歴代の担当声優
デジモンアドベンチャー
| 荒木香恵 |
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デジモンアドベンチャーtri. | M・A・O |
デジモンアドベンチャー: | 和多田美咲 |
概要
劇場版『デジモンアドベンチャー』と『デジモンアドベンチャーtri.』の第5部のヒロイン。
無印時代
幼い頃からホイッスルを首にかけていて、映画第1作ではコロモンとホイッスルを吹いてコミュニケーションを図ったり、全力で吹いてグレイモンを起こそうとしたりと、印象的な活躍をしていた。
本来は太一たちと一緒に子供会のキャンプに参加し、デジタルワールドに旅立つはずだったが、風邪による病欠でキャンプへ行かなかった為、他の7人より遅く戦いに参加した。
初登場は21話(実は前日譚の劇場版を見ていない人向けに、ヒカリの存在自体の伏線は第3話の太一がヤマトにタケルの事を聞いた時の太一の反応で張られている)。8月1日の朝に出かけた太一がその日の昼に帰宅してきたのを出迎えたが、すぐにデジタルワールドへ行ってしまい、後に再びその日の夜に太一が帰宅するのを迎えた。
ヒカリ自身はデジヴァイスを持たず自覚もなかったが、後にヴァンデモンの手下達の捜索で「8人目」であることが判明。パートナーデジモンはテイルモンで、37話でピンク色の「光の紋章」を手に入れる。
歳の割に聡明で、時に不自然なほどの落ち着きを見せることがあり、儚げでどこか不思議な雰囲気を漂わせている。
自分が苦しくても決してそれを口にせず他人の事を気にかけるなど、心優しくも危なっかしい性格をしている。そのせいで過去に生死の境をさまよった経験があり、その直接的な原因を作った太一にとってトラウマになっている。
当初は風邪を引いていたため、病弱な印象があるが、本来は元気な普通の女の子。
太一にはずっと守られて大事にされてきたせいか、彼への愛着が強い。
皆との合流が非常に遅いためか、オープニングアニメでは唯一登場していない。しかしいつの間にかメインヒロイン的存在になっていた。
「選ばれし子供達」の中でも特別な力を持っており、デジモンの体力を回復させたり、「デジタルワールドの安定を望む者」を憑依させて、言葉を中継したことがある。
さらに、皆が忘れていた1995年の光ヶ丘での事件(劇場版『デジモンアドベンチャー』)の当事者であり、それをただ一人記憶している。そして普通の人には見えない現実世界に『歪み』として現れたデジモン達も、以前から見ることが出来ていた。事件の当時、太一とともにデジタマからボタモンを孵し、グレイモンまで進化させたが、太一はこのことをすっかり忘れている。
初登場した回で太一が帰宅した際には、初めて見るはず(と太一は思った)のデジモンを前に平然として「コロモンも一緒に来たのね」と言い太一を驚かせたが、これも過去の事件でコロモン(別個体)と出会った時と、その個体がパロットモンと戦った末に消えたことを覚えていたためである。
02時代
続編『02』ではお台場小学校5年A組在籍。ピンク色のD-3(ジョグレス進化時は赤&白)の持ち主。光のデジメンタルを手に入れる。今作のメインヒロインとして活躍。
前作のホイッスルの代わりにデジカメを首にかけるようになる。服装も活動的な格好になっており、性格面でもより明るくなった印象だが、常人には分からない物事を感じ取る不思議な能力は失われていない。
また、同級生に見せる優しい少女としての一面と、冒険好きなテイマーとしての姿を使い分ける二面性もあり、真実を明かす事での現状の変化を恐れ、仲間達以外の前ではあまり素の自分を曝そうとしない。嘘を必要な事と割り切っており、普段他人に見せる優しさや女の子らしい柔らかな雰囲気は大輔を始めとした男子の憧れの存在になっている。実際に中国に飛んだ際は現地の三人組テイマーも彼女に夢中になっていたが、それが八神ヒカリという少女の全てではないことに留意されたい。
