一文字隼人の変身する仮面ライダー
仮面ライダー2号 を参照。
『アギト』以降の平成・令和ライダーにおける「2号ライダー」
初代仮面ライダーの1号と2号になぞらえ、『アギト』以降の平成、令和に登場する、主役ライダーとは別の2人目の仮面ライダーの事を「2号ライダー」と呼ぶ事がある。
基本的には2番目に出た仮面ライダーが2号ライダーと言えるが、一文字隼人に倣う形で「主人公に肩を並べる準主役」「主人公と特に親密な関係にあるライダー」を2号ライダーとして扱う傾向が強い(その為、登場は2番手だが大多数のライダーその1のような者は除外され、中には主人公よりも先に仮面ライダーだった者も存在する)。
この呼称が生まれた時期は不明だが、呼称が生まれるきっかけになったと思われるモノとして、一文字隼人をオマージュした仮面ライダーナイトの変身ポーズが挙げられる。
作品によって登場時期は異なる。
平成二期の前半では中盤に登場する追加戦士枠で固定されていたが、近年は商品展開プランに試行錯誤が加えられているため、2号ライダーの登場時期も作品によって登場時期はまちまちになっている。
公式や関係者でも取り上げる事がある分け方ではあるが、明確に分類されずファンの間では議論も少なくない(『仮面ライダーアギト』、『仮面ライダー剣』が特に議論される傾向にある)。
前述の通り、登場順で判断できないことからファンの間での判断基準は関連書籍での紹介順や商品の販売及び採用順、単純な視聴者の印象まで様々である。
いわゆる主役ライダーの引き立て役的なポジションであるが、主役ライダーとはまた違った個性を持たされるため、作品によっては主役ライダーを凌ぐ人気や活躍を得る事もある。その為、『W』を皮切りとして、『鎧武/ガイム』以降は2号ライダーをピックアップしたスピンオフ作品が毎回作られている。
公式の扱い
オロナミンC CM
大塚製薬がスポンサーに復帰した『ゴースト』で復活したタイアップCM。
放送中の作品の主要3ライダーが子供たちにエールを送る内容であり、最初にセリフを言うのは主役ライダーである為、続けてセリフを言うのが順に2号ライダー、3号ライダーと認識されている。本稿では『ゴースト』以降の2号ライダーは同CMに準じる。
登場人物の勢力図が落ち着いて来る番組中盤に放送される為、視聴者間で2号ライダー、3号ライダーについての認識が固まってきた時期に改めて公式の扱いが明示される形になる。
『仮面ライダージオウ』
「DXネオディエンドライバー」に各作品のサブライダーのカードが1枚ずつ付属しており、それに基づいてゲイツマジェスティライドウォッチやゲイツマジェスティとして映像作品にも出ている。あくまでバンダイの商品展開に基づいた選出ではあるが、本稿では『ジオウ』までの2号ライダーはコレらの扱いに準じる。
また、同作を機に「Chibiぬいぐるみ」などの商品でも歴代の2号ライダーがラインナップされている。
共通点
2号ライダーが登場する作品数が既に20作を越えているため、全てに共通する要素は少なくなっている。
それでも、主人公でない為にある程度のお約束は存在し、各作品毎に細かい設定は異なるが、大まかなお約束としては以下の通り。
- 主人公と敵は同じだが、信じる正義や戦う理由は主人公とは異なるか、少しズレている。
- 変身ベルトのギミックが主役ライダーと大きく異なる場合が多い。
- ただし、ベルトに装着する小物アイテムの仕様が極端に変わる事は少ない。そのため(玩具の販促もあるためか)、主役ライダーと互換性があるものが多い。また、物語序盤から登場している場合はベルトの共通化が図られる傾向にある。
- 『ゴースト』以降、もっぱら3号ライダー以降のライダーの特徴になっている。その3号ライダーと使用するベルトが同じである事例が増えている。
- 登場しててからしばらくは主役ライダーと互角、もしくはそれ以上の力を発揮するが、終盤では主役ライダーのパワーアップや更なる強さを持った敵の出現などに付いて行けず、噛ませ犬になってしまう展開が多い。
- もっともこれはバトル物のライバルポジションである関係上止むを得ない部分はある。また、マッハの様に、主人公に遅れを取っている展開が、その人物を大きく成長させる要因になったこともある。
- 平成二期以降は、テレビ版の最終形態を上回る最強形態をVシネマ等の他媒体展開で入手する場合が多い。また、ブレイブやマッハの様に強化フォームが2段階貰えるパターンや威吹鬼やカイザの様に一切貰えなかったパターンもある。(カイザは後に20周年記念の外伝作品でバージョンアップ形態を獲得。)
- 命に関わる様な大怪我や病気などに見舞われる。場合によっては死亡してしまう。
- 家族や恋人等、身近な人間が不幸な目に遭ったことがきっかけになったライダーが多い。
- 出演者クレジットで主人公の次に表示される事が多い(物語当初は変身しない加賀美新や万丈龍我も同様)。
- 主役ライダーは赤系になることが多いためか、対照的に青をメインカラーとしているライダーが比較的多い。
