一文字隼人の変身する仮面ライダー
仮面ライダー2号 を参照。
『アギト』以降の平成・令和ライダーにおける「2号ライダー」
初代仮面ライダーの1号と2号になぞらえ、『アギト』以降の平成、令和に登場する、主役ライダーとは別の2人目の仮面ライダーの事を「2号ライダー」と呼ぶ事がある。
2番目に出たことを2号ライダーの定義と捉える人も少なくないが、一文字隼人に倣う形で「主人公に肩を並べる準主役」「主人公と特に親密な関係にあるライダー」を2号ライダーとして扱う傾向が強い(その為、登場は2番手だが大多数のライダーその1みたいな者は除外されるし、中には主人公よりも先に仮面ライダーだった者も居る)。
この呼称が生まれた時期は不明だが、呼称が生まれるきっかけになったと思われるモノとして、一文字隼人をオマージュした秋山蓮/仮面ライダーナイトの変身ポーズが挙げられる。
仮面ライダーシリーズにおける追加戦士の代表格ではあるが、作品によっては序盤から登場し追加戦士の役目は3号以降に譲っている事も少なくない。むしろ近年は序盤から登場するのが定番になっており2号ライダー=追加戦士の印象は崩れつつある。
公式や関係者でも取り上げる事がある分け方ではあるが、明確に分類されずファンの間では議論も少なくない(『仮面ライダーアギト』、『仮面ライダー剣』が特に議論される傾向にある)。
前述の通り、登場順で判断出来ない事からファンの間での判断基準は関連書籍での紹介順や商品の販売及び採用順、単純な視聴者の印象まで様々である。
いわゆる主役ライダーの引き立て役的なポジションであるが、主役ライダーとはまた違った個性を持たされる為、作品によっては主役ライダーを凌ぐ人気や活躍を得る事もある。その為、『W』を皮切りとして、『鎧武/ガイム』以降は2号ライダーをピックアップしたスピンオフ作品が毎回作られている。
公式の扱い
オロナミンC CM
大塚製薬がスポンサーに復帰した『ゴースト』で復活したタイアップCM。
放送中の作品の主要3ライダーが子供たちにエールを送る内容であり、最初にセリフを言うのは主役ライダーである為、続けてセリフを言うのが順に2号ライダー、3号ライダーと認識されている。本稿では『ゴースト』以降の2号ライダーは同CMに準じる。
登場人物の勢力図が落ち着いて来る番組中盤に放送される為、視聴者間で2号ライダー、3号ライダーについての認識が固まってきた時期に改めて公式の扱いが明示される形になる。
『仮面ライダージオウ』
「DXネオディエンドライバー」に各作品のサブライダーのカードが1枚ずつ付属しており、それに基づいてゲイツマジェスティライドウォッチやゲイツマジェスティとして映像作品にも出た物が『ジオウ』までの一応の公式の扱いだと考えられる。本稿では『ジオウ』までの2号ライダーはコレらの扱いに準じる。
また、同作を機に「Chibiぬいぐるみ」などの商品でも歴代の2号ライダーがラインナップされている。
共通点
2号ライダーが登場する作品数が既に20作を越えている為、全てに共通する要素は少なくなっている。
それでも、主人公でない為にある程度のお約束は存在し、各作品毎に細かい設定は異なるが、大まかなお約束としては以下の通り。
- 主人公と敵は同じだが、信じる正義や戦う理由は主人公とは異なるか、少しズレている。
- 変身ベルトのギミックが主役ライダーと大きく異なる場合が多い。
- 但し、ベルトに装着する小物アイテムの仕様が極端に変わる事は少ない。その為(玩具の販促もある為か)主役のそれと互換性がある物が殆ど。また、物語序盤から登場している場合はベルトの共通化が図られる傾向にある。
- 『ゴースト』以降、コレはもっぱら3号ライダー以降のライダーの特徴になっている。その3号ライダーと使うベルトが同じな事が増えている。
- 登場して暫くは主役ライダーと互角、もしくはソレ以上の力を発揮するが、終盤では主役ライダーのパワーアップや更なる強さを持った敵の出現等に付いて行けず、噛ませ犬になってしまう展開が多い。
- 命に関わる様な大怪我や病気等に見舞われる。場合によっては本当に死亡してしまう事も…。
- 序盤はそこそこシリアスな役回りだが、仲間になった辺りから段々ギャグキャラとしての頭角を現しだす。余談だが、クールなタイプを演じているのに俳優の素は正反対のパターンが多い。
- 作品によっては複数の人物が変身出来る事もある(カイザやイクサ等)。
- 家族や恋人等、身近な人間が不幸な目に遭った事が切っ掛けで戦う事になったライダーが多い。
- OPやEDの演者のクレジット表示で主人公の次に表記される事が多い(物語当初は変身しない加賀美新や万丈龍我も同様)。
- 主役ライダーは赤系になることが多いためか、対照的に青をメインカラーとしているライダーが比較的多い。
- 自身の最強フォームが主役ライダーの中間フォームと同等~それ以下のスペックや強さだったりする事が多く、主役ライダーの最強フォームと並ぶフォームはVシネマ等の外伝作品で手に入れる事が多い。
スーツアクター
平成においては、『クウガ』と『響鬼』を除き全ての主役ライダーを高岩成二が担当しているのに対し、2号ライダーは時期によってかなりハッキリ演者が分かれる。『電王』まではほぼ伊藤慎、『ディケイド』から『フォーゼ』までは永徳、放送開始直前の怪我の影響で永徳が出演しなかった『ウィザード』以降は渡辺淳がメインで担当しつつも時折永徳が担当している。最終作の『ジオウ』では次作で主役ライダーのゼロワンを担当する事になる縄田雄哉が担当した。
