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仮面ライダー響鬼

かめんらいだーひびき

仮面ライダー響鬼とは、2005年から放送された、『平成仮面ライダーシリーズ』第6作目である。全48話。
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ぼくたちには、ヒーローがいる

概要

元来「仮面ライダー」ではなかったヒーロー物の企画を「仮面ライダー」シリーズに転用しているので、シリーズ初の「和」をモチーフにした仮面ライダー。
「仮面ライダー」シリーズ全作を通して見るとデザインストーリーともに異色の作品となっており、プロデューサーは制作発表の場で「平成の『仮面ライダーアマゾン』」と表現するほど(この11年後、本当に平成の仮面ライダーアマゾンが登場することとなったのだが)。

正義のためなら鬼となる!!それが私の響き!!★奇跡の6号大集合!


また、物語の途中でプロデューサーが交代した為、前半と後半とでスタッフがほぼ全員入れ替わっており、作風も大きく変わっていった(例として脚本家きだつよし大石真司井上敏樹米村正二)。

総合的な評価

上記の理由から変身アイテムがベルトではない、主人公が中盤までバイクに乗らないなど仮面ライダーというもの大きくかけ離れたライダー(元々これまで平成ライダーは昭和のような仮面ライダーとは離れたような要素はそれなりにあったが)として当時の特撮ファンを驚かせた作品であり、アギトから剣までの登場人物の苦悩を描いた展開や人間関係のもつれなどの要素からガラッと変わり、怪人と戦いつつも主人公に憧れる少年の成長をメインとしたゆったりとしたホームドラマのような作風である。ただ、これまでの平成ライダーの作品でハラハラした作風に慣れていた視聴者は当時のゆったりとした作風に難色を示す人もいたようで、『こんなの仮面ライダーじゃない』という意見やさらには後半からの作風の変化に『この作品の個性が完璧に出し切れていない』という人も多数いた。

しかし、師匠と弟子をテーマにしたほのぼのとした展開がまたカッコいいという声や異色だからこそ響鬼の面白いところなど肯定的な意見も多く、主人公のヒビキさんの人間の器の広さや斬鬼さんの後半の戦いなどで名シーンも揃っており、今も根強いファンは多い。

登場人物

仮面ライダー(鬼)


その他の仮面ライダー(鬼)



猛士


その他


呼称表

が\にヒビキ明日夢イブキトドロキザンキあきら京介
ヒビキ少年→明日夢(41話以降)イブキトドロキザンキさんあきら京介
明日夢ヒビキさん僕(同級生には「俺」)イブキさんトドロキさんザンキさん天美さん桐矢
イブキヒビキさん明日夢君トドロキさんザンキさんあきら桐矢君→京介君(最終話)
トドロキヒビキさん明日夢君→明日夢(42話以降)イブキさんザンキさんあきらさん桐矢君→京介(42話以降)
ザンキヒビキ明日夢イブキトドロキあきら桐矢
あきらヒビキさん安達君イブキさんトドロキさんザンキさん桐矢君
京介ヒビキさん安達君→安達(43話以降)イブキさんトドロキさんザンキさん天美

特徴

「鬼」

本作の仮面ライダーは「鬼」と称される音撃戦士でそのためサポート組織「猛士」に属しており、陰陽道の一派である音撃道魔化魍を清めて倒すことを仕事としている。

変身

変身ベルトを使用せず、専用の音叉(音角)・ホイッスル(音笛)・弦楽器(音錠)で変身する。
恒例の「変身」ボイスも無く、ベルトのバックル部には、必殺武器の鍵となるパーツが備えられている。

ただし上記の道具は並ならぬ特訓をした者でないと使えず、変身時の衝撃で衣服が吹き飛ぶ為、変身後は気力で保たないともれなく全裸となってしまう。

攻撃手段

を吐いたり管武器を吹く際に、仮面から現れる。
の甲から突き出る。このギミックは仮面ライダーOOOでも採用された。
音撃魔化魍を倒す為の必殺技でバックルを使って繰り出す。一つの形式でも複数の技がある。
ディスクアニマルサポートアイテム。通常は魔化魍の住処を探る為に使われる。響鬼達のマスコットで、玩具はこの年のベストデザイン賞を受賞している。このアイテムの発想は後にOOOウィザードなどに受け継がれた。


音撃道

音撃道は、の三つに分かれる。

の顔のバチを振るい戦う片手剣の様な形式。バックル部は太鼓型で、陸上型の魔化魍やに出現する等身大魔化魍に強い。
トランペット型の拳銃で戦う遠距離タイプ。バックル部はベル型で、打ち込んだ弾と共鳴させて倒す。飛行型の魔化魍に強い。
ギター型の大剣で薙ぎ倒す形式。バックル部はピックアップ型である。水中型の魔化魍に強い
※ベル - トランペットの開いている箇所。
※ピックアップ - 弦の振動を拾う箇所。