- 自身の最強フォームが主役ライダーの中間フォームと同等~それ以下のスペックや強さであることが多く、主役ライダーの最強フォームと並ぶフォームはVシネマ等の外伝作品で手に入れる事が多い。
スーツアクター
平成においては、『クウガ』と『響鬼』を除き全ての主役ライダーを高岩成二が担当しているのに対し、2号ライダーは時期によってかなりハッキリ担当スーツアクターが分かれる。『電王』まではほぼ伊藤慎、『ディケイド』から『フォーゼ』までは永徳、放送開始直前の怪我の影響で永徳が出演しなかった『ウィザード』以降は渡辺淳がメインで担当しつつも時折永徳が担当している。最終作の『ジオウ』では次作で主役ライダーのゼロワンを担当する事になる縄田雄哉が担当した。
令和においては『ゼロワン』は主に戦隊シリーズで活動してきた浅井宏輔が新たに起用され、『セイバー』と『ギーツ』は永徳が担当、『リバイス』は前作『セイバー』で3号を演じた中田裕士が担当している。そして、『ガッチャード』では下園愛弓が女性初の2号ライダーを担当することになり、『ガヴ』では初のメインライダーを演じる鍜治洸太朗が2号ライダーを担当することになった。
ゼロワンからガッチャードまでの5作の主役ライダーは前年の2号ライダーのスーツアクターが担当している(ゲイツ→ゼロワン、バルカン→セイバー、ブレイズ→バイス、ライブ/エビル→ギーツ、タイクーン→ガッチャード)。
一覧
各ライダーの詳細
より詳しい説明は各記事を参照。
2号ライダーとしての主要な変身者は太文字で表記。
テーマ曲は作中で使用された主要なもののみ掲載する。そのうち、流用曲は斜体文字で表記。
平成ライダー
『仮面ライダーアギト』
変身者 | 氷川誠、北條透など |
---|---|
初登場 | 第1話 |
強化フォーム | 仮面ライダーG3-X |
テーマ曲(劇伴) | 「捜査線上の影 (M-9)」 |
「憤怒を込めて敵を断て! (M-7)」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「stranger in the dark」 |
『アギト』の主役級の仮面ライダーのうちの1人。主役の仮面ライダーアギトが神秘の戦士であるのに対し、人工的な強化スーツを装着した戦士である。
当初は他のライダーと比べて戦力的に劣っており活躍に乏しかったが、G3-Xに強化されてからは他のライダーと比肩する活躍を見せるようになった。このG3-Xはスーツ自体が別物になった強化であり、アギト・ギルスと並ぶライダーとしての名称がG3からG3-Xに変わっている。『ジオウ』以降の2号ライダーの扱いもG3とG3-Xが混在している。
なお、「2号がギルス、3号がG3」とする異論もある(後述)。
『仮面ライダー龍騎』
変身者 | 秋山蓮 |
---|---|
初登場 | 第1話 |
強化フォーム | 仮面ライダーナイトサバイブ |
テーマ曲(劇伴) | 「ナイト、出現!」 |
「ゲームは止まらない!」 | |
「String Tension」 |
『龍騎』のもう一人の主人公。
城戸真司/仮面ライダー龍騎と戦う目的が異なるライバル的ポジションであるが、基本的には共闘している。
先述の通り、変身ポーズは一文字隼人のオマージュであり、以降の作品で2番手のライダーを「2号ライダー」と呼ぶ風潮が生まれるきっかけになったと思われる。
『仮面ライダー555』
変身者 | 草加雅人、影山冴子、木場勇治 他 |
---|---|
初登場 | 第10話 |
強化フォーム | 仮面ライダーネクストカイザ(Vシネクスト限定) |
テーマ曲(劇伴) | 「カイザ、圧倒的な力」 |
「立ち塞がる、カイザ」 | |
「サイドバッシャー」 |
『555』は怪人にフォーカスした作品であり、もう一人の主人公もライダーではなく怪人の木場勇治であるため、それとは別に2号ライダーが存在する。
メイン変身者である草加雅人は他作品の2号ライダーとは一線を画す悪辣な性格であり、主人公の乾巧/仮面ライダーファイズと共闘する立場でありながら彼を敵視している(変身ベルトの争奪が描かれる作品であるため、草加以外の人物もカイザに変身している)。
『仮面ライダー剣』
人類基盤史研究所「BOARD」が開発したライダーシステムの第一号。主役ライダーの仮面ライダーブレイドはシステム第二号であり、橘朔也もブレイドの変身者である剣崎一真の先輩にあたる。
基本的にはブレイドと共闘しているが、橘自身の脆さ、敵の策略、考え方の相違などによりしばしば対立した。
なお、仮面ライダーカリスが2号ライダーとする説もある(後述)。
『仮面ライダー響鬼』
変身者 | イブキ |
---|---|
初登場 | 七之巻 |
テーマ曲(劇伴) | 「流雅」 |
「標的」 |
主人公のヒビキ/仮面ライダー響鬼が年齢を重ねたベテラン戦士であるのに対し、早くから修業をしていた若き戦士である。
『響鬼』に登場する仮面ライダーは、基本的に魔化魍と戦うための組織である「猛士」に所属しているため、2号ライダーとしては珍しく主役ライダーと対立したことがない。
『仮面ライダーカブト』