令和においては第1作は主に戦隊で活動してきた浅井宏輔が新たに起用されたが、第2作目と第4作ではベテランの永徳が担当となり、第3作は前作で3号を演じた中田裕士が担当している。
ゼロワンからガッチャードまでの5作の主役ライダーは前年の2号ライダーのスーツアクターが担当している。
ゲイツ→ゼロワン、バルカン→セイバー、ブレイズ→バイス、ライブ/エビル→ギーツ、タイクーン→ガッチャード
一覧
各ライダーの詳細
より詳しい説明は各記事を参照。
2号ライダーとしての主要な変身者は太文字で表記。
テーマ曲は作中で使用された主要なもののみ掲載する。そのうち、流用曲は斜体文字で表記。
平成ライダー
『仮面ライダーアギト』
変身者 | 氷川誠、北條透 他 |
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モチーフ | 未確認生命体第4号 |
強化フォーム | 仮面ライダーG3-X |
テーマ曲(劇伴) | 「捜査線上の影 (M-9)」 |
「憤怒を込めて敵を断て! (M-7)」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「stranger in the dark」 |
変身はせず、強化スーツを装着するという当時としては斬新なライダー(只、後の作品も人体への改造を伴わない強化スーツ型の仮面ライダーが主流になってはいる)。
ナイフや銃、のちにマシンガン等、主に重火器を取り扱う。
序盤では良い活躍は少ないが、中盤以降は主役クラスの奮闘を見せており人気は高い。劇場版『PROJECT G4』では事実上の主役として活躍する。
強化フォームのG3-Xは“強化”とはいってもスーツ自体が別物になっており、アギト・ギルスと並ぶライダーとしての名称がG3からG3-Xに変わっている。『ジオウ』では、ライダーカードやゲイツマジェスティの変身音はG3でありながら、ライドウォッチはG3-Xになっている。
この様に、別のライダーとして扱われている訳じゃないが他のライダーの強化フォームと比べるとやや異なる扱いになっている。
尚、「2号がギルス、3号がG3」とする異論もある(後述)。
『仮面ライダー龍騎』
変身者 | 秋山蓮 |
---|---|
モチーフ | コウモリ |
強化フォーム | 仮面ライダーナイトサバイブ |
テーマ曲(劇伴) | 「ナイト、出現!」 |
「ゲームは止まらない!」 | |
「String Tension」 |
自分の願いの為だと言って主人公の城戸真司を撥ね退けてはいるが、なんだかんだで協力をしてくれている悪人になりきれない善人(ファンの一部からはツンデ蓮と言われる)。
龍騎より最初に強化フォームが登場しており、最終回でも彼がライダーバトルの最終勝者になっており、もう一人の主人公としての場面が多い。その為か対仮面ライダーオーディンの勝率も高い。TVSP版ではラストで真司が変身している。
先述の通り変身ポーズは一文字隼人のオマージュであり、以降の作品で2番手のライダーを「2号ライダー」と呼ぶ風潮が生まれるきっかけになったと思われる。
『仮面ライダー555』
変身者 | 草加雅人、影山冴子、木場勇治 他 |
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モチーフ | ギリシャ文字の「χ(カイ)」 |
強化フォーム | ネクストカイザ(Vシネマ限定) |
テーマ曲(劇伴) | 「カイザ、圧倒的な力」 |
「立ち塞がる、カイザ」 | |
「サイドバッシャー」 |
ファイズと同等以上の強さを見せている。変身すると変身者を灰にして死なせてしまう「呪いのベルト」とされているが草加雅人なら大丈夫。
メイン変身者である草加の、主人公とタッグを組んでいる2号ライダーとは思えない程陰湿で腹黒い態度から良くも悪くも知名度は高い(そして草加の性格故に、2号ライダーであるにもかかわらずしばしばダークライダー扱いされる)。
また、木場はホースオルフェノク(一時期ファイズに変身した事もある)としての活躍が殆どで、カイザに変身したのは終盤のみではあるが、本作のもう一人の主人公的なポジションを担っている。
只、変身した人間も大多数が死亡、1人が怪人から戻れなくなった事に伴い社会的に死亡等、2号ライダーの中ではある意味で不遇(?)な部類に入る。
上に挙げた以外にも複数の人物が変身している(本編では流星塾生、劇場版では菊池啓太郎)。また、敵サイドの人物ではあるが、女性が初めて変身した2号ライダーでもある。
平成1期の2号ライダーの中では、比較的客演に恵まれている方なのだが、何故か客演して戦闘シーンがあっても変身シーンが一切無い。
『仮面ライダー剣』
変身者 | 橘朔也 |
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モチーフ | ダイヤ、クワガタムシ |
強化フォーム | ジャックフォーム |
???(???) | |
テーマ曲(劇伴) | 「ギャレン、流麗に」 |
「すべてを受けて」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「rebirth」 |
当初は後輩である主役ライダーのピンチを変身した姿で傍観した挙げ句見捨てたり、恐怖心のあまりアンデッドが接近した時に叫び声を上げる等ヘタレさを存分に発揮していたが、ある出来事をキッカケに覚醒。
