「私の本当の強さ、見せてあげる!」
「サクッと、倒すよ!」
CV:井本彩花
スーツアクター:宮澤雪
変身者
・五十嵐さくら
概要
『仮面ライダーリバイス』に登場する仮面ライダー。
五十嵐さくらが変身する。第11話では変身出来なかったが、続く第12話にて遂に登場した。
変身ポーズは、失敗していた頃は起動したバイスタンプを装填、右手でそのまま倒すと言う旧1号を思わせる物だったが、12話での「本当の」初変身ではバイスタンプを押印する所までは同じだが、左手の上に右腕を添え、左腕を掲げてから両腕をVの字の様な形で円を描く様に動かし、クウガの変身ポーズに酷似した構え(※)を取ってから左手でバイスタンプを倒し、その左腕を横に伸ばすものとなっている。
ガールズリミックスにて変身ポーズは鏡を見て練習したことが判明。
※演じる井本彩花氏曰く「五十嵐ポーズを取り入れている」との事で、一輝、大二のそれと比べると構えの位置も相俟って分かりにくいが、良く見てみるとこの構えこそが「五十嵐ポーズ」になっている。
ライダーズクレスト
シンプルにジャンヌとラブコフの顔が上下に重なった、リバイスの物に近いデザイン。
ジャンヌの辮髪のような頭部パーツは下に左にとスタンプ面に沿って折りたたまれており、コブラの顔から飛び出た舌がラブコフの前髪になっている。
戦闘スタイル
リベラドライバーのコンセプト上、バイスタンプによって形態変化したラブコフを武器に立ち回るのが基本だが、変身者のさくらが空手を学んでいるのもあって滅法強い。
コブラゲノムの身軽かつ柔軟な肢体から繰り出される徒手空拳は強烈の一言であり、近接戦に関してならまさに無敵とも呼べるだろう。
形態
基本形態
『Ah Going my way!』
リベラドライバーにコブラバイスタンプを押印して変身する基本形態。
ジャンヌ自身はゲノムチェンジせず悪魔であるラブコフがチェンジする為、アイテムとして記載。
強化形態
『Ah We are!We are!』
『仮面ライダー!インビンシブル 蛇!蛇!蛇!蛇!蛇!蛇!ジャンヌ!』
第46話に登場した、リベラドライバーにキングコブラバイスタンプを押印して変身する形態。
ラブコフの顔が彩られた胸部に、背部に4つに分かれたムチが装備されている。
使用アイテム
変身ベルト。11話から登場。何者かにより宅配便で送られて来た物。
ゲノムウェポン
ラブコフがゲノムチェンジにより変化する武器。さくら自身は徒手格闘がメインだが、物語の進行によりラブコフの変化バリエーションが増えており、現在ではオールラウンドの戦いが可能になっている。
ガンバライジング
リリリミックス3弾から参戦。当然現行なので最高レアリティのLRで登場。これで女性ライダーのLRが4期続いて登場した事になる。
余談
- 名前の由来はフランスで起こった百年戦争の後に魔女(=悪魔の契約者)と目され魔女裁判にて火炙りにされた「ジャンヌ・ダルク」であると思われる。ちなみにジャンヌは死後に聖人認定された為、かなり皮肉が効いている。
- ジャンヌ・ダルクは良く言えば情熱的、悪く言えば頑固で脳筋な所がある為、強がりな所があり、戦場に自ら身を投じたさくらにはピッタリなネーミングだと言える。
- 兄2人から強い物言いで戦力外通告をされた後に変身するような描写だったため、一部視聴者からは「大二の次はさくらが闇堕ちか?」等と言われていたが、実際は困ってる人を見捨てられないから=正義という理由、さらには変身失敗と予想の斜め上の展開であった。
- ライブ/エビル、デモンズはそれぞれ蝙蝠男と蜘蛛男がモチーフである為、元ネタは同じく『仮面ライダー』に登場する怪人コブラ男だと思われる。
- 『仮面ライダー THE FIRST』にはスネークと言う蛇がモチーフの女性怪人が登場する(元々漫画版の女性怪人が元ネタだが)。
- シリーズ初のテレビ本編に登場する専用の変身ベルトを使用する女性ライダーである。
- 第46話で強化形態を入手した事でシリーズ初のテレビ本編で強化フォーム及び最強フォームを入手した女性ライダーとなった。
- また、その強化フォーム及び最強フォームが専用であるのも初である。