変身者 | 加賀美新 |
---|---|
初登場 | 第22話 |
基本フォーム | ライダーフォーム |
強化フォーム | ハイパーフォーム(ハイパーバトルDVD限定) |
テーマ曲(劇伴) | 「キャストオフ」 |
「スタンドプレイ」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「LORD OF THE SPEED」 |
『カブト』のもう一人の主人公。変身者の加賀美新は第1話から登場していたが、専用のライダーへの変身を果たしたのは5番目となった。
相棒ポジションとしてカブトと共闘している。それを示すように赤色でカブトムシモチーフの仮面ライダーカブトと対照的に、青色でクワガタがモチーフとなっている。
作品内での登場順が後になったにもかかわらず、2号ライダーとして扱われているのは、2番目〜4番目に登場した他の仮面ライダーと主役級のカブトとガタックの間に明確な扱いの差があるためである。
なお、「2号が仮面ライダーザビー」とする異論もある(後述)。
『仮面ライダー電王』
物語開始前から時の運行を守るべく戦っていた。
仮面ライダー電王と異なり、変身と同時に代償を伴い、変身可能な回数に限りがあるほか、物語の根幹に関わっているライダーである。
『仮面ライダーキバ』
現代編 | 過去編 | |
---|---|---|
変身者 | 名護啓介、襟立健吾、 | 次狼、紅音也など |
初登場 | 第9話 | 第11話 |
基本フォーム | バーストモード | セーブモード |
強化フォーム | 仮面ライダーライジングイクサ | - |
テーマ曲(劇伴) | 「イクサ変身」 | 「Packed House」 |
- | 「イクサ変身」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「Individual-System」 | 「Individual-System」 |
「Fight For Justice」 | - |
主役ライダーの仮面ライダーキバがファンガイアの王の鎧をまとった姿であるのに対し、イクサは人間がファンガイアに対抗するために開発したライダーである。
現代編のメイン変身者である名護啓介は当初キバを敵視していたが、後に共闘するようになった。キバが登場しない過去編では現代編の主人公である紅渡の父親の紅音也が変身し、実質的な主役ライダーとして活躍する。
主役のキバと同じ現代編に登場する名護/イクサ バーストモードが2号ライダーとして扱われる事が多いが、「Chibiぬいぐるみ」ではイクサ セーブモードがラインナップされている。
『仮面ライダーディケイド』
変身者 | 海東大樹 |
---|---|
初登場 | 第10話 |
強化フォーム | コンプリートフォーム(映画限定) |
テーマ曲(劇伴) | 「Fight in the Man」 |
テーマ曲(挿入歌) | 「Treasure Sniper」 |
主役ライダーの仮面ライダーディケイドが他の仮面ライダーに変身するのに対し、他の仮面ライダーを召喚する能力を持つ。
ディケイドの変身者である門矢士とは異なる目的のために並行世界を旅しており、時に対立し、時に共闘するトリックスター的ポジションである。
『仮面ライダーW』
変身者 | 照井竜 |
---|---|
初登場 | 第19話 |
強化フォーム | 仮面ライダーアクセルトライアル |
仮面ライダーアクセルブースター(Vシネマ限定) | |
テーマ曲(劇伴) | 「疾走のアクセル」 |
「トライアル」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「Leave all Behind」 |
番組改編により仮面ライダーシリーズは本作から秋スタートになっため、中盤だが季節的には年始の登場となった。
主役ライダーの左翔太郎&フィリップ/仮面ライダーWが探偵なのに対し、こちらは刑事である。
変身者の照井竜は元々家族を殺された復讐のために戦いに身を投じたが、主人公達と触れ合う内に市民を守るために戦うようになった。
TVシリーズ終了後にアクセルを主人公としたVシネマが制作され、以降も2号ライダーを主役に据えたVシネマが制作されるようになった。
『仮面ライダーオーズ/OOO』
変身者 | 伊達明 | 後藤慎太郎 |
---|---|---|
初登場 | 第16話 | 第38話(映画で先行登場) |
強化フォーム | バース・デイ | バース・デイ |
- | 仮面ライダーバースX(Vシネクスト限定) | |
テーマ曲(劇伴) | 「変身 バース」 | 「バース バトル」 |
「バース バトル」 | 「バースの悲劇」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「Reverse/Re:birth」 | 「Reverse/Re:birth」 |
主役ライダーの仮面ライダーオーズがコアメダルの力により生物的な意匠を備えているのに対し、セルメダルの力で戦うバースは機械的な強化スーツである。