ライダーシステムの「感情の高ぶりに応じてライダーも強くなる」仕様も相まって名シーンを量産。ネタ的にも強さ的にも愛されるライダーとなった。
尚、「2号がカリス、3号がギャレン」とする異論も少なくない(後述)。
『仮面ライダー響鬼』
変身者 | イブキ |
---|---|
モチーフ | 鬼 |
テーマ曲(劇伴) | 「流雅」 |
「標的」 |
トランペットに変形する銃「音撃管」を武器としており、それを用いて鬼石と呼ばれる弾丸を撃ち込み、トランペットの音色で弾丸を共鳴させて音撃(本作での攻撃方法)を行う。
この作品は、劇場版ライダーとの戦いと終盤に破門者とのいざこざがあった時以外はライダー同士の衝突が殆ど無く、主人公に対しても優しい。又、後輩の様な存在だったりとこれまでに無い緩やかな設定である。
『仮面ライダーカブト』
変身者 | 加賀美新 |
---|---|
モチーフ | クワガタムシ |
基本フォーム | ライダーフォーム |
強化フォーム | ハイパーフォーム(超バトルDVD限定) |
テーマ曲(劇伴) | 「キャストオフ」 |
「スタンドプレイ」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「LORD OF THE SPEED」 |
作品内での登場順としては5番目であるが、変身者が第1話から登場している事やカブトと対になる立ち位置から2号ライダーとして扱われる事が多い。変身者はその前に2番目に登場していたザビーにも2話の間だけ変身していた。
マスクドフォームでは肩に載せた大砲の遠距離攻撃を駆使して戦うが、ライダーフォームでは打って変わって近接メインに切り替えて戦う(この際の武器はクワガタムシがモチーフの為か双剣である)。
劇場版と合わせて3回も不幸な目に合ったり、主役にも色々と振り回されている。しかし、悪に対する強い正義感と熱血漢ぶり、それらを描いたエピソードの多さ、終盤のラスボス含む強敵への健闘から人気が高い。
また、変身者は後の『ジオウ』ではザビーとガタックに続き、自身のベルトと対を成すをカブトへと変身した(こちらは強化フォームとは違い、敵への特効フォームと言うべきか)。
なお、「2号がザビー」とする異論もある(後述)。
『仮面ライダー電王』
変身者 | 桜井侑斗 |
---|---|
モチーフ | 牛(牛若丸) |
基本フォーム | アルタイルフォーム |
強化フォーム | ゼロフォーム |
テーマ曲(劇伴) | 「アルタイルフォーム」 |
「デネビックバスター」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「Action-ZERO」 |
主役の電王の変身アイテムがICカードなのに対し、こちらは切符である。
コレまでにもあった変身する度に何かを犠牲にしているライダーで、本編の物語の大半はこのライダーに絡めた物が多い。変身可能な回数に限りがあるが、その犠牲にする物と物語の根幹に関わっている事、相棒との絡みからも人気の根強いキャラとなった。
後に『超電王トリロジー EPISODE RED』、『スーパーヒーロー大戦GP』及びその後日談である『仮面ライダー4号』では主要人物の1人となり、主役級に奔走・活躍する大活躍を見せている。
『仮面ライダーキバ』
現代編 | 過去編 | |
---|---|---|
変身者 | 名護啓介、襟立健吾 他 | 次狼、紅音也 他 |
モチーフ | 聖職者 | 聖職者 |
基本フォーム | バーストモード | セーブモード |
強化フォーム | 仮面ライダーライジングイクサ | - |
テーマ曲(劇伴) | 「イクサ変身」 | 「Packed House」 |
- | 「イクサ変身」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「Individual-System」 | 「Individual-System」 |
「Fight For Justice」 | - |
キバが殆ど登場しない過去編では実質的な主役ライダーである。過去編ではシステムが不完全であったが、時が経った現代編では改良され、新たな装備も加えられている。
変身者は、過去/現在編合わせて8人と2号ライダーの中でもかなり多く、味方サイドの女性が変身した初の2号ライダーでもある。
その中でも、現代編のメイン変身者である名護啓介はネタキャラとしても有名で、ライダーファンによっては主役以上の人気を誇っている。また、コレまで悲恋が多かった2号ライダーの中では、最終的に主人公を差し置いてパートナーとゴールインまでしたりと、後のメテオやアクセルの先駆けの様な存在でもある。
また、過去編のメイン変身者である紅音也は後に役者が10代後の作品の3号ライダーの変身者を演じた事でも知られる。
主役のキバと同じ現代編に登場する名護イクサが2号ライダーとして扱われる事が多いが、「Chibiぬいぐるみ」ではセーブモードがラインナップされている。
『仮面ライダーディケイド』
変身者 | 海東大樹 |
---|---|
モチーフ | バーコードとカード |
強化フォーム | コンプリートフォーム(劇場版限定) |
テーマ曲(劇伴) | 「Fight in the Man」 |
テーマ曲(挿入歌) | 「Treasure Sniper」 |
