概要
バットバイスタンプをツーサイドライバーに押印し、ライブガン/エビルブレードのトリガーを引いて変身する仮面ライダーライブ/仮面ライダーエビルの基本形態。
空を飛ぶ哺乳類「コウモリ」をモチーフとしている。
互いに共通して変身シーケンスで影から蝙蝠の大群が上空に集まり、バイスタンプ型のコウモリと化すと変身者に覆い被さり、スーツが形成され砕け散るように変身が完了する。
スペック&外見
ライブ
『バット!』
『Confirmed!』
「変身!」
『Eeny, meeny, miny, moe♪』
『Eeny, meeny, miny, moe♪』
『バーサスアップ!』
『Precious!Trust us!Justis!バット!』
『仮面ライダーライブ!』
狩崎「裏返ったッッッ!!!!!」
身長 | 195.7cm |
---|---|
体重 | 110.2kg |
パンチ力 | 20.5t |
キック力 | 48.6t |
ジャンプ力 | 42.8m(ひと跳び) |
走力 | 3.3秒(100m) |
閉じていた顔面のコウモリの翼は開き、それに伴ってオレンジ色のクリアパーツになっている。頭部はシルバー。
ブラックをベースとしたエビルに対比してホワイトがベースだが、差し色のターコイズは健在。
変身音は翻訳すると「大事!信頼!正義!」。
見るからに闇属性といった感じの容姿をしていたエビルとは異なり、変身者のプラスエネルギーを力の源とし増幅する「ライブシステム」や邪悪な存在の力を打ち消す能力を持つ。
飛行能力やステルス能力などコウモリに由来する能力は引き続き有しており、前掛けのライブバットローブが翼の代わりを果たす。
後述のエビルシステムが心の闇の強さを力としているのに対し、その反作用を利用して善の力を行使するコンセプトとなっているのが特徴。
まさしく、心を閉ざした大二が心を開いて変身できるようになった様を表した姿だと言える。
エビル
「優しい弟のフリも今日で終わりだ…」
『バット!』
『Confirmed!』
元太「何だこれ!?」
「変身」
『Eeny, meeny, miny, moe♪』
『Eeny, meeny, miny, moe♪』
『バーサスアップ!』
『Madness!Hopeless!Darkness!バット!』
『仮面ライダーエビル!』
身長 | 207.0cm |
---|---|
体重 | 106.8kg |
パンチ力 | 15.8t |
キック力 | 37.5t |
ジャンプ力 | 45.1m(ひと跳び) |
走力 | 3.1秒(100m) |
蝙蝠の遺伝子によって高い静穏性によるステルス能力と飛行能力を有するヒットマンの様な仕様で、初登場時もリバイの背後から音もなく奇襲に成功している。超音波を発して暗闇での活動やコウモリよろしく天井にもぶら下がれる他、武器にも転用できる。
更に変身者のマイナスエネルギーを増幅して力に変換する「エビルシステム」によって高い戦闘能力を得ている。
変身音は翻訳すると「狂気!絶望!闇!」。
一見しただけではあまりコウモリがモチーフであることがわかりにくいが、よく見ると顔の形は羽を閉じて逆さまにぶら下がっているコウモリになっている。複眼と胸部の最強生物の紋章の色はそれぞれターコイズとイエロー。
頭部はブレイドやゼロワン・アメイジングヘラクレスのように尖ったパーツが付いている(これが尻尾の部分)。
自身の胸部にバットバイスタンプを押印することで、超音波による攻撃が可能である。
また、ベルトのスタンプ台「オーインジェクター」にバイスタンプを押印することで攻撃を強化できる。作中ではエビルブレードの斬撃にコングのエネルギーを付加した。
リバイ・レックスゲノムがヴェノムと呼ばれているのに対し、こちらはバットマンなどと言われている。
リバイス
「バット!」
「Come on!バ!バ!バ!バット!」
「バディアップ!」
「ズバッと!カット!ショット!」
「アクロバット!ドカッと!バット!」
スペックも外見も不明。そのため画像は想像図。
玩具の音声でのみ確認可能。
変身音声から、ライブガン/エビルブレードのように剣と銃で使い分けられる武器(もしくはリバイとバイスで1種類ずつ)を使うと思われる。