2つの時代で作劇が切り離されている『キバ』を除くと、2号ライダーとしては初めて複数のキャラクターがメイン変身者として設定されており、後半では伊達から後藤への交代劇が描かれた。さらに最終盤では伊達が仮面ライダーバース・プロトタイプとして戦線復帰し、後藤と伊達のWバースの共闘が実現した。
『仮面ライダーフォーゼ』
変身者 | 朔田流星 |
---|---|
初登場 | 第16話(映画で先行登場) |
強化フォーム | 仮面ライダーメテオストーム |
テーマ曲(劇伴) | 「メテオ 推参」 |
テーマ曲(挿入歌) | 「Shooting Star」 |
「Evolvin' Storm」 |
親友を救うために仮面ライダーフォーゼの通う天ノ川学園高校に交換編入生として編入した。
当初は自らの力のみで戦おうとして正体を明かさずに協力しなかったが、ある出来事によって弦太朗と打ち解け、仲間・“ダチ”として共闘するようになった。
『仮面ライダーウィザード』
変身者 | 仁藤攻介 |
---|---|
初登場 | 第17話(映画で先行登場) |
強化フォーム | 仮面ライダービーストハイパー |
テーマ曲(劇伴) | 「いにしえのビースト」 |
「ビーストハイパー」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「BEASTBITE」 |
多彩な魔法をスタイリッシュに使い分ける主役ライダーの仮面ライダーウィザードとは対照的に、汎用性の高い古代の魔法を扱う。
ファントムの魔力を食べ続けなければ死んでしまうリスクを抱えている。そのため、本来であればウィザードとは敵を取り合う間柄であるが、変身者の仁藤攻介がマイペースで軽い性格であったため、対立した期間は短く、良き協力者となった。
『仮面ライダー鎧武/ガイム』
変身者 | 駆紋戒斗 |
---|---|
初登場 | 第3話(第1話では冒頭のイメージ映像のみ登場) |
基本フォーム | バナナアームズ |
強化フォーム | レモンエナジーアームズ |
リンゴアームズ(Vシネマ限定) | |
テーマ曲(劇伴) | 「ライダー乱戦」 |
「乱戦の光」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「Never Surrender」 |
強者に屈しないという信条を掲げるライダーであるが、信条を異にする主人公の仮面ライダー鎧武ともしばしば共闘する。
本作は商品展開を従来と大きく変えており、2号ライダーも初期から登場するようになった(商品展開上従来の2号ライダーと同様のポジションを担っていたのはゲネシスドライバーで変身する仮面ライダー)。
初期から登場する仮面ライダーのうち、販促上優先されていたのは基本的に鎧武だけであるためバロンは活躍に恵まれなかったが、ドラマの構成としては一貫して鎧武と相対する存在として描かれた。
『仮面ライダードライブ』
変身者 | 詩島剛 |
---|---|
初登場 | 第11話(映画で先行登場) |
強化フォーム | 仮面ライダーデッドヒートマッハ |
仮面ライダーチェイサーマッハ | |
仮面ライダーマッハチェイサー(Vシネマ限定) | |
テーマ曲(挿入歌) | 「Full Throttle」 |
主役ライダーの仮面ライダードライブをも上回る性能を誇る「ネクストシステム」を搭載した仮面ライダー。従来の法則を破りまくった主役ライダーに対し、バイクに乗り、ヘルメット、マフラーを着けているなど、正統派ライダーと言える外見をしている。
詩島剛はヒロインの弟であり、主人公の泊進ノ介と関係も基本的に良好であったが、ドライブとの格差から葛藤することもあった。
『仮面ライダーゴースト』
変身者 | 深海マコト |
---|---|
初登場 | 第4話 |
強化フォーム | 仮面ライダーディープスペクター |
仮面ライダーシンスペクター(Vシネマ限定) | |
テーマ曲(劇伴) | 「仮面ライダースペクター テーマ」 |
「仮面ライダースペクター 攻勢」 | |
「仮面ライダースペクター 進撃」 |
変身者の深海マコトは主人公の天空寺タケル/仮面ライダーゴーストの幼馴染であったが、戦う目的を異にしていたため、彼と対立していた。タケルの「皆の命を守る」信条とは対照的に、目的のためには手段を選ばず、英雄の眼魂すら力でねじ伏せて支配する執念を持っているが、タケルがマコトの願いを叶えたことで彼と和解し、以降は共闘するようになるほか、英雄達に対しても協力を依頼する姿勢を見せている。
『仮面ライダーエグゼイド』
変身者 | 鏡飛彩 |
---|---|
初登場 | 第2話(第1話では冒頭のイメージ映像のみ登場) |
基本フォーム | クエストゲーマーレベル2 |
強化フォーム | ファンタジーゲーマーレベル50 |
レガシーゲーマー レベル100 | |
テーマ曲(劇伴) | 「ブレイブ -LEVEL 2-」 |
「ブレイブ -LEVEL 3-」 | |