本編では強化フォームを貰えなかったが、『超電王トリロジー』への客演時に見事強化フォームを獲得。その後の『スーパーヒーロー大戦』ではラスボスへ変貌したり、『仮面ライダージオウ』では新しいディエンドライバーを使用したりと、主役のディケイド同様キャラが不安定であるが故に幅が広い。
専用マシンがな無い事をネタにされた事もあり、『レッツゴー仮面ライダー』では、ちゃんと専用マシンに搭乗している。
『仮面ライダーW』
変身者 | 照井竜 |
---|---|
モチーフ | アルファベットのAとライダーのヘルメット |
強化フォーム | 仮面ライダーアクセルトライアル |
仮面ライダーアクセルブースター(Vシネマ限定) | |
テーマ曲(劇伴) | 「疾走のアクセル」 |
「トライアル」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「Leave all Behind」 |
風都を愛した敵の幹部が退場した後に登場しており、対照的に風都を嫌っている。主役ライダーが探偵なのに対し、こちらは刑事。自身がバイク本体になる破天荒なライダー。
変身者は元々家族を殺された復讐の為に戦いに身を投じたが、戦って主人公達と触れ合う内に、市民を守り戦い抜く事を誓い、幾度と無く大怪我をしても立ち上がり続けた。風都に対しても主人公との交流の中で認識を改めている。
後にVシネマで主役に抜擢されただけに留まらず、新たな強化フォームまで獲得した最初の2号ライダー。最終的に主人公を差し置いてヒロインと結婚し、名護に続く「幸せ者の2号」となった。
『仮面ライダーオーズ/OOO』
変身者 | 伊達明、後藤慎太郎 |
---|---|
モチーフ | カプセルベンダーマシン、甲殻類 |
強化フォーム | バース・デイ |
仮面ライダーバースX(Vシネマ限定) | |
テーマ曲(劇伴) | 「変身 バース」 |
「バース バトル」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「Reverse/Re:birth」 |
メダルを銃の弾にしたり、メダルを使って武器を装備する。何よりの特徴は変身ベルトがガチャポンである事。
2号ライダーとしては初めて、複数のキャラクターがメイン変身者として設定されている。伊達はプロレス技主体・武装一つ押し、後藤は武装の多様なる組み合わせと、変身者によって異なる戦闘スタイルも見所である。映画作品ではこの2人以外にもノブナガや火野映司も変身している(里中エリカもスピンオフで変身している)。
扱いとしては決して悪くないのだが、敵幹部のカザリの暗躍もあって、主役ライダーのフォームチェンジの多様さや活躍と比べると苦戦しがちだった。
しかし後半では伊達から後藤への変身者交代が劇的に描かれ人気も大きく上がった。更に最終盤では伊達がバース・プロトタイプとして戦線復帰し、後藤と伊達のWバースの共闘が実現した。
……と思いきやその後、『MOVIE大戦MEGAMAX』ではWバースはポセイドンにフルボッコにされ、『スーパーヒーロー大戦』でも早々と退場(メテオよりアッサリ)してしまった。色々と振り回されるライダーである。
『仮面ライダーフォーゼ』
変身者 | 朔田流星 |
---|---|
モチーフ | ボディ部分が宇宙、マスクの青い部分が流星(隕石) |
強化フォーム | 仮面ライダーメテオストーム |
テーマ曲(劇伴) | 「メテオ 推参」 |
テーマ曲(挿入歌) | 「Shooting Star」 |
「Evolvin' Storm」 |
高校生ライダーであり、物語中盤、フォーゼ=如月弦太朗の通う高校に交換編入生としてやって来た。
初めは自らの力のみで親友を救う為に戦おうとして正体を明かさずに協力はしなかったが、紆余曲折あって弦太朗の懐の深さによって打ち解けられ、仲間・“ダチ”として共闘する様になる。弦太朗とは形は違うが彼も同じく友情に熱い2号ライダー。
ナイト同様、主役ライダーよりも先に最強フォームを手に入れた者の1人。
本編中から野座間友子と良い雰囲気になっていたが、本編終了後正式に付き合うようになったらしい。しかも、職場ではインガ・ブリンクというセクシーな女性の同僚とも強い絆で結ばれている幸せ者……と言うよりはリア充全開の珍しい2号である(しかし、後日談では流星も成人しているので友子とゴールインする可能性は高く実質的に3人目の「幸せ者の2号」である)。
『仮面ライダーウィザード』
変身者 | 仁藤攻介 |
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モチーフ | ライオン |
強化フォーム | 仮面ライダービーストハイパー |
テーマ曲(劇伴) | 「いにしえのビースト」 |
テーマ曲(挿入歌) | 「BEASTBITE」 |
変身者はマイペースで軽い性格、そしてマヨラー。上記の重荷を課せられているが、人助けを優先する姿から人柄の良さが窺える。終盤では楔として囚われてしまった主役ライダーに代わり、文字通りその身を危機に晒しても世界の危機を救う活躍を見せた。
ナイトやメテオと同じく、主役ライダーよりも先に最強フォームを手に入れた。ある事情により正体を知られたくなかった際の振る舞いはネタになっている。
『仮面ライダー鎧武/ガイム』
変身者 | 駆紋戒斗 |
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モチーフ | 西洋の甲冑 |
基本フォーム | バナナアームズ |
強化フォーム | レモンエナジーアームズ |