音楽

輝(かがやき)
作曲・編曲:佐橋俊彦
物語の主役に合わせて鼓、菅、弦の三種類が存在する。
歌が無くメロディーのみという異色のOP曲。

始まりの君へ
作詞:藤林聖子/作曲・編曲:佐橋俊彦/歌:布施明
第34話から使用された後期OP。

少年よ
作詞:藤林聖子/作曲・編曲:佐橋俊彦/歌:布施明
仮面ライダークウガ「青空になる」以来のEDテーマ。
歌詞にはヒビキから明日夢へのメッセージ性が込められている。
布施明氏はこの曲でこの年の紅白歌合戦に出演。
バックでは響鬼、威吹鬼、轟鬼の三人が魔化魍とアクションを繰り広げ、曲のラストには細川茂樹氏が登場しお馴染みのポーズを披露するという豪華絢爛なステージを披露した。

Flash back
作詞:藤林聖子/Rap詞:m.c.A・T/作曲・編曲:大平勇&SJR/歌:Rin' featuring m.c.A・T
劇場版主題歌。

極めれば音撃!!
作詞:藤林聖子/作曲:佐橋俊彦/歌:橋本仁
仮面ライダー響鬼テーマソング。

風雅勇伝
作詞:藤林聖子/作曲:佐橋俊彦/歌:関智一
仮面ライダー威吹鬼テーマソング。

雷武轟々
作詞:藤林聖子/作曲:佐橋俊彦/歌:関智一
仮面ライダー轟鬼テーマソング。

響鬼見参!!
作詞:藤林聖子/作曲:佐橋俊彦/歌:小野正利
仮面ライダー響鬼テーマソング。

変身忍者嵐との関連

上述した通り、本作は仮面ライダーとは別のヒーロー物として企画されていた。その企画の最初期案として提唱された物は、仮面ライダーと同じく石ノ森章太郎が原作のヒーロー作品である『変身忍者嵐』のリメイクであった。
本作『仮面ライダー響鬼』が和風モチーフなこともあり、「『仮面ライダー響鬼』は、『変身忍者嵐』のリメイクの企画をそのまま流用し、名前だけライダーにしたもの」と語られることもあるが、それは正確ではない。
実は『嵐』のリメイク企画案は「ライバル作品である『超星神グランセイザー』の後番組が忍者モチーフの作品になる」という不確定情報が入ったために、差別化のために立ち消えになっている。
そしてその後に魔法使いをモチーフにしたヒーロー案が考えられ、使い魔のイメージでディスクアニマルが設定される。「武器は楽器」「師匠と弟子の物語」と言った骨子もこの魔法使いモノのイメージを前提に考えられたものである。
しかし同時期のスーパー戦隊シリーズが『魔法戦隊マジレンジャー』になることが決定されたため、スーパーヒーロータイムでモチーフを被らせるわけにいかないとして魔法使いネタは封印され、再びゼロベースで企画を練り直した結果、再び和風モチーフが採用されたのである。
ただし「使い魔」「楽器」「師匠と弟子」などのアイデアを使えることを前提にした和風モチーフであるため、初期構想であった『変身忍者嵐』のリメイク案とは全く異なるものになっている。

ただ、作中には『変身忍者嵐』のオマージュを思わせる小ネタは一応は残っていて、『嵐』を思わせるデザインの鎧「鬼の鎧」があった。また、劇場版仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」には、血狂魔党という敵の一団が登場する。(名前の由来は『変身忍者嵐』の敵組織「血車党」。)
のちに発売された小説版では共演している。

嵐/響鬼



余談

記念作品である仮面ライダーディケイドでは9つのライダー世界の最後の大トリとして、仮面ライダージオウでは時代の移り変わりの節目に抜擢される等かなり優遇されている。
また、ディケイドの響鬼の世界に登場したアスムは、テレビ本編の最終にも登場し、大ショッカー立ち向かった
前作より登場するヒーローが抑えられた、スーパーヒーロー大戦Zにも登場。
魔宝石の世界においては、勢揃いしたライダーと怪人軍団の戦いにおいて、一人だけ強化フォーム披露
更に本編では1話でしか変身していないディケイド響鬼も映画や仮面ライダージオウでは活躍が多く、ディケイドがカメンライドする作品では皆勤賞である。

関連動画




関連タグ

仮面ライダー 平成ライダー
ディスクアニマル 魔化魍 音撃 音撃戦士
小説仮面ライダー響鬼
変身忍者嵐 駈斗戦士
 妖怪 楽器
アナザー響鬼

ニチアサ同期:魔法戦隊マジレンジャー(30分前)、ふたりはプリキュアMaxHeart(30分後)

仮面ライダー剣仮面ライダー響鬼仮面ライダーカブト

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