「ブレイブ -LEVEL 100-」 |
変身者の鏡飛彩は「俺に切れない物はない」を口癖とするクールな天才外科医であり、主人公の宝生永夢/仮面ライダーエグゼイドにとっては先輩にあたる。医者としてのあり方を巡って永夢と対立していたが、飛彩にはある事情から確固たる信念があった。
なお、ブレイブは明確な2号ライダーであるが、エグゼイドの相棒としては別に仮面ライダーレーザーが存在する。シナリオ上もブレイブとの絡みが多いのは3号ライダーの仮面ライダースナイプである。
『仮面ライダービルド』
変身者 | 万丈龍我 |
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初登場 | 第11話 |
強化フォーム | 仮面ライダークローズチャージ |
仮面ライダークローズマグマ | |
仮面ライダーグレートクローズ | |
仮面ライダークローズエボル(Vシネクスト限定) | |
テーマ曲(劇伴) | 「仮面ライダークローズ」 |
「クローズチャージ」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「Burning My Soul」 |
アイテムの多彩な組み合わせで状況に応じる主役ライダーの仮面ライダービルドとは対照的に、力押しで戦い続けるスタイルである。性格も天才物理学者の主人公桐生戦兎とは反対な筋肉馬鹿の元格闘家。
当初は変身することができず、私心で敵組織と戦っていたが、戦兎との交流を経て仮面ライダーへの変身を果たした。戦兎達とは支え支えられの関係で共闘していく。
『仮面ライダージオウ』
変身者 | 明光院ゲイツ |
---|---|
初登場 | EP01 |
強化フォーム | 仮面ライダーゲイツリバイブ剛烈 |
仮面ライダーゲイツリバイブ疾風 | |
仮面ライダーゲイツマジェスティ(Vシネクスト限定) | |
テーマ曲(劇伴) | 「ゲイツ フィニッシュタイム」 |
「ゲイツ アーマータイム」 | |
テーマ曲(挿入歌) | 「FUTURE GUARDIAN」 |
主人公の常磐ソウゴが最低最悪の魔王となった2068年の未来から、歴史を変えるためにやって来たライバルキャラクター。
しかし、仮面ライダージオウとして怪人と戦うソウゴの人柄からその決意に迷いが生じるようになり、共闘や敵対を繰り返すうちに徐々に仲間意識を持ちソウゴ達と共に未来の運命を切り開いて行くようになった。
容姿とキャラクター造形が2号ライダーの代表格と云える秋山蓮に似ていたことがファンの間で話題になり、更には公式で共演が実現した。
令和ライダー
『仮面ライダーゼロワン』
変身者 | 不破諫 |
---|---|
初登場 | 第2話 |
基本フォーム | シューティングウルフ |
強化フォーム | アサルトウルフ |
仮面ライダーランペイジバルカン | |
仮面ライダーオルトロスバルカン | |
ローンウルフ(Vシネクスト限定) | |
テーマ曲(劇伴) | 「仮面ライダーバルカン&バルキリー」 |
「俺がルールだ!」 |
変身者・不破諫の職業は人工知能が搭載されたロボット・ヒューマギアが暴走した際に取り締まる、対人工知能特務機関A.I.M.S.の隊長である。デイブレイクをきっかけにヒューマギアを憎んでいるため、ヒューマギア生産社の社長である飛電或人/仮面ライダーゼロワンとはヒューマギアに対して対照的な価値観を抱いていたが、真実が明らかになるにつれて認識を改め、共闘するようになる。
なお、不破には今まで2号ライダーに変身した人物との共通点が狙ったかのように多い。
『仮面ライダーセイバー』
変身者 | 新堂倫太郎、長嶺謙信 |
---|---|
初登場 | 第2章 |
基本フォーム | ライオン戦記 |
強化フォーム | キングライオン大戦記 |
タテガミ氷獣戦記 | |
テーマ曲(劇伴) | 「仮面ライダーブレイズのテーマ」 |
「ワンダーコンボ!」 |
炎の剣士である主人公・神山飛羽真/仮面ライダーセイバーと対照的な水の剣士。聖剣に選ばれる前は普通の小説家だった飛羽真に対し、倫太郎は以前から「大いなる本」を守護するソードオブロゴスに所属しており、剣士としては先輩にあたる。
剣士たちは基本的に共闘しており倫太郎はその中でも特に飛羽真に友好的だが、ソードオブロゴスに対する忠誠心への強さゆえに対立したこともあった。
『仮面ライダーリバイス』
ライブ | エビル | |
---|---|---|
変身者 | 五十嵐大二 | カゲロウ |
モチーフ | 第10話 | 第5話 |
基本フォーム | バットゲノム | バットゲノム |
強化フォーム | 仮面ライダーホーリーライブ | 仮面ライダーエビルマーベラス(Vシネクスト限定) |
仮面ライダーエビリティライブ | - | |
仮面ライダーライブマーベラス(Vシネクスト限定) | - | |
テーマ曲(劇伴) | 「ゲノムチェンジ」 | 「Ready To Rumble」 |
テーマ曲(挿入歌) | 「Mirage Mirror」 | - |