リンゴアームズ(Vシネマ限定) | |
テーマ曲(劇伴) | 「ライダー乱戦」 |
「乱戦の光」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「Never Surrender」 |
しかし、生命の危機に瀕したが為の決死の行動により最強形態とも言える姿になった彼は、自身の経験から憎んでいた現在の世界を壊し、弱者が虐げられない理想の世界を作るべく鎧武と対立する事になる。
ライバルキャラであり、ラスボスにもなった希有な例の2号ライダーである(『仮面ライダー剣』の同ポジションのキャラもラスボスに相当する存在だが、こちらは雌雄を決しなかった為、実質初と言える)。
『仮面ライダードライブ』
変身者 | 詩島剛 |
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モチーフ | バイク(ライダー) |
強化フォーム | 仮面ライダーデッドヒートマッハ |
仮面ライダーチェイサーマッハ(一度のみの変身) | |
超デッドヒートマッハ(小説版限定) | |
仮面ライダーマッハチェイサー(Vシネマ限定) | |
テーマ曲(劇伴) | 未収録(後期の楽曲を収録したサントラが未発売の影響) |
テーマ曲(挿入歌) | 「Full Throttle」 |
変身者は2号ライダーでは珍しい「ヒロインの弟」であり、アメリカから帰国した。また、登場時はヒロインと付き合っていなかった主人公のことを、その時点から「義兄さん」と呼び慕っている。
従来の法則を破りまくった主役ライダーに対し、バイク乗り、ヘルメット、マフラーを着けている等、正統派ライダーと言える外見をしている。銃を武器としており、弾道を変えたり弾を散弾させたり、弾に当たった相手を停める等、汎用性の高い攻撃を行う。
後半に入るとドライブが強化されていく中、自分が強化されずにいる事に悩んだり、突如の3号ライダー登場によって複雑な心境を持つ等、まるで2号ライダーの悩みを前面に押し出したかの様な演出が施されていた。しかしこれらは強化フォームの更なる強化や、最終局面での大きな戦い、また善悪とは何かを改めさせる等、剛自身の成長を促していく糧となっている。本編終了後の作品では主人公を務める機会も多い。
『仮面ライダーゴースト』
変身者 | 深海マコト |
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モチーフ | 幽霊 |
強化フォーム | 仮面ライダーディープスペクター |
仮面ライダーシンスペクター(Vシネマ限定) | |
テーマ曲(劇伴) | 「仮面ライダースペクター テーマ」 |
「仮面ライダースペクター 攻勢」 | |
「仮面ライダースペクター 進撃」 |
バロン同様派生フォームを持っていて(ノブナガ魂、ツタンカーメン魂、フーディーニ魂)、その内フーディーニ魂はバイクと合体する異色の形態。
ゴースト=天空寺タケルとは幼馴染だが、当初は彼と敵対していた。タケルの「皆の命を守る」信条とは対照的に、目的の為には手段を選ばず、英雄の眼魂すら力でねじ伏せて支配する執念を持っているが、その目的は消滅した妹のカノンを蘇らせる事であり、根は悪人ではない。カノンが蘇生した事でタケルと和解し、以降は彼と共闘する様になる他、英雄達に対しても協力を頼む姿勢を見せている。
劇中では親友のアランの操り人形にされたり、敵幹部のジャベルに敗れて一時的に戦線離脱したりと苦労が絶えないが、後にディープスペクターを獲得して復活する。ナイト・メテオ・ビースト同様、主役ライダーよりも先に最強フォームを手に入れたライダーの1人である。
『仮面ライダーエグゼイド』
変身者 | 鏡飛彩 |
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モチーフ | RPGゲーム及び勇者 |
基本フォーム | クエストゲーマー レベル2 |
強化フォーム | ファンタジーゲーマー レベル50 |
レガシーゲーマー レベル100 | |
テーマ曲(劇伴) | 「ブレイブ -LEVEL 2-」 |
「ブレイブ -LEVEL 3-」 | |
「ブレイブ -LEVEL 100-」 |
ガシャコンソードと呼ばれるモードを切り替える事で炎と氷の2属性を扱う事が可能な伝説の剣を武器とし、小型の盾も交えて戦う様は正にRPGの勇者その物。
変身者は「俺に切れない物は無い」を口癖とする天才外科医。飛び級により早くに医師免許を取得しているのでエグゼイド=永夢とは年が近い。冷たく思われがちだが医者としての信念があり、「世界で一番のドクター」である事を目指している。糖分補給と称しホールケーキを平らげる甘い物好き。
尚、ブレイブのメタ的な悩みとしては主役との相棒としては仮面ライダーレーザーの方がイメージが強く「2号ライダーはレーザー」と呼ばれる事もあったりする。
『仮面ライダービルド』
変身者 | 万丈龍我 |
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モチーフ | ドラゴン |
強化フォーム | 仮面ライダークローズチャージ(オロナミンCのCM等では実質基本フォーム扱い) |
仮面ライダークローズマグマ | |
仮面ライダーグレートクローズ(基本フォーム強化) | |
仮面ライダークローズエボル(Vシネマ限定) | |
テーマ曲(劇伴) | 「仮面ライダークローズ」 |
