橘朔也「急遽作ったライダーシステムのせいで、俺の体はボロボロだ!(オデノカラダハボドボドダ!)ゲホッ…本来なら、いまのような無様な戦い方はしない!お前もいつかそうなる。覚悟しておくんだな。」
剣崎一真「そんな...俺の体が...ボロボロに...?嘘だ...嘘だそんなこと!(ソンナァ...オデノカラダガ...ボドボドニ...? ウゾダ...ウゾダドンドコドーン!)」
オンドゥル語の用法の一つ。
「ドンドコドーン」の破壊力が半端ない。
応用としては「ドウシテドンドコド!」「ナヅェドンドコドコ!」など。
概要
「オデノカラダハボドボドダ!」を聞いた剣崎の反応。
不完全なライダーシステムによって体をボロボロにされたことを訴える橘は、剣崎に対して「お前もいずれそうなる」と警告した。
この時剣崎の脳裏には自分の体が雑なCGで物理的に崩れ去っていくイメージが浮かび、信じたくない剣崎は「嘘だ……嘘だそんなこと!」と叫ぶことしかできなかったのである。
後に、橘の体がボロボロになったのは単なる思い込み(+もずくの副作用)だったことが発覚する。一方、あることをきっかけに「ヒトとしての」剣崎の体がボドボドになっていくというなんとも皮肉な結果になっている。
余談
よくネタにされがちなこのセリフだが、逆に言えば、空耳になるほど椿隆之氏の演技が迫真だったことを忘れてはならない。
一時期、google検索で「ドンドコドーン!」と入力すると、後番組がトップに表示されるという現象が起こった。響鬼の武器が和太鼓ベースだからだろうか
アニメ『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』では鶴の姿をしながら「鷹です」と自己紹介をする鶴屋さんに対してキョンが「ツルダドンドコドーン!」とツッコミを入れるシーンがある(原作では単に「鶴だ!!!」と突っ込む程度。
また、『林修の今でしょ』で『仮面ライダー剣』を紹介する際、どういう訳かこのシーンが取り上げられた事からTwitter上でトレンドに。本人も苦笑い気味であった…。
ちなみに、『グッドモーニング、眠れる獅子』配信記念舞台挨拶にて高岩成二氏が「雪山での撮影が大変だった。」と当時の撮影を回顧していたが、椿氏は「そんな所で撮影したんですね。」と完全にこの件をド忘れし他人事のような発言をしてしまい、高岩氏から「お前も居ただろ。」とツッコまれた。
仮面ライダー剣が15周年を迎えた2019年、20周年を迎えた2024年には仮面ライダーザダイナーで、このシーンを再現した限定メニュー「嘘だ!そんなメニュー!」が発売された。その説明文は「あの名シーンを豚(トン)とトロロのドンぶりにしました。」(※2024年版原文まま。2019年版は『雪山のシーンを~』)となっていた。