- 女性ライダーの初変身回が第12話と言うのは歴代でもかなり早い方である
- また、女性ライダーでは1クール目で変身するのは仮面ライダーバルキリー以来である上に、初変身回の早さもバルキリーに次ぐ3番目の速さであり、「仮面ライダーのヒロイン」と言う括りで言えばブッチギリの最短記録を更新した。
- それまでは「仮面ライダーのヒロイン」の変身最短記録は『仮面ライダーディケイド』で光夏海が変身した仮面ライダー電王(これも専用では無く、既存ライダーである上に、歴代キャラによる身体の乗っ取り)の第14話が最短だった。尚、夏海自身も後に新規の仮面ライダーに変身する事になった。
- 作中における登場順では6人目の仮面ライダーであるが、リバイスのライダー番号のカウントはかなりややこしく、仮面ライダージャンヌが何号ライダーであるかについては複数説がある。
- メインのジャンヌ自身の姿は変わらず、相棒の"ライダーですらない"ラブコフのみが変化すると言う珍しいタイプ。フォーゼの「モジュールチェンジ」に近いかも知れない。
- これに類似するケースは自身ではなく他の仮面ライダーを変形させるディケイドとディエンドのファイナルフォームライド、協力関係にある怪人を変形させるNEW電王位。
- やや毛色が異なるものではフォームチェンジの手順で搭乗ビークルのモードを変化させるジオウとゲイツ、自発的に変形した相棒の怪人を武器にするゼロノス(ゼロフォーム)がいる。
- 彼らにはそれとは別にフォームチェンジ自体は存在する為、この要素は当初はジャンヌのオンリーワンであった。そして来る第46話にてジャンヌにも強化形態が登場し、彼らの仲間入りとなった。……オンリーワンの特徴を欠いたとも言えるが(なお、NEW電王のフォームチェンジはイレギュラーであり本来の能力ではない)。
- 映像作品に限定するが、過去作ではごく普通の少女が変身に失敗したり変身出来ても即変身解除される描写があったり、特殊な事情を持った女子高生が仮面ライダーに変身して大活躍する事はあったが、さくらの様な(本当に)一般な家庭で育ったごく普通の女子高生が仮面ライダーに変身するのはシリーズを通してかなり珍しい方である。
- ところがさくらの場合は育ちが普通でも血統が普通では無かったため、実際は「特殊な事情を持った女子高生」であった。
- 変身前のさくらの特技が空手だけあってか、変身後も同じく格闘戦を主体とする。
- 仮面ライダーメテオも同じく、格闘戦を主体とする点で共通。
- しかし、蛇の動きを手本とした格闘技は空手とは別に中華拳法の蛇拳がある。
- 「あさくら」→「さくら」、「EVOL」→「LOVE(COV)」と、過去のコブラライダーをオマージュしていると言う噂もあるが、真偽は不明。
- 登場頻度がかなり高くいつも激しい戦闘が行われているためか、第37話の時点でオレンジ色のマスク部分が若干割れかけていた。
pixivでは
オリジナルライダーとして描かれた仮面ライダージャンヌが存在した。
関連イラスト
関連タグ
仮面ライダーリバイス 五十嵐さくら ラブコフ(仮面ライダーリバイス)
仮面ライダー一覧 サブライダー 3号ライダー 女性ライダー
ブルーヒロイン オレンジヒロイン
ライダーシステム(リバイス) ジャンヌシステム
関連・類似キャラクター
- 仮面ライダー王蛇、仮面ライダーエボル、仮面ライダーサガ:蛇がモチーフのライダー。
- 甲冑眼魔:こちらはジャンヌ・ダルクがモチーフのライダー怪人。
- 仮面ライダーウォズ、仮面ライダーソロモン:名前が人名から取られたサブライダー。ウォズとは3号ライダーという繋がりもある。
- ソルジャンヌ/樋口玲子:「ジャンヌ」を冠した東映特撮の女性ヒーロー。
レジェンドライダー関連
ジャンヌフォーム
3号ライダー
エスパーダ → ジャンヌ → ナーゴ
女性ライダー
剣斬(先代)/カリバー(4代目)/サーベラ → ジャンヌ/アギレラ/ダークアギレラ → ナーゴ/レター/ロポ
○号ライダー
ライブ/エビル(2号) → ジャンヌ(3号) → デモンズ(4号)