「クローズチャージ」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「Burning My Soul」 |
変身に用いるフルボトルは、龍我の恋人が変貌させられた怪人から抜き取られた成分が使われている。
当初は自分にかけられた科学者殺人容疑を晴らす事や恋人を死に至らしめた敵組織への復讐に焦っていたが、ビルド=桐生戦兎の計らいで彼女の遺書を読み、その遺志を汲んだ事で「誰かを助ける為」に仮面ライダーへと変身する。戦兎達とは支え支えられの関係で行動を共にし、愛と平和の為に戦い続けて行く。
『仮面ライダージオウ』
変身者 | 明光院ゲイツ |
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モチーフ | デジタルウォッチ |
強化フォーム | 仮面ライダーゲイツリバイブ剛烈 |
仮面ライダーゲイツリバイブ疾風 | |
仮面ライダーゲイツマジェスティ | |
テーマ曲(劇伴) | 「ゲイツ フィニッシュタイム」 |
「ゲイツ アーマータイム」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「FUTURE GUARDIAN」 |
元々は最低最悪の魔王を倒すべくレジスタンスの一員として戦っていたが、圧倒的な力に苦戦を強いられ、魔王になる前の常磐ソウゴを消す為2018年の時代に飛んで歴史を変えようと動き出した。が、ソウゴの人柄からその決意に迷いが生じるようになり、共闘や敵対を繰り返す形によってソウゴ達と共に未来の運命を切り開いて行く。その末に、ソウゴをどんな道に導いたかと言うと…。
主人公に対しては徐々に仲間意識を持ちつつ、必要な時は敵対視もするライバルらしい立ち位置となっている。役者の顔が上記の秋山蓮に似ていた事や作中のキャラ描写も相まってファンから度々ネタにされ、更には公式で共演が実現した。
ナイトやギャレンと同じく本編の第1話から登場している他、変身者の名前(ソレも本名)がそのままライダー名になっている珍しい2号ライダーである。
令和ライダー
『仮面ライダーゼロワン』
変身者 | 不破諫 |
---|---|
モチーフ | 狼 |
基本フォーム | シューティングウルフ |
強化フォーム | アサルトウルフ |
仮面ライダーランペイジバルカン | |
仮面ライダーオルトロスバルカン | |
ローンウルフ(Vシネマ限定) | |
テーマ曲(劇伴) | 「仮面ライダーバルカン&バルキリー」 |
「俺がルールだ!」 |
人工知能が搭載されたロボット・ヒューマギアが暴走した際に取り締まる、対人工知能特務機関A.I.M.S.の隊長、不破諫が変身する。
少年時代の過去にデイブレイクに巻き込まれており、その影響で「ヒューマギアは人類の敵である」と憎む様になる。初期はゼロワン=飛電或人とヒューマギアに対する価値観が対照的である為に非協力的であった。
しかし、物語が進んで真実が明らかになるにつれて認識を改め、協力的になって行く。
基本的に硬派な人間として描かれているが或人の(絶望的なセンスの)ギャグがツボにハマる変わった一面を持つ。
その不破諫だが、今まで2号ライダーに変身して来た人物との共通点が狙ったかの様に多い。
詳細は「不破諫」のリンク先を参照。
『仮面ライダーセイバー』
変身者 | 新堂倫太郎、長嶺謙信 |
---|---|
モチーフ | ライオン |
基本フォーム | ライオン戦記 |
強化フォーム | キングライオン大戦記 |
タテガミ氷獣戦記 | |
テーマ曲(劇伴) | 「仮面ライダーブレイズのテーマ」 |
「ワンダーコンボ!」 |
主役ライダーである神山飛羽真の先輩になるが、長い間組織の中で過ごしていたせいか、浮世離れな言動が目立つ。
他のライダーと敵対する事が多い2号ライダーの中では、初登場時からかなり友好的な態度を見せている。
『仮面ライダーリバイス』
ライブ | エビル | |
---|---|---|
変身者 | 五十嵐大二 | カゲロウ |
モチーフ | コウモリ | コウモリ |
基本フォーム | バットゲノム | バットゲノム |
強化フォーム | 仮面ライダーホーリーライブ | 仮面ライダーエビルマーベラス(Vシネマ限定) |
仮面ライダーエビリティライブ | - | |
仮面ライダーライブマーベラス(Vシネマ限定) | - | |
テーマ曲(劇伴) | 「ゲノムチェンジ」 | 「Ready To Rumble」 |
テーマ曲(挿入歌) | 「Mirage Mirror」 | - |
ライブが所謂正統派な2号だがエビルの方も公式で2号ライダーと呼称されており、初の「1作品に2人の2号ライダー」が登場した事例である(オロナミンCのCMに登場するのはライブのみ)。なお、主役ライダーが2人に関しては『仮面ライダー』がそうであり、また『アマゾンズ』(もっとも前作主人公という立ち位置に近いが)『リバイス』等意外と事例があったりする。
『仮面ライダーギーツ』
変身者 | 桜井景和 |
---|---|
モチーフ | タヌキ |
基本フォーム | ニンジャフォーム |
強化フォーム | コマンドフォーム |
ブジンソード | |
テーマ曲(挿入歌) | 「Chair」 |
序盤は謎の多いギーツ=浮世英寿に代わって物語の視点人物を務める、もう1人の主人公。
