概要
『仮面ライダー響鬼』に登場する音撃武器の一種。
音撃棒、音撃弦とは異なり、遠方から「清めの音」を打ち込めるため、空を飛ぶ魔化魍などに対して相性がいい。
音撃戦士は今までの仮面ライダーと違いベルトで変身するわけではなく、音撃管使いの鬼は帯のバックルに音撃管のベル「音撃鳴」を収納している。そのため、音撃鳴を外した状態ではハンドガンのように鬼石や空気弾を使って離れた敵を攻撃できる。
音撃管一覧
関東十一鬼
※『仮面ライダーディケイド』「響鬼の世界」では新ライダーの仮面ライダー天鬼も使用。
この他にも、滝澤みどりの地下研究室にトロンボーン型の音撃管が飾られている。『響鬼』で武器としては使用されなかったが、『ディケイド』ではマスクオフした威吹鬼(DCD)が使用した。
劇場版に登場した音撃管以外の笛型音撃武器
名称 | 使用者 | 外見・特徴 | 音撃奏 |
---|---|---|---|
音撃吹道・烈空 | 羽撃鬼 | 1mほどある横笛型音撃武器。 | 「旋風一閃」 |
「おんげき ふるーと・れっくう」。頭部管に二又の刃を備えたフルート。足部管から吹き込むと吹き矢のように鬼石を放ち、横笛の要領で演奏することで烈風などと同様の効果を発揮する。
戦闘は先端の刃で行う近接武器だが音撃の手法は音撃管と同じという、弦と管の中間の様な武器。
また、江戸時代を舞台にした『小説仮面ライダー 響鬼』では当時の威吹鬼が横笛を、威吹鬼に仕える鬼堂が法螺貝を使って魔化魍を倒している。
玩具
仮面ライダーイブキ DX音撃管セット
2005年3月下旬に発売。音撃管・烈風と音撃鳴・鳴風の2点セット。
銃撃モードではトリガーを引くことで銃撃音が鳴り、鬼石が発光する。10回撃つと弾切れになり上部のバルブを押すことで再充填される。
内部に格納したマウスピースを手前に、鳴風を銃口に取り付けることで音撃モードに切り替わる。3つのバルブのうち1つとマウスピースを同時に押すことでそれぞれ異なった音声が鳴り、銃口側のバルブで登場音、中央のバルブでジングル音、手前のバルブで必殺技音が鳴る。それぞれの操作と同時に鬼石が発光する。
玩具オリジナルギミックとして、別売りの「仮面ライダーヒビキ DX音撃棒セット」の内容物である装備帯の脇に取り付けることができる。
玩具として音撃管を発売した唯一の商品である。
笛をモチーフにした玩具であるため、「変身鬼笛 音笛」と同様に中古で買いたくない玩具としてネタにされる。
関連タグ
2号ライダー武器
ギャレンラウザー←音撃管 烈風→ガタックダブルカリバー