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基本データ

世代完全体
タイプアンデッド型
属性ウィルス
必殺技ナイトレイド
必殺技(X抗体)ヴァンパイアセオリー、ブラッディドレイン
得意技ブラッディストリーム、デッドスクリーム、クラウドミニオン
勢力ナイトメアソルジャーズ

概要

デジモンワールド』で初登場したアンデッド型のデジモン。

後ろに撫で付けた金髪にコウモリモチーフの仮面、アンデッドの王に相応しく首元には同じくコウモリモチーフの勲章も着用。

中世の歩兵の軍服および大礼服に似た衣装を着用し、前身頃は大礼服に似たダブルブレストが股間のところまで繋がっており、腰にはベルトが2本巻かれているためくびれが強調されている。エンジニアブーツのような靴をブーツインしている。

元ネタの吸血鬼のような燕尾服等を着ることは無いが、襟が大きく裾がコウモリの翼のようになったマントなどを着ており、風貌はドラキュラをイメージしている。

アンデッドの王とまで呼ばれる力を持つが、日光に弱く、日中では満足な実力を発揮できない。


必殺技はコウモリの群れを発射して襲わせる「ナイトレイド」。

他の技は、手から伸ばす赤いムチ状の電撃「ブラッディストリーム

手から撃ち出すコウモリ型の光弾で敵を石化させる「デッドスクリーム

右手に作り出した渦へ敵を呑み込む「クラウドミニオン」。


漫画『デジモンアドベンチャーVテイマー01』では、

幻覚作用を持つ「悪夢の毒電波(ナイトメア・ウェーブ)」を使用した。


人気も高く、デビモンの究極体がダンデビモンで初登場だったのに対し、こちらは究極体への進化が3タイプ存在し、いずれもアニメに登場している。


X抗体版は本体がマント化、顔や体は義体、腕はダミーにすることで昼間でもフルパワーを出せるようになった。


必殺技は敵をマントで包み込み蝙蝠に変えてしまう「ヴァンパイアセオリー」と

マントの爪を突き刺しデータを吸い上げる「ブラッディドレイン」。


作品での活躍

デジモンワールド

ファイル島の闇貴族の館で研究を行っていたが、研究に没頭するあまり食事を忘れて倒れてしまう。

アニメとは違い友好的で喋り方も砕けている。


デジモンアドベンチャー

CV大友龍三郎

第三のボスとして登場。一人称は「私」。

態度こそ紳士的だが、冷酷かつ残忍で、自分こそが王に相応しいと考える高慢な性格の持ち主。

現実世界とデジタルワールドを完全なる邪悪な世界に統一し、両世界を統べる王となる野望を抱く。


参謀格のピコデビモンを始め配下に多数のデジモンを従えており、その中には同じく完全体のマンモンファントモンもいるが、テイルモンを後述どおり恐怖で支配していたり、ウィザーモンゴツモンパンプモンの離反を招く結果になった一部始終から、人望と呼べるものは薄い模様。


テイルモンが「光の紋章」のパートナーデジモンであることを知っており、それゆえに彼女がパートナーとなる人間に遭遇して力に目覚めないよう、虐待による恐怖でテイルモンを支配して手駒として傍に置いていた。


そして「八人目の子供」を抹殺すべくリアルワールドへと侵攻。

自身の力を強化するためにお台場をはじめとした周辺地域を結界で封鎖し、多数のデジモンをデジタルワールドから呼び寄せて暴れさせ、恐怖と混乱に陥れた。

またそのための力を養うべく、現実世界の女性を誘惑し襲いマントで包み込んだり馬車に連れ込んだ女性の血を啜るという元ネタの吸血鬼らしい行動も起こしている。


しかしデジタルワールドから帰還した選ばれし子供達の活躍や、八人目の選ばれし子供の登場によって阻まれ、エンジェウーモンとなったテイルモンに敗北。その後ヴェノムヴァンデモンへと予想外の進化を果たし、ウォーグレイモンメタルガルルモンワープ進化コンビをも撥ね退ける強さを発揮するも、紋章の力によって拘束され、そこを一斉攻撃で叩かれて消滅した。