第1話にてデザイアグランプリに巻き込まれ、その後リセットされた世界にてデザイアドライバーとライダーコアIDを手渡されて変身能力を獲得する。
変身者の景和は世界平和を願うお人好しな性格。その願いの根底には、唯一残された家族である姉の沙羅の存在があり、姉の身に危険が迫ると焦りから周囲が見えなくなってしまう危うい一面も。
嘗て2号ライダーに分類されていたライダー
明確に分類されていなかった為2号ライダーとして公式に近い形(玩具等)で分類されていたライダーも居た。物語の中で重要な役を持ち、前述のお約束を満たしていた傾向が多い。
只、後年の扱いを遡及して参照しこれらの意見を否定する事には注意が必要である。
『仮面ライダーアギト』
変身者 | 葦原涼 |
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『THE 仮面ライダー SUMMER 2013年 09月号』では2号ライダーとして挙げられている。
『ジオウ』放映時に製作された「仮面ライダー図鑑」ではライダーと変身者で順番が異なっている。、「ライダー図鑑」のページではギルスがアギトに次いで2番目に掲載されているが、「登場人物図鑑」のページでは翔一(アギト)→氷川(G3)→涼(ギルス)の順で掲載されている。
『仮面ライダー剣』
変身者 | 相川始 |
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スポーツ報知の「仮面ライダー 特別号」の第4弾のカテゴライズポスターでは2019年7月26日と前述のネオディエンドライバーの販売日より後ながらも2号ライダーの方に分類(ギャレンは3号ライダーとともにカテゴライズされている)されており、「仮面ライダー図鑑」ではライダー、登場人物ともに2番目に掲載されている。
変身者である相川始はその謎に満ちた正体の秘密そのものやそれを踏まえた上での主人公、剣崎一真との関係が物語の根幹や作中の展開に深く関わっている意味では前述の「主人公に肩を並べる準主役」「主人公と特に親密な関係にあるライダー」の定義を満たしているとも取れる上、仮面ライダー2号にしてカメラマンである一文字隼人同様作中にカメラに携わる描写が散見され後年の作品ではカメラマンとして活動している姿が描かれている。
また、スーツアクターは他のライダーシリーズで多くの2号ライダーを演じた伊藤慎が担当している。
…とかなり最近まで2号ライダー扱いが多く、2号ライダー論争の中心とも言えるライダーである。
基本的には、東映がカリス2号論、バンダイがギャレン2号論とも取れるが、近年ではバンダイとは別の東映の「仮面ライダーストア」の2号ライダーのグッズにはギャレンが採用されているのでソチラの方でもギャレンが2番手扱いされる事が増え始めている。
『仮面ライダーカブト』
変身者 | 矢車想、加賀美新、影山瞬、三島正人 |
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マスクドライダーシステムの第2号であり、そのためか『2号新登場』のサブタイトルまで存在する。
ライバル的立ち位置や後にガタックとなる加賀美が変身したと事もあり放送当時は2号ライダーとして扱っているファンも多かった。
しかし後にカブトと対を成すガタックが登場したことで2号ライダーの立場を奪われ、変身者がいなくなった(死んだのではなく全員別のライダーとなった)。
一応、放送当時に発売された食玩ソフビ「プレイヒーロー」の商品解説で2号ライダーとして紹介されたりはしていた(尚、ガタックは5号ライダーとして解説されていた)のでファンだけの見方じゃ無かった事としてここに載せるが、ギルスやカリス程ファンの間で2号ライダーである論争を生んでいるとは言い難い。
なのでカテゴライズも難しく、仮面ライダー図鑑等の公式メディアではガタックに次いで3番目に掲載される事が多いたので繰り下げて3号と扱うファンも居れば、変身者が居なくなった事を理由に飛ばして仮面ライダードレイクを3号と扱うファンもいる。
ソレを受けてか、前述の「仮面ライダー 特別号」では「3号ライダーのカテゴライズポスターにドレイクとザビーが2人で載っている」ややこしい扱いを受けている。
ファンから2号ライダーとして扱われる事のあるライダー
ファンの間ではギルス等だけで無く他の仮面ライダーも2号らしい立ち位置をしている場合2号ライダーとして捉える人も居る(但し、個々人の主観が大きい点は注意が必要である)。
ギルス等の様に放送当時も意見が分かれたライダーは多数居るが、こちらでは今でもそれなりに意見が存在したり関係者の発言があるライダーを載せる。
活躍や詳細は各ライダーのリンクを参照。
『仮面ライダーアギト』
変身者 | 木野薫 |
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『仮面ライダーキバ』
過去編 | 現代編 | |
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変身者 | キング、紅音也 | 登太牙 |
最終回では太牙が変身して渡と協力して復活した過去キングを倒した。
この様に、2つの時代でキバと共にラスボスを撃破したライダーがダークキバとなっている。
『仮面ライダーディケイド』
変身者 | 小野寺ユウスケ |
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また、「仮面ライダー図鑑」においても2番目に掲載されていたり士を演じた井上正大も「『ディケイド』の2号はユウスケ」と取れる発言をしている。