タケルとは紋章の類似性や長年の付き合いから、実の兄とはまた違う、兄妹(姉弟)のような関係を築いている。大輔に付き合ってるのかと聞かれた際ははぐらかしたり、タケルと撮ったツーショット写真を送ったりと、一緒の時は普段見せない小悪魔な一面を出すことがある。年の割に大人びた一面を持つヒカリだが、タケルや大輔の前では言いたいことを言えたりする辺り、異性として意識するまでは行かずとも心を許せる間柄であることが窺える。
デジタルワールドの言葉で進化や美を示す光の紋章を持つためか、デジタルワールドとは別の世界に当たる暗黒の海に住むダゴモンやハンギョモンの姿に化けていた謎のデジモン達から子孫を増やす為の花嫁に選ばれてしまった事もあり、エンジェウーモンとタケル&パタモンにより助け出された。
また、キメラモンの圧倒的な強さやベリアルヴァンデモンの凶悪な殺戮には簡単に屈し諦めそうになるなど、大輔に比べると挫折を知らない分精神的には打たれ弱い部分もある。
本来はタケル同様、今回の戦いに参加させる予定では無かったが、パートナーのテイルモンがパタモン同様古代種の遺伝子データを持ち、アーマー進化が可能だったため、再び選ばれた。
後に少女時代の夢であった幼稚園教諭となり、息子を一人もうける。(タケルとも大輔とも結ばれてはいない。)
デジモンアドベンチャー:
初代と異なり、オープニングにテイルモンと共に登場している。
今作は風邪を引いておらず、母親と共に環状線に乗ったのだが、アルゴモンの仕業で電車の暴走に巻き込まれる。
しかし、太一がアグモンや石田ヤマトと共にアルゴモンを倒すと、兄が自分や世界のために戦っていると朧気に感じたようで、タケルと共に舞い降りてきた天使の羽に手を伸ばすと、光の紋章と希望の紋章が輝き、グレイモンとガルルモンが合体し、オメガモンに進化した。その後は自宅で太一に「ありがとう」とお礼を言った。
東京中に異常な停電現象が起こった時はデジヴァイスを手に家を飛び出した兄を見送り、同行しなかった。
その後、現実世界で問題に対応する光子郎達の前に現れ見守っていたが、何者かに呼ばれていると発言しそのまま彼らと共にデジタルワールドに転送された。
ダークナイトモンに新たな標的として狙われ攫われてしまうが、その際には自分からついていったような様子が見られる。
過去の大戦を見ることになった太一によってもう一体の聖なるデジモンのパートナーではないかと考えられており、ケルビモンの記憶を持つロップモンも状況からそれを肯定している。
そして、ダークナイトモンによってミレニアモン復活の生け贄として彼の体内に取り込まれた。しかしそれは、ダークナイトモンこそが自分のパートナーであるテイルモンだと気付いていたため、闇に囚われた彼女を救うために、自らダークナイトモンに着いていった事が真相である。
テイルモンを救出した事により、デジヴァイスを入手して選ばれし子供となり、太一とウォーグレイモンによってダークナイトモンの体内から救出された。
第53話にて、丈がトノサマゲコモンから奪還した温泉に「私も一緒に入ろうかな・・・・・」とぼやいた後に兄の太一や同い年のタケルと共に本当に温泉に浸かっていた。しかも(おそらく)裸で。太一は家族だしタケルとヒカリは二人とも小学2年生でまだそういうことを意識する年齢ではないとはいえ……。後にこの方が知ったとしたらと思うと先が思いやられる。前話で太一に同行しジャンクモンとも合流していたはずの空がいなかったのはこのシーンのためだった・・・・・・?
余談
ヒカリの声優である荒木氏は泉光子郎のお母さん役も務めていた。
関連イラスト
関連タグ
デジモンアドベンチャー デジモンアドベンチャー02 テイルモン エンジェウーモン