しかし…


デジモンアドベンチャー02

CV:森川智之


黒幕にしてラスボスという、破格の待遇で再登場。

前作で消滅したかに思われた彼だったが、実際にはデータの状態で尚も生き延びており、太一達がデジタルワールドへ旅立った直後に及川悠紀夫を唆して彼に取り憑き、彼の精神に潜伏して生き長らえていた。そして、再び戦いが開始されるまでの3年の間に暗躍を続け、一乗寺賢の中にあった「暗黒の種」に目を付け、彼を『ダゴモンの海』まで呼び寄せてデジヴァイスを暗黒化させ、デジモンカイザーとなるきっかけを生み出した。


賢が正気を取り戻して改心した後は、彼から得た「暗黒の種」のデータからその複製を生み出し、心にトラウマを抱えた子供たちに移植し、その心の闇を吸って開花した種のエネルギーを使って完全に復活した。

その力は以前の頃よりも数段上がっており、選ばれし子供達を敗北寸前にまで追い込み、地球を覆うほどの闇を展開して見せるなど、前作の比ではないほどの計り知れないパワーを発揮した。


ヴェノムヴァンデモン時と異なり、知性はあるのだが溜まっていた3年分の鬱憤が影響か、以前に比べて悪知恵と残虐性が肥大化しており、一人称が「俺」になっていたり、言動も荒々しくなっている。

だが子供たちの奮戦に徐々に押されていき、最期はインペリアルドラモンの「ギガデス」を受けて今度こそ完全に消滅した。


デジモンクロスウォーズ~時を駆ける少年ハンターたち~

クオーツモンが生み出したコピー体として複数登場。

その内の数個体がヴェノムヴァンデモン、ベリアルヴァンデモンに進化した。

EDのミニコーナーにも登場し、タギルによってヤキイモンとデジクロスさせられ、マントが新聞紙になってしまった。


デジモンゴーストゲーム

S.V.


「耐え難い…。この世界では下等な人間どもが幅を利かせ、ヴァンパイア族はただの伝説。我々にとって、人間など全て下僕。この世界を支配できるのは、気高く美しきヴァンパイア族のみ…」

「最も気高き王の資格を持つ私は、ヴァンパイア族を増やし、その真祖となり、人間どもの支配者になる!」


「我はこの世を支配する、ヴァンパイア族の真祖たるべき者……ヴァンデモン……!」


CV:森川智之

OPでは彼らしきシルエットが確認でき、第25話にて本編に登場。声は02に引き続き森川智之氏が担当する。


普段は「エッセ・ヴ」の略称で呼ばれる大手企業「スカルラット・ヴェント」のCEO"アビエル京極"に扮し、プラチナメンバーとして招待したSNSで人気のある女性たちをヴァンパイア化させ、ヴァンパイア族の千年王国を築こうとリアルワールドの支配を目論んだ。

『無印』の個体と同じ様に、自身が王たる存在だと相応しいと考える傲慢な性格で、ヴァンパイアを伝説の物だと隅に追いやりながら、のうのうと生きる人類を「下僕」だと見下している。

眷属としてヴァンパイアに変えた人間の他に、自身の使いのコウモリの力で飼い犬「パチェパ」に化けさせたサングルゥモン、同じく側近の男に化けさせているマタドゥルモン、さらにはかつてアンゴラモンに敗れたドラクモンといった吸血デジモン達を従えている。


次のターゲットとして瑠璃に目をつけ、会社に招待する。サングルゥモンによる事前調査で、彼女がデジモンをパートナーとする人間と知り特に強い興味を持っていた。

しかし、会社のモットーや商品の至る所に「」を思わせる要素があったことからアンゴラモンはこのことを怪しみ、清司郎と一緒に瑠璃の様子を見に、会社に向かうことに。

会社でもてなし、隙を見て血を吸おうとするも瑠璃が眷属の一体であるドラクモンと知り合いであったことを知ると、プライドを穢したドラクモンを消滅させた後に、その正体を現す。