なお、これが通る場合クウガとディケイドは
「お互いが1号にして相手の2号」なるトンデモ関係になってしまう。
『仮面ライダー鎧武/ガイム』
変身者 | 呉島光実 |
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最終回でも神になった男と共闘する形で2号ライダーらしく扱われた。
『仮面ライダーエグゼイド』
変身者 | パラド |
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また、紆余曲折を経て改心した終盤以降は永夢の相棒として2号ライダー並の活躍を見せた。
変身者のパラドが重要な役割を果たす『平成ジェネレーションズFINAL』のパンフレットでは、演じた甲斐翔真が「ほとんど、いわゆる『2号ライダー』のポジション」と評している。
『仮面ライダーゼロワン』
変身者 | 滅 |
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実際はダークライダー或いはライダー怪人に分類される。
『仮面ライダーセイバー』
変身者 | 富加宮賢人 |
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『仮面ライダーリバイス』
変身者 | 門田ヒロミ |
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『仮面ライダーギーツ』
変身者 | 吾妻道長 |
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番外作品の2号ライダー
『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』
変身者 | レン |
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原作の仮面ライダーナイトに相当し、変身者の名前も秋山蓮に由来するものだが、先輩戦士・良きパートナーとしての面が強く印象は大きく異なる。
『小説 仮面ライダークウガ』
変身者 | ???? |
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当初は五代雄介が変身する仮面ライダークウガが再登場したものと思われていたが、終盤においてプロトタイプのアークルを装着した“もう一人のクウガ”であることが明らかになった。
待望(?)の『クウガ』における2号ライダーと言えなくもないが、小説という媒体の性質上不明な点も多く、色々な意味で番外と言える。
『RIDER TIME SHINOBI』
変身者 | 今生勇道 |
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配信限定の作品ではあるが、ネットニュース等で「2号ライダー」の呼称が用いられており呼称の浸透度が窺える。
その他
- ライダーマンは公式で「仮面ライダー4号」としてカウントされているが、知っての通りV3の終盤に登場したため自身の名を冠した番組を持たない。そういう意味では彼もまた2号ライダーと言えなくもないだろう。
- 実際、登場当初はV3に対して敵対的だったなど、現在の2号ライダーとの共通項もある。
- 仮面ライダーブレイドは『仮面ライダー剣』において「ギャレンに次いで開発された“BOARD製ライダー2号”」であるため作中で「ライダーシステム2号」と呼称されるシーンがあり、同作における2号ライダーという意見もある…が、ほとんどネタとしての扱いであり、彼は言うまでもなく仮面ライダー剣の主役である。そのため、立ち位置としての2番手がギャレンかカリスか、という論争とは無関係である。
- 2号ライダーらしい特徴を持つ他作品のキャラやポジションにも仮面ライダーのファンと兼任していると2号が使われることがある。
- 例としてはプリキュアシリーズにおける2号ライダーポジション戦士として専用記事のある『2号キュア』など。ただし、ブルーチームなど公式での分類などが存在しており浸透していないケースもあるのは注意。
- ウルトラシリーズ(平成ウルトラマン以降)では、平成ライダー以前の『ウルトラマンガイア』に登場するもう一人の巨人「ウルトラマンアグル」が後の2号ライダーに極めて近いポジションである(一説には平成ライダーに影響を与えた存在であるとも)。主人公以外のウルトラマンについてはファンからサブトラマンと呼ばれるが、これにはゾフィーなどのゲストキャラクターも含まれるためアグルを始めとする準主人公級のウルトラマンを「2号トラマン」と呼称するファンもいる。
- ハードボイルドよし子による漫画作品『高校の日常』の主要人物の名前は2号ライダーの変身者から取られている。
- 該当人物は橘、名護、照井、草加、氷川、後藤、加賀美、仁藤、桜井、秋山の10人。
- 名前だけの借用なので、性格が彼らに似ているというわけではない。
関連タグ
一条薫 アンク 歌星賢吾
主人公ライダーの相棒的存在であり、2号ライダー的立ち位置にいたキャラクター。
仮面ライダー 平成ライダー ライバル
1号ライダー(主役ライダー) 2号ライダー 3号ライダー 4号ライダー 5号ライダー 0号ライダー 追加戦士 サブライダー
永遠の二番手