リバイスバット
「必殺!ガブッと!コンバット!バット!」
仮面ライダーリバイ バットゲノムと仮面ライダーバイス バットゲノムがリミックス変身した姿。
コウモリを模した姿に変形すると思われる。
必殺技
ライブ
- バットジャスティスフィニッシュ
「必殺承認!」
ライブガンに装填されたバットバイスタンプのスイッチを押し、トリガーを引くことで発動。
ライブガンから黄色い弾丸か黄色い音波状の弾丸を放つ。
または白い蝙蝠を右足に纏って飛び蹴りを放つ。
第15話ではバイスのバリッドシールドを踏み台にして飛び、リバイ・バリッドレックスゲノムとジャンヌと共にトリプルライダーキックを叩き込んだ。
劇場版でのシックとの戦いではローリングソバットとして放ち、ジャンヌのリベラルスマッシュ(回し蹴りバージョン)とデストリームのデストリームフィニッシュに繋いだ。
『ガンバライジング』ではライブガンによる銃撃を放ちスタンプ台型のオーラを通り抜けると拡散する。
- ライブストライク・バット
『ガンバライジング』で使用。
エビル
- バットダークネスフィニッシュ
「必殺承認!」
エビルブレードに装填されたバットスタンプのスイッチを押し、トリガーを引くことで青緑色の斬撃を飛ばす。
または青緑色の稲妻を纏って巨大なバイスタンプ型のエネルギーを生成し、飛び回し蹴りを放つ。
劇場版でのシックとの戦いではゼロ距離でエビルブレードの操作を行い、連続斬りを浴びせた。
『ガンバライジング』ではエビルブレードによる斬撃を複数回行った後、上空に浮かんだスタンプ台型のオーラに逆さまにぶら下がった状態から背中にコウモリの翼の形のエネルギーを形成してライダーキックを炸裂させる技として扱われている。
- バットダークネスフィニッシュ(『ガンバライジング』)
『ガンバライジング』で使用。相手に高速で近づき1度目の斬撃、上に跳び上がって大切断方式で2度目の斬撃、相手の腹部に剣を突き立てて3度目の斬撃を放つ必殺技。
- エビルブレイク・バット
『ガンバライジング』で使用。
- エビルバットスラッシャー
『ガンバライジング』で使用。「エビルバットスラッシュ」と言う似たような…というかほぼ同じ技名の技を使っているが、こちらは汎用技。
リバイス
- バットスタンピングフィニッシュ
バイスタンプを2回倒して発動。
バットバイスタンプ
「バット!」
空を飛ぶ哺乳類「コウモリ」の力と令和ライダー3作目の2号ライダー「仮面ライダーライブ/エビル」の意匠をモチーフにしたバイスタンプ。
カラーはライブ/エビルのマスク部分がブラック、バット部分がホワイトとなっている。
第26話では体を乗っ取ったカゲロウが大二を出すために体に直接押印していた。また、ジョージ・狩崎から入手した予備のスタンプおよびドライバーを大二に与えている。
余談
- 1つの形態に3つも個別の変身音があるという珍しい…というか贅沢な形態。
- 敵(エビル)から味方(ライブ)になる展開はイソップ寓話「卑怯なコウモリ」からか。
- ライブの変身音にあった「Justis」と言う英単語は正義を現す「Justice」と丁度ですを意味する「Just is」をもじった造語である。
- エビルの見た目からバットマンやスプラトゥーンを連想した視聴者が多かった。因みに偶然にも『リバイス』にはイカがモチーフの怪人がいる。
- エビルは第26話でマスク割れを披露したが、顔が見えていないのはリバイスライダーには肉体変化の要素があるため。つまりこの状態は(悪魔に存在するかは不明だが)眼球が潰れ頭蓋骨が陥没している状態ともいえる。変身解除したカゲロウの左目が写されていないことからもこの状態が示唆されている。
関連タグ
バッタゲノム:一文字違いのゲノム。
仮面ライダーナイト、仮面ライダーキバ、仮面ライダーダークキバ、仮面ライダーキバーラ、仮面ライダーマッドローグ/バットエンジンフォーム、仮面ライダーブラーリ、バットキングロボ:コウモリモチーフのライダー/フォーム。
ナイトローグ:物語序盤は正体不明だったコウモリがモチーフの黒い戦士。
2号ライダー基本フォーム