デジモンをパートナーとする彼女は「特別」と興味を持ち、彼女を眷属にして自分の部下の幹部にすることも考えていた。


その後、宙を会社に招き入れ、瑠璃と同様に彼らが自分の千年王国にふさわしいか試すべく、単身でベテルガンマモンテスラジェリーモンを相手に交戦。

「ヴァンパイア族の真祖たるべき者」と自称する事はあり、その実力は2体の実力を遥かに上回っており、いとも簡単に2体を圧倒、テスラジェリーモンを蹴り一発で退化させた。

そして戦いの中で「ガンマモンが特別なデジモンである」と見定めると、召喚したコウモリに仕込んだウイルスでベテルガンマモンに宙と痛覚を共有させてじわじわと甚振り、窮地に陥れて眷属にしようとする。

ところが、宙の「乗り越える」という言葉をトリガーに、ベテルガンマモンがグルスガンマモンの進化を抑えて、カノーヴァイスモンに超進化。彼から「姑息な真似をするな」と言われたのが癪に触り『ナイトレイド』を放つも、そのまま『ドラゴニア』で貫かれ敗北。既の所での無数のコウモリとなって致命傷を回避し、そのまま撤退していった。

その後、ヴァンパイアにされた人間達は元に戻り、残ったマタドゥルモンとサングルゥモンは彼を見限り、どこかへ去っていった。

その後の残された会社やその社員がどうなったかは不明。


ちなみに声優は上記の通り02のヴァンデモンと同じである(あちらは素のヴァンデモンで現れた訳ではないが、無印と同一個体)。配下のドラクモンを踏まえて考えるとあのヴァンデモンを意識しているのかもしれない。『02』の粗暴な演技だったベリアル版とは異なり、無印版に近いキャラの為か同じ森川氏の担当していた及川悠紀夫に近い声で演じている。


デジモンサヴァイブ

CV:根本幸多

東雲カイトのパートナーデジモン・ドラクモンの完全体の姿。

他の形態と違い紳士的な敬語で話す。


進化ルートの一例

ヴェノムヴァンデモンルート

ズルモンパグモンピコデビモンデビモンヴァンデモンヴェノムヴァンデモン

ベリアルヴァンデモンルート

ズルモン→パグモン→ピコデビモン→デビモン→ヴァンデモンベリアルヴァンデモン

ネオヴァンデモンルート

ズルモン→パグモン→ピコデビモン→デビモン→ヴァンデモンネオヴァンデモン


余談

実は『デジモンアドベンチャー』(無印)第35話にて「8人目の選ばれし子供」を探して始末するべく東京ビッグサイトに連行した子供たちを1人ずつ尋問する描写があるが、ピコデビモンからは「そんな手の込んだことをするより、皆殺しにしたほうが早いでしょうに・・・」と指摘されていた。

ヴァンデモン自身はこれを「それでは私の美学にそぐわぬ」と聞き流していたが、当時ヴァンデモンに囚われていた子供たちの中には『02』の主人公・本宮大輔(当時小学2年生)がいた。

結果的に大輔にだけはベリアルヴァンデモンの技「マインドイリュージョン」が通用せず、一時は復活したヴァンデモンも今度こそ完全に消滅させられたわけだが、もしここでピコデビモンの忠告を聞き入れていれば後に自らの破滅の引き金となった大輔を始末できていたことになる。


『02』のドラマCDによれば、『アドベンチャー』での被害状況が詳細になっており、インフラが壊滅状態になった結果、選ばれし子供たちの家庭は入浴をタライで済ませた程。なお、02の子供達が持っているディーターミナルはインフラ修理で通信網が無線に切り替わった際に子供たちに配布された通信端末である。



亜種


関連イラスト

闇の城ヴァンデモン好きなデジモン

霧のお台場ヴァンデモン


関連タグ

デジタルモンスター デジモンアドベンチャー デジモンワールド デジモン

ドラキュラ 吸血鬼

ボルトバウタモン

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