定を考えるとゲーム世界のようなデータの世界）で仮面ライダーディケイド以外の仮面ライダーは仮面ライダーディケイド以下の力に弱体化してしまうことが明かされる。
神になった仮面ライダー鎧武の極アームズですら、ムネモシュネディケイドに防戦一方だったが、仮面ライダー鎧武が召喚した仮面ライダー1号が気合いでムネモシュネディケイドを一撃粉砕する。
その後
大ショッカーを支配するシャドームーン、それを補佐するヒルカメレオン、ヤマアラシロイド、ジャーク将軍、ショッカーグリード、超銀河王、ウェザー・ドーパント、恐竜グリード、グレムリン、デェムシュが登場するが、仮面ライダー鎧武が召喚したオールライダーによって大ショッカーが倒されてショーは終了する。
総評・余談
ムネモシュネという名前から、おそらく元ネタは『バトライド・ウォー』第1作に登場したムネモシュネ。こちらもカラスというキャラクターがムネモシュネの力で仮面ライダーディケイド激情態に変身する。
オールライダーが登場する中で、仮面ライダーディケイドだけ登場しないなど、ムネモシュネディケイドが仮面ライダーディケイドと同一キャラクターような印象を受けてしまう。
実際、仮面ライダーディケイドは「大ショッカーに造られたシステムで変身」「スペックの高い相手にも勝利できる」「本来特定の倒し方しかできない相手にも勝利できる」など共通点が多い。
また、『仮面ライダーディケイド』の物語自体が、「ループする物語＝ゲームリセット」「チートライダー＝イージーモード」「作品ごとに強さが違う敵＝モード設定」など、ムネモシュネによって生み出された世界というようにも思えるため、不完全燃焼で終わった『仮面ライダーディケイド』という物語への一種の回答として考えることもできる。