同じ変身アイテムの2モードを切り替える2人の仮面ライダー。大二は主人公・五十嵐一輝/仮面ライダーリバイの弟であり、カゲロウは大二と契約した悪魔。当初はカゲロウが大二の肉体を支配して暴れていたが、後に大二が主導権を取り戻した。以降も時折カゲロウが現れており、実質的に1人で2人分となっている。
ライブが正統派2号ライダーだがエビルも公式で2号ライダーと呼称されており、初の「1作品に2人の2号ライダー」が登場した事例である(オロナミンCのCMに登場するのはライブのみ)。
『仮面ライダーギーツ』
『ギーツ』の主要な4人の仮面ライダーのうちの1人で、その中で唯一明確に「◯号」とされている。主役ライダーの仮面ライダーギーツが赤いキツネなのに対し、こちらは緑のタヌキをモチーフにしている。
変身者の景和は、世界平和を願うお人好しな一般人だったが、「デザイアグランプリ」に参加することになってしまい、主人公・浮世英寿に振り回されながらも共闘するようになった。
超然的で謎の多い英寿よりも視聴者に近い視点を持つ人物になっており、もう1人の主人公と言える。
『仮面ライダーガッチャード』
変身者 | 九堂りんね |
---|---|
初登場 | 第19話(映画で先行登場) |
基本フォーム | サンユニコーン |
強化フォーム | 仮面ライダートワイライトマジェード |
テーマ曲(劇伴) | 「仮面ライダーマジェード」 |
「仮面ライダートワイライトマジェード」 |
ヒロインであり、もう一人の主人公といえる九堂りんねが変身する仮面ライダー。ライダーシリーズでは初となる女性が変身する2号ライダーである。
初変身時に力を使い果たしたため、TV本編では変身ができなかったが、ルールに従うのではなく「自分のルールは、自分で決める」という新たな信念を持つことによって再び変身が可能になり、一ノ瀬宝太郎/仮面ライダーガッチャードと共闘した。
『仮面ライダーガヴ』
グラニュート絡みの失踪事件を追うフリーライターの青年・辛木田絆斗が変身する仮面ライダー。
当初は普通の人間だったが、グラニュートの生体器官を移植することで変身能力を手に入れた。
かつて2号ライダーに分類されていたライダー
明確に分類されていなかったため、2号ライダーとして公式に近い形(玩具など)で分類されていたライダーも居た。物語の中で重要な役を持ち、前述のお約束を満たしていた傾向が多い。
ただし、後年の扱いを遡及して参照し、これらの意見を否定する際には注意が必要である。
『仮面ライダーアギト』
変身者 | 葦原涼 |
---|---|
初登場 | 第6話 |
オープニングのクレジット順など放送当時から3番手として扱われる事が多かったが、3人ライダーを等しく主役級とする作風やアギトに近い存在である事もあってか2号ライダーと考えていたファンもいた。
『THE 仮面ライダー SUMMER 2013年 09月号』では2号ライダーとして挙げられている。
『ジオウ』放映時に製作された「仮面ライダー図鑑」ではライダーと変身者で順番が異なる。「ライダー図鑑」のページではギルスがアギトに次いで2番目に掲載されているが、「登場人物図鑑」のページでは津上翔一(アギト)→氷川誠(G3)→葦原涼(ギルス)の順で掲載されている。
『仮面ライダー剣』
変身者 | 相川始 |
---|---|
初登場 | 第2話(第1話でも一瞬登場) |
『THE 仮面ライダー SUMMER 2013年 09月号』では2号ライダーについて「主人公と表裏にあたるライバルキャラ」としての分け方が示されカリスが該当し、ギャレンは3号ライダーだが2号ライダーに間違えられるとまで記載されている。
スポーツ報知の「仮面ライダー 特別号」の第4弾のカテゴライズポスターでは2019年7月26日と前述のネオディエンドライバーの販売日より後ながらも2号ライダーの方に分類(ギャレンは3号ライダーとともにカテゴライズされている)されており、「仮面ライダー図鑑」ではライダー、登場人物ともに2番目に掲載されている。
本編においても、ブレイド・カリス・ギャレンはいずれも第1話で姿を見せているが、初変身はブレイドが第1話、カリスが第2話、ギャレンが第3話と、意図した演出構成がなされている。
変身者である相川始はその謎に満ちた正体の秘密そのものやそれを踏まえた上での主人公、剣崎一真との関係が物語の根幹や作中の展開に深く関わっている意味では前述の「主人公に肩を並べる準主役」「主人公と特に親密な関係にあるライダー」の定義を満たしているとも取れる上、仮面ライダー2号にしてカメラマンである一文字隼人同様作中にカメラに携わる描写が散見され後年の作品ではカメラマンとして活動している姿が描かれている。
また、スーツアクターは他のライダーシリーズで多くの2号ライダーを演じた伊藤慎が担当している。
加えて、相川始 (森本亮治) のキャストクレジットは剣崎一真 (椿隆之) に次ぐ2番目であり、スーツアクターの伊藤慎も高岩成二に次ぐ2番目である。
………と2号ライダー扱いが多く、2号ライダー論争の中心とも言えるライダーである。
基本的には東映がカリス2号論、バンダイがギャレン2号論という扱いである。『ジオウ』では「DXネオディエンドライバー」にて (バンダイによる商品企画だったため) ギャレンが選出されていたこともあり、以降はそれを根拠としたギャレン2号論を主流とする見方も強い。一方、近年でも番組関係者がこの扱いに懐疑的な旨を述べることがあり、完全な統一がなされているわけではないようである。
『仮面ライダーカブト』
『カブト』の2号ライダーだった仮面ライダー。
マスクドライダーシステムの第2号であり、そのためか『2号新登場』のサブタイトルまで存在する。
ライバル的立ち位置や後にガタックとなる加賀美が変身したと事もあり放送当時は2号ライダーとして扱っているファンも多かった。
しかし後にカブトと対を成すガタックが登場したことで2号ライダーの立場を奪われ、変身者がいなくなった(死んだのではなく全員別のライダーとなった)。
一応、放送当時に発売された食玩ソフビ「プレイヒーロー」の商品解説で2号ライダーとして紹介されたりはしていた(尚、ガタックは5号ライダーとして解説されていた)のでファンだけの見方ではなかった事としてここに載せるが、ギルスやカリス程ファンの間で2号ライダーである論争を生んでいるとは言い難い。
前述の通り主役級のカブト&ガタックと他のライダーとでは扱いに大きな差があるため、仮面ライダー図鑑等の公式メディアで繰り下げてガタックに次ぐ3番目になることが多いザビーが2号ライダーと言えるかは微妙である。
ファンから2号ライダーとして扱われる事のあるライダー
ファンの間ではギルス等だけでなく他の仮面ライダーも2号らしい立ち位置をしている場合2号ライダーとして捉える人もいる(但し、個々人の主観が大きい点は注意が必要である)。
ギルス等の様に放送当時も意見が分かれたライダーは多数いるが、こちらでは今でもそれなりに意見が存在したり関係者の発言があるライダーを載せる。
『仮面ライダーアギト』
変身者 | 木野薫 |
---|---|
初登場 | 第36話 |
アギト、G3、ギルス全員が主役=それぞれ1号ライダーと考える場合アナザーアギトが2号ライダーである、と見る意見もある。
『仮面ライダーキバ』
本来であれば、悪役ライダーとして扱われるハズだったが、真夜や太牙に対して冷徹で非道な行いに愛想を尽かしたコウモリもどきが音也側に回った事で、味方のライダーとして活躍する事となる。ファンガイアの血を持たない人間が変身すると寿命が縮む危険性を孕んでいるが、音也は愛する者達を守る為に自らの命を省みずに三度も変身を遂げた。
最終回では太牙が変身して渡と協力して復活した過去キングを倒した。
このように、2つの時代でキバと共にラスボスを撃破したライダーがダークキバとなっている。
『仮面ライダーディケイド』
変身者 | 小野寺ユウスケ |
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初登場 | 第1話 |
登場順や物語上での扱いから彼を2号ライダー、ディエンドを3号ライダーとして捉える事もある。
また、「仮面ライダー図鑑」においても2番目に掲載されていたり士を演じた井上正大も「『ディケイド』の2号はユウスケ」と取れる発言をしている。
なお、これが通る場合クウガとディケイドは
「お互いが1号にして相手の2号」なるトンデモ関係になってしまう。
『仮面ライダー鎧武/ガイム』
変身者 | 呉島光実 |
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初登場 | 第4話(第1話では冒頭のイメージ映像にのみ登場) |
物語序盤では、ライバルライダーのバロンに対して主役ライダーの相棒ライダーとして活躍しており、もっと言うと唯一の味方ライダーであった。
最終回でも神になった男と共闘する形で2号ライダーらしく扱われた。
『仮面ライダーエグゼイド』
変身者 | パラド |
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初登場 | 第15話 |
永夢達を苦戦させる強敵として立ちはだかった。
また、紆余曲折を経て改心した終盤以降は永夢の相棒として2号ライダー並の活躍を見せた。
変身者のパラドが重要な役割を果たす『平成ジェネレーションズFINAL』のパンフレットでは、演じた甲斐翔真が「ほとんど、いわゆる『2号ライダー』のポジション」と評している。
『仮面ライダーギーツ』
変身者 | 吾妻道長 |
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初登場 | 1話 |
主人公であるギーツのライバルポジションで、変身者の人物像も従来の2号ライダーを彷彿とさせる。実際に2号のタイクーンを差し置いて優先される事もあるが、公式では「◯号」ではなく「ライバル」と呼称されるに留まっており、メイン4ライダーの中では基本的には4番手扱い。
リブート作品の一文字隼人
オリジナルの一文字隼人は本郷猛に代わる主人公として登場しており、リブート作品における一文字も本郷と並ぶ主人公とも言える。 しかしそれらの作品では実質的には本郷の方がメインとなっており、一文字の立ち位置もオリジナルとは異なる点が多く平成ライダー以降の「2号ライダー」に類する要素も持っている。
『仮面ライダー THE FIRST』・『仮面ライダー THE NEXT』
『仮面ライダー THE FIRST』がコミカライズの方をベースにリメイクした作品なので昭和ライダー版の2号とは設定上の関係なく、彼に関してはそのコミカライズから引っ張ってきた要素もほとんどない。
『シン・仮面ライダー』
変身者 | 一文字隼人(シン) |
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『THE FIRST』とは異なり、コミカライズ版をオマージュした要素が強い。
番外作品
『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』
変身者 | レン |
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『龍騎』の北米向けリメイク作品に登場するもう一人の主人公。
原作の仮面ライダーナイトに相当し、変身者の名前も秋山蓮に由来するものだが、先輩戦士・良きパートナーとしての面が強く印象は大きく異なる。
『仮面ライダーアマゾンズ』
変身者 | 鷹山仁 |
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season1においては、仮面ライダーアマゾンオメガと並ぶ主人公の1人であるが(アマゾンに覚醒した順番という意味ではこちらが早い)、実質的にはアマゾンオメガの方がメインであり、演じた谷口賢志もアマゾンアルファを「2号ライダー」と認識している。
『RIDER TIME SHINOBI』
変身者 | 今生勇道 |
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『仮面ライダージオウ』のスピンオフ作品にて、仮面ライダーシノビと共に登場する。
配信限定の作品ではあるが、ネットニュース等で「2号ライダー」の呼称が用いられておりこの概念の浸透度が窺える。
その他
- ライダーマンは公式で「仮面ライダー4号」としてカウントされているが、知っての通りV3の終盤に登場したため自身の名を冠した番組を持たない。そういう意味では彼もまた2号ライダーと言えなくもないだろう。
- 実際、登場当初はV3に対して敵対的だったなど、現在の2号ライダーとの共通項もある。
- 仮面ライダーブレイドは『仮面ライダー剣』において「ギャレンに次いで開発された“BOARD製ライダー2号”」であるため作中で「ライダーシステム2号」と呼称されるシーンがあり、同作における2号ライダーという意見もある…が、ほとんどネタとしての扱いであり、彼は言うまでもなく『仮面ライダー剣』の主役である。そのため、立ち位置としての2番手がギャレンかカリスか、という論争とは無関係である。
- 2号ライダーらしい特徴を持つ他作品のキャラやポジションにも仮面ライダーのファンと兼任していると2号が使われることがある。
- 例としてはプリキュアシリーズにおける2号ライダーポジション戦士として専用記事のある『2号キュア』など。ただし、ブルーチームなど公式での分類などが存在しており浸透していないケースもあるのは注意。
- ウルトラシリーズ(平成ウルトラマン以降)では、平成ライダー以前の『ウルトラマンガイア』に登場するもう一人の巨人「ウルトラマンアグル」が後の2号ライダーに極めて近いポジションである(一説には平成ライダーに影響を与えた存在であるとも)。主人公以外のウルトラマンについてはファンからサブトラマンと呼ばれるが、これにはゾフィーなどのゲストキャラクターも含まれるためアグルを始めとする準主人公級のウルトラマンを「2号トラマン」と呼称するファンもいる。
- ハードボイルドよし子による漫画作品『高校の日常』の主要人物の名前は2号ライダーの変身者から取られている。
- 該当人物は橘、名護、照井、草加、氷川、後藤、加賀美、仁藤、桜井、秋山の10人。
- 名前だけの借用なので、性格が彼らに似ているというわけではない。
- 東映も度々ファンの間で議論になる「誰を2号ライダーとして扱うか」のややこしさは理解しているようで、『リバイス』では「『リバイス』の2号ライダーは誰なのか?」を題材とした超バトルDVD『仮面ライダーリバイス 2号ライダーはじめました~♪』を制作するという形でネタにしている。
- 2017年の『ビルド』あたりから何故か一部ファンの間で2号ライダーが数年間ヒロイン扱いされた。→男性ヒロイン
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一条薫・アンク・歌星賢吾・・・主人公ライダーの相棒的存在であり、2号ライダー的立ち位置にいたキャラクター。