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曖昧さ回避

同名の映画作品は、ウィキペディアのこちらを参照の事。→ヒーローショー(映画) ウィキペディア

概要

版権キャラのエピソードの番外編として、着ぐるみなどを地方会場に貸し与えて行う演劇のこと。ちびっ子の集客には一番手っ取り早い方法であることから、デパートや大型ショッピングモール住宅展示場などで行われることが多い。かつてはデパートの屋上や遊園地の設備(ジェットコースターなど)で行われていたこともあるが、昨今は安全面から禁止・自重している場所がほぼすべてである。

また、大人の遊び場であるはずの競馬場競輪場などでも行われることもある。これは家族連れでも楽しんでもらえるようにという事らしいが…。(客層を広げる事でマナーの悪い客が減るという競馬場や競輪場のメリットもある。)

演出

大概司会は若い女性で、ヒーローが登場したり怪獣に襲われたりすると「会場のみんなも力を貸してぇー!! せーの!! がんばれーーーっ!!!」と言ったりするのはもはや様式美。ストーリーによっては悪役に襲われたり、それをヒーローがかばった結果ヒーローサイドが大ピンチになったりとストーリーにも綿密に絡むことも。

また、テレビや映画とは違う「観客が目の前にいる」演劇の形式であるため登場人物が観客席に話しかけたり呼び掛けたりするメタな演出も多く見られる。

悪者をやっつけた後にはシャッターチャンスとしてヒーローがカッコいいポーズをとって終わるのがいつものパターン。

一部のショーでは、終わった後にヒーローと一緒に写真を撮れたり、サインをくれたりするものもある。

SEは録音であり、チープな演劇を盛り上げるために適所で流され、爆発などと一緒に行われることで銃をぶっ放したり火を吹いたりする演出を盛り上げる。

BGMもわりと本格的なところが多く、原典のBGMを原曲で使用したりする場合も多いため、原典を意識した描写や展開とともに流れると盛り上がる場面も多い。かつての視聴者がちびっ子と見に行ったら、当時のBGMが流れてちびっ子そっちのけで盛り上がったり感極まって泣いているお父さん、お母さんも。

ライトなどの処理は場所によって異なるが、光線などの技の描写のためには不可欠な存在で重要。

またバックスクリーンがあるステージではそれを利用した演出も豊富で、原典の映像が使われたり、中には当時ゲームオリジナルキャラクターだった存在がCGで登場したりもする。

原作との兼ね合い

ヒーローショーは原作設定を完全無視して行われる(前作品のキャラが何の説明もなく登場するなど)荒唐無稽な代物が多かったりするが、近年ではウルトラシリーズのように原作設定にメチャクチャこだわったヒーローショーもあり、ちびっ子だけではなくお父さんお母さんも楽しめる物もある。(こういった物はちゃんと脚本家が原作のシリーズ構成担当だったりする。)

特によみうりランド(東京都)やひらかたパーク(大阪府)、グリーンランド(熊本県)のヒーローショーは原作を踏まえた演出に定評がある。

中には原作の没設定を拾ったものだったり、ここでしか見られないオリジナル怪人やヒーローが登場する。

ヒーローショーで原作を踏まえた演出等例

仮面ライダーシリーズ

スーパー戦隊シリーズ

ウルトラシリーズ

シリーズを超えたクロスオーバー

ヒーローショーを題材とした創作作品

ヒーローショーを題材とした創作作品も一部で存在するがバトル的な物が多く、本物のヒーローと思われていたのが実は作りものだったと言う見せ方はお約束だろうか。

(変化球としてローカルヒーローのヒーローショーを題材としたアクションヒロインチアフルーツの様な事例もある)

中には、ヒーローショーのようなイベントを劇中で行う様な作品も存在する。しかし、このイベントを実際に行った作品では、着ぐるみやCG的な物ではなく本物だったという展開待っている訳